栄養満点で経済的! 野菜くずを使った“ベジブロス”の作り方と活用術
こんにちは、ママライターのましゅままです。
野菜の下ごしらえで出る、ヘタや皮、種などの野菜くず。普段はほとんどの方が捨てていると思います。
しかし、実はこのいつも捨てている野菜くずを煮詰めることにより、栄養たっぷりの野菜だしをとることができるのです。
このおだしは、“野菜(ベジタブル)”と“だし(ブロス)”を組み合わせ『ベジブロス』と呼ばれています。
このベジブロスは、じつに経済的で栄養満点のお料理に一役買ってくれる優れものなのです。
今回は、ベジブロスの作り方と活用方法についてご紹介します。
●ベジブロスの作り方
●(1)日ごろの野菜の下ごしらえで出る野菜くずをコツコツためる
野菜の皮、ヘタ、種、切れ端をジップ付きのビニールに入れて保存 していきます。
主に、
・ニンジン
・玉ねぎ
・大根
・ねぎ
・枝豆
・じゃがいも
・さつまいも
・キノコ石づき
・葉野菜
などが風味のいいスープを作りやすい野菜です。リンゴやスイカの皮も栄養がたっぷりで人気の材料です。
目安としてジップ付き保存袋がいっぱいになる程度集めましょう。
●(2)お水、小さじの料理酒、野菜くずを鍋に投入する
料理酒が野菜のうまみを引き出します。
●(3)弱火で30分程度ぐつぐつ煮込む
ここで火が強いと苦みが出やすいので必ず弱火で丁寧に煮詰めてください 。
使う野菜の種類によっておだしの色や風味も変わります。アクも大切な栄養分なのでとりのぞかないようにしましょう。
●ベジブロスの活用方法
『うちのベジブロスの王道は味噌汁です。
ベジブロスをベースに昆布、かつお、煮干しでだしを取ればとても風味のあるお味噌汁になりますし、ベジブロスだけをだし汁にするとまろやかな味になります。お味噌汁だけなくコンソメともよく合うので、洋風スープのベースにもしています。中華だしと合わせてラーメンのスープに使ってもおいしいです』(30代/女の子ママ)
ベジブロスは和風、洋風、中華風どんなお料理のベースにも使えます 。中でもお味噌汁はだしでその味がガラリと変わるので試してみる価値ありです。
『うちはベジブロスにルーを溶かしてカレーやシチューをよく作ります。とてもコクが出ておいしいですよ。あとは、ごはんを炊くときの水をベジブロスにしてうまみたっぷりのごはんにしたり、こんぶや醤油と合わせてお漬物の漬け液にしたり、お鍋のだしにしたり……いろいろ試しています』(40代/男の子、女の子ママ)