土日は全部つぶれる!? 子どもを“スポ少”に入れるメリット&デメリット
●コーチの指導力には疑問
スポーツ経験者のパパからは、こんな苦言がありました。
『その辺のアマチュアパパが、ボランティアでコーチをやってる程度の団体です。だから、指導力や運営方針には正直いって疑問を感じますね。僕もそうですが、経験者から見ると時々ありえない指導 をしているのでイライラしますよ』(40代男性/野球少年団)
なるほど、経験者ならではの発言ですね。
本格的な指導を期待するなら、きちんとしたクラブチームに入れたほうがいいのかもしれません。
●親の温度差が激しすぎる
最も多く上がったのが、こういった声でした。
『試合に負けると「いいところだったのに○○くんがエラーしたせいで負けた!」とか応援席から叫ぶ親がいる』(30代女性/野球少年団)
『自分の子だけでなく、よそのお子さんに対しても「ヘタクソ!」って言うママやパパがいます。不快です』(30代女性/バスケ少年団)
『キャピキャピしすぎの親もちょっとね。
お揃いの応援Tシャツを作ろう とか、コーチと親睦飲み会しようとか、バカみたいだなぁと思うときはあります』(40代女性/バレーボール少年団)
このように、アツすぎる保護者に苦い思いをしているママたちがいる一方で、
『協力的じゃない親がいてホントに困る。自分の子どもの送迎しかしたくないなら、普通のお稽古ごと行けばいいじゃん。
みんなキツい思いしながらも協力しあってるのに、こういう親がいると全体の和が乱れる んだよね』(30代女性/小6男の子のママ/野球少年団)
といった意見もあります。
保護者間の温度差は、スポ少にまつわる非常に大きな問題のようです。
●楽しいスポ少ライフのコツ
少しでも楽しくスポ少ライフを送るためには、どうしたらいいのでしょうか。考察してみました。
●参加者全員が協力すべき団体と理解する
スポ少は、コーチと保護者全員が協力しあわなければ運営できません。
お客様意識は捨て、自分にできることは率先して手伝う姿勢が必要です。
協力できない部分に関しては丁寧に断り、できる限り代替策を提案しましょう。
●意見があるときは堂々と
指導や運営の方針に不満があっても、内輪だけでコソコソしているだけなのはNG。
保護者会など正式な場できちんと伝え、チーム内での共通認識にしておくことが気持ち良く長続きさせるための秘訣です。もちろん、伝え方は慎重かつ丁寧に。