メル友サイトじゃ無理? ネットでママ友募集した人の体験談3つ
こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。
人との出会いのスタイルはすっかり多様化しました。今や、ママ友を作る場所はプレママクラスや公園だけではありません。ネット上も貴重なママ友に出会える場所。
特に出産前後に引越をして近隣に知り合いがいなかったり、アウトゴーイングな性格ではなかったり、悩みを打ち明けたり相談したりできる相手としての親友的なママ友が欲しかったり。そんなときには顔が見えないネットでのママ友募集もひとつの手。
今回は、ネット上でママ友を募集した経験があるという3人のママにインタビューを行いました。成功例もあれば難しい面もある、それが分かるインタビューとなりました。
●(1)信用できるママ友が欲しいからネットでゆっくり探す
出産後3か月でまったく見知らぬ土地へと引っ越したAさん(35歳)は、生後3か月で早産のため目に少し障害のあるRちゃんと二人きりで家にこもりっきりになり、鬱々としてくる気持ちを切り替えようと、ネットでママ友を募集したそうです。
条件は、「女性限定。ネット上でたくさん情報交換をすること、メアド交換はその後。さらに、会いたいと思えるまで待ってくれる人」でした。
ネット上の大手メル友サイトを使用したせいか、メッセージは100通以上きたものの、半数以上が男性 で、女性もほとんどはアドレス交換をしない、会わない、の条件をクリアできず翌日には数人しか残っていなかったというから低確率ですね。
『でも、その100人の中に一人だけ、同じように「ゆっくり知り合うのもいいね」って書いてくれた人がいて、その彼女とはネット上で知り合って2か月のあいだに娘の障害のことも打ち明けてから対面。電車で1時間半離れた場所に住んでいるけれど、6年たつ今も、頻繁にメールのやり取りをし、数か月ごとに会っておしゃべりを楽しむママ親友になった』そうです。
●(2)メル友サイトでママ友は無理だった……
同じように産後すぐにメル友サイトを利用したというTさん(36歳)は、何度ママ友を募集しても、『メッセージのやり取りを数回して、会ってみても、なんだかね……』だったそうです。
『そのサイトはママ友募集のコーナーがあったからいいなと思ったんだけど』と濁すTさんは、約半年のあいだにネット上で知り合ったママ友候補のうち5人と実際に会ったものの、Tさんがもう一度会いたいと思った相手は一人もいなかった とのこと。