一生の記念orムダ遣い? 結婚式を挙げることに対する賛否
そのお金で海外旅行とか欲しい物を買った方がいい』
『自分の自己満足のためにご祝儀払わせるのが申し訳ないからやらなかった。その分浮いたお金で欲しかった新車買ったから満足』
『私自身が他人の披露宴をつまらないと感じる性格だから、自分がやるなんて想像できない。わざわざ休日を潰して3万払わせて無理矢理祝福させるとかよく考えたらおかしい文化』
『身内だけで高級レストランで食事会が理想。紀香と陣内みたいに大々的に結婚式挙げたからって必ずしも幸せになれるわけじゃないし』
『将来の子どものために貯金したほうが合理的だよ』
結婚式をやらないほうがいい派の意見としては、「大金払うなら別のことに使った方がいい」「周囲に申し訳ない」という主旨のものが多く見受けられました。
それほど結婚式に憧れを持っていない場合、たしかに一夜にして300万円がなくなるなんて非合理的すぎますよね。
人によっては年収に近い金額ですから、冷静に「別のことに使ったほうがいい』と考えるのも頷けます。
また、自分がご祝儀の支払いに苦労した経験から、他人に迷惑をかけたくないと思ってやらない人もいるようです。
結婚式よりもお金をかけたいものがある人の場合は、無理にやる必要もないかもしれませんね。
●“ナシ婚”を選択した人たちがやったこと
株式会社みんなのウェディングが2017年に調査した結果によると、結婚式をしなかった人の理由の1位は「経済的事情」、2位が「セレモニー的行為が嫌」、3位が「結婚式以外のことにお金を使いたい」となっています。
不景気かつ価値観が多様化した現代社会の影響が色濃く投影されている感じがしますね。
とはいえ、ナシ婚を選択する夫婦でも、結婚を機に何もしないということではないようです。
同調査によると、ナシ婚を選択した夫婦が結婚を気に行ったことは1位「結婚指輪の購入」、2位「身内だけの食事会」、3位「メールで結婚を報告」となっており、やや順位は落ちますが、約22%の人が「ハネムーン」に行ったそうです。
また、婚礼衣装で写真撮影をしたという人も約25%いました。指輪の購入や写真撮影など、式を挙げなくても記念に残ることはしたいという気持ちが汲み取れます。
皆“結婚”自体に興味がないというわけではなく、お金がかかりがちな式や披露宴だけを敬遠しているという人が多いのかもしれませんね。
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いかがでしたか?
結婚式を挙げる必要があるかどうかは、やはりその人それぞれによって異なるようです。