夫婦二人で十分幸せ! 私たちが“DINKS”を選択したワケ4選
子どもができないわけではなく、子どもを意識的に作らないという選択をした共稼ぎの「DINKS」。今や珍しくもない存在だと思いますが、まだまだ世間からの風当たりは強いものです。
私自身も、「子どもは?」と聞かれて、「うちは子どもは作らないって決めてるから」と答えると、「え!?じゃあなんで結婚したの?」と責めるような口調で質問されることも少なくありません。
好きな人と法的にも夫婦として認められた上でずっと一緒にいたい。ただそれだけで結婚するのは悪いことなのでしょうか?子どもを産まない人に、結婚する権利はないのでしょうか?そう問いたくなることは多々あります。
でも、日本の少子化が進めば将来的に困る事態になるということもわかっているため、正直、「申し訳ないな」という気持ちや後ろめたさがあるのも事実です。
今回は、「女性は子どもを産むのが当然!」「自分の子どもほどかわいいものはないのに、産まないなんて信じられない」と思っている方たちには理解されにくい、私たちがDINKSという人生を選んだワケをご紹介したいと思います。
「そんな価値観や人生もあるんだな」程度に見ていただければ幸いです。
●なぜ「共稼ぎで子どもを持たない」という選択をしたの?
私の周りにいる、DINKSを選んだ女性たちにインタビューをしてみました。
●今の生活水準を落としたくない
『専門職ということもあって、正直、同年代の女性たちよりはるかに稼いでる。だから、この仕事を辞めるのはすごくもったいないと思った。産休や育休も利用できる職場だけど、子どもができてから育児と仕事を両立する気力も体力も私にはない し、性格的にムリだってこともわかってる。
旦那とも話し合ったけど、お互いに今の生活水準も落としたくない し、二人とも子どもがあまり好きじゃないということもあって、必然的に「子どもは作らず今のままのスタイルで働いていこう」ということになった』(32歳女性・専門職)
●夫婦二人で十分楽しいので子どもの必要性を感じない
『うちの場合、子どもはいてもいなくてもどっちでもいいというスタンスで自然の流れに任せてたんだけど、結局40歳になるまでできなかった 。両親からのプレッシャーで妊活もしてはみたけど、心から「欲しい」と思えないのに、両親のためだけに妊活することは不自然だし苦痛でしかなくて、お金もかかるしやめちゃった。