合コンの報告までする!? 親に恋愛相談する娘ほど婚活で苦労するワケ
こんにちは。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。
ご相談にくる独身30代の方の中には、合コンを親に報告する人もいるのです。
自分の中で消化しきった過去の合コンの出来事を、ネタとして話題に出す程度ならまだわからなくもないのですが、リアルタイムで報告しちゃうような親の過干渉が当たり前になっている女性の婚活はなかなか難しいのです。
といいたいところなのですが、もっと若い年齢では親に恋愛相談をする人はどれくらいいるのでしょうか?
●親に恋愛相談する女子大生の割合は?
マイナビ学生の窓口編集部が2016年に大学生を対象に行った調査では、
・親に恋愛相談をしたことがある……25.2%
・親に恋愛相談をしたことがない……74.8%
という結果でした。3割いかないくらいの方が親に恋愛相談の経験があるようです。
これも「客観的な意見がもらえるから」とか「相談って程じゃないけれど彼氏のことを聞かれたから話した」程度なのか、根掘り葉掘り親が聞いてくるのかどの程度なのかが分からないので、相談をしているから幼いというわけではないのですが……。
●親に恋愛相談する“真面目ないい子”ほど婚活で苦労しがち
親に何でも報告して許可をもらうのが習慣になり、無意識のうちに親がいいと言うような人を選ぼうとして婚活で苦労する、元“真面目ないい子”ほど、婚活では苦労しがち。
かつてアラサーの子どもを持つ親からメールで相談がありました。草食系だった元カレと別れてから娘に彼氏がいないというのです。
娘とそこまで報告しあっている過干渉さに問題がある のですけれど、なかなかそこは自覚してもらえませんでした。
私は基本的に親からの相談は受けません。
しかし、結婚相談所の中には親をターゲットにしているところも。30代40代独身娘・息子の婚活に本人よりも親が熱心。私はすっごく気持ち悪いと思う。縁遠い一番の原因は親なのに。
真面目ないい子たちの特徴は、人と話し合いができないのです。
「あなたはそう思うのね。でも、私はその点は違うと思うんだけど」と自分とは違う意見が出ることは当たり前。しかし、意見が食い違うぐらいなのに「全否定された」「自分を否定された」と部分否定を拒絶と受け取りがち。親とのコミュニケーションは「○○やりなさい」「わかりました」と従わせる側と従う側のやりとりであって対等ではありません。