こっそり監視? 子どものSNSアカウントを見つけたママの本音と対処法
思春期の子どもたちの心は揺れやすいもの。親には言えない出来事や思いをたくさん抱えているんですよね。
抱えきれなくなった気持ちは、どこかに吐き出さなければつらくなってしまいます。
古くは日記帳が子どもたちの心を受け止めてくれました。今の子たちにとっては、SNSがナイショの日記帳代わりということなのでしょうか。
●「ずっと見ている」ママたちの意見
一方で、お子さんのアカウントを監視し続けているママたちもいました。何を思ってのことなのでしょうか?
『オープンなアカウントなら、親に見られても当たり前 ですよ。だって、インターネットって誰でも見られることが前提でしょ?
それを日記だと勘違いしてる子が、個人情報やプライベートを書きすぎて問題になるんじゃないですか。
親に見られたくない内容なら、インターネットになんか書かなきゃいいんです。それこそ、日記帳に書いて机の引き出しの奥にしまっておけばいい』(50代女性/主婦/高校生女の子の母)
ちょっとしたつぶやきや、日常生活のことを気軽に書くことができるSNSは、使っているうちにまるで“日記帳”であるかのように錯覚してしまいがち。
でも、その向こう側には世界中の目があることを忘れてはいけません。そう、親の目も……。
さて、心配症のママからはこんな声がありました。
『私はSNSで見て初めて、息子に彼女がいることを知りました。それはいいんですよ、むしろ嬉しいことです。
ただ、彼女のアカウントを見たら、どうも不安定なタイプみたい。
彼女の発言に、いちいち息子が振り回されているように思えたんです。
正直言って、大人から見たら危うい関係でした。それでちょっと怖く感じて、息子と彼女のやりとりを見続けていますね』(40代女性/公務員/高校生男の子の母)
この方は、ふたりの関係性に干渉するつもりは一切ないとのこと。それでも監視を続けているのは、もしものときのため なんだと強調していました。
確かに、事件や事故が起きてから「知らなかった」では済まされないという面はあります。
書き込み内容を見守ることは、子どもをギリギリのところで救うことになるのかもしれませんね。
●見つけてしまったらどうするべきか
もしも子どものSNSアカウントを見つけてしまったらどうしたらいいのでしょうか。今回のインタビューをもとに考察してみました。