子どもと遊びたかった! 先輩ママの“子育ての後悔”エピソードと解決策
あとは、何分で片づけられるかを競う“片づけ競争 ”も大好きです。「何分でできるかを数えよう!」と言うと、笑顔で必死に片づけ始めます。私がロボットのように高速で片づけると、それを見て楽しそうにゲラゲラ笑っています。
成長するにつれて、子どもは親との遊びよりも友達との遊びを好むようになります。
「一緒に出かけよう!」と誘ってもついてきてくれない……と悲しそうに話すママもいます。
子どもが親との遊びを求める期間は、案外短いものです。もし後悔しそうなら……今からでも子どもたちと思いっきり遊びましょう!
●自立できる子に育てられなかったこと
ママたちから相談を伺っていると、子育ての最終ゴールとして、“自立”を意識していることがほとんどです。
「しっかりと自立できる子どもに育てたい」というママの思いがひしひしと伝わってきます。
ただ、それと同時に、自立できる子に育てることの難しさも感じます。“お子さんを自立させられなかったこと”について後悔するママも多いのです。
お子さんの自立を拒む要因の1つは、お子さんがかわいいがゆえに“口出し”をしすぎてしまうことです。この傾向は私にも少なからずあるため、ママたちの気持ちはとてもよくわかります。
でも、お子さんが行動する前に、ママが先回りしてあれこれ口を出してしまうと、お子さんが“自ら考える機会”をどんどん奪ってしまうことにつながります。
その結果、誰かがそばにいないと1人で行動することができなくなりますし、指示待ち人間 になってしまいます。
自立するためには、自分に対する“自信”が必要だと心理学的にはいわれます。そして、自信をもつためには、少しずつ“成功体験”を重ねる必要があります。
もちろん難しいことにチャレンジするときは、「ママとやったらできた!」といった状態からスタートするのもよいでしょう。ただ、いつまでもその状態だと真の自信にはつながりません。
“しっかりと自立できる子どもに育てたい”と思うのであれば、“ママとならできた”といった状態から、“自分1人でもできた”といった状態につなげることをぜひ意識してみましょう。
心配かもしれませんが……、ママにはお子さんの成長に合わせて、少しずつ手を離す覚悟も必要だと思います。----------
いかがでしたか?
今回は、ママが育児で後悔していることについてご紹介しました。