私ってブス? 子どもの“容姿コンプレックス”への向き合い方4つ
そんな子にからかわれて悲しい思いをするなんて、バカらしいと思わない?」と言ってくれたことで納得し、学校に行けるようになりました。学校では私をからかう男子を見るたび、哀れむようにしたら、自然と何を言われても気にならなくなりましたね』(20代女性/大学生)
顔の作りや体型で他人をバカにする行為は愚かなことだということを教えてあげるのも有効なようです。
容姿についてからかってくる人がいたら、むしろその人に対して「かわいそうに……」と同情してあげよう、くらいのことを言ってもいいかもしれませんね。
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いかがでしたか?
もちろん、容姿の悩みは大人になったらある程度物理的に解決することができます。
メイクをしたり、髪型を変えたり、おしゃれをしたり、脱毛をしたりすれば、「なんでこんなことで悩んでいたんだろう」と思えてしまうこともあるでしょう。
リスクがあるためおすすめはしませんが、極論を言えば、整形をするという手もあります。
子どものときには絶望的に思えるようなことも、大人になれば自然に解決できることもあるのです。
だからこそ、親も子どもの容姿コンプレックスを深刻にとらえすぎず、「大丈夫!」と自信をもって肯定してあげるといいでしょう。
子どもに対し、「確かにあなたはかわいくないけど……」なんて絶対に言ってはいけません 。親に言われれば子どもはさらに深く傷つき、「やっぱりそうなんだ……」と自信を失います。
子どもの自信を喪失させるのはその後にも響くので、まずは「そんなことないよ!私はかわいいと思うよ」と肯定することからスタートしてみましょう。
誰が何と言おうと、親は「かわいいと思ってる」と言い続ければ、子どもはだんだん自信を取り戻していくはずです。
【参考リンク】
・平成25年度 小学生・中学生の意識に関する調査第1章青少年(小・中学生)を対象とする調査の結果 | 内閣府(PDF)(http://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/thinking/h25/junior/pdf/b2-1.pdf)
●文/パピマミ編集部
●モデル/椎葉咲子(苺乃ちゃん、胡桃ちゃん)