危険はすぐそこにある! 乳幼児期に注意すべき顔のケガと予防法3選
と言われショックでした』(37歳/5歳男の子、3歳男の子のママ)
『雨の日、マンションの濡れたエントランスで滑って転んで、唇と歯茎から出血してしまいました。出血が多かったし、ビックリするほど唇が腫れ上がったので、歯を損傷していたらどうしようとかなり焦りました。よく見ると、歯は折れていませんでしたが多少のグラつきがあったので、翌日歯医者で診てもらい、接着剤で固定することに。歯医者さんには「永久歯が出てくるまでは定期的に観察していきましょう」と言われました』(39歳/5歳男の子のママ)
●こう防ぐ!
・レジャーシートや紙類を床に置きっぱなしにしない
……薄いシート状のものの上に勢いをつけて乗ると、滑って転びやすくなります。
・子ども同士の遊びは注意しながら見守る
……タオルケットに乗せて引っ張る、テント型遊具内で暴れるなどの遊びはバランスを崩しやすく、転んだ際に口内をケガする恐れ があります。
・濡れた路面や滑りやすい靴の日は要注意
……いつも歩いている道、毎日履いている靴が、濡れることで非常に滑りやすくなる場合があります。
●(3)あごのケガ
『つかまり立ちが盛んだったころ、ソファーテーブルにつかまって立っていた際にバランスを崩してあごを強打。翌日にはけっこうなアザになって心配でしたが、骨に異常はなかったのでよかったです』(32歳/1歳女の子のママ)
『祖父母の家へ宿泊したとき。
実家のお風呂は硬いタイル張りで、深さもある昔ながらのタイプ。自宅のユニットバスの感覚で遊んでいたら、浴槽の縁にあごをぶつけてパックリ切れてしまいました。傷はすぐにテーピングしてくっつきましたが、あまりの大泣きと傷にかなり慌てました』(35歳/3歳男の子のママ)
●こう防ぐ!
・つかまり立ちしているものの材質、高さに注意
……テーブルやチェスト、カラーボックスなどが近くにある場合、子どもがひざの曲げ伸ばしをすることであごをぶつけないか、高さなどをチェックし、危険な場合は安全グッズなどでカバー しましょう。
・つねに大人が付き添うようにする
……危険予知能力が未熟な子どもに対しては、大人がその時々の危険性を予測しながら付き添うことで多くの事故を防げます。また、さまざまな事例を知ったうえで、「ここでこういうことをすると、こんなことになってしまうよ」「ここにぶつかるとどうなる?」などの声かけをして、子どもに危険を想像させるというのも有効です。