寝る方が好き? 赤ちゃんがミルクを飲まなくなる理由と対処法5つ
こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。
母乳で子育て中のママにとって授乳は大事な赤ちゃんの健康のバロメーターです。
ゴクゴクと飲んで満足げな赤ちゃんを見ればママも幸せな気分になれますが、その一方で、 ミルクは十分出ているかしら?いいミルクを飲ませてあげられているかしら?ちゃんとお腹いっぱいになっているかしら?と、いろんな不安を感じることもあります。
今回は、赤ちゃんがミルクを飲んでくれないなと思ったときに、実は身近なところにあるかもしれないその理由や対処方法についてまとめました。
●(1)好奇心旺盛タイプ
赤ちゃんの中には好奇心旺盛な性格の子もいます。このタイプは、まだお腹はいっぱいになっていないはずのタイミングで飲むのをやめてしまうことがあります。
そのきっかけは、聞こえてくるテレビや音楽の音、携帯電話の呼び出し音や振動、家の外から聞こえてくる話し声や車の走行音などのいろいろな聴覚的な刺激や、赤ちゃんに良かれと思って用意している頭上でキラキラクルクル動くおもちゃといった視覚的な刺激にあることが多いようです。
ようするに、気が散っておっぱいを飲むことに集中できないわけです。
このタイプの赤ちゃんには、環境づくりが大切 です。
静かな環境で親子でゆっくり見つめ合えるような時間の中で、落ち着いて授乳ができるように工夫しましょう。
また奥の手として、眠気に襲われているときに授乳してみると、熟睡に落ちるその瞬間までは集中しておっぱいを飲んでくれることもあります。
●(2)睡眠優先派
ミルクに集中できない好奇心旺盛な赤ちゃんには、寝入りを襲うという奥の手がある一方で、ミルク欲よりも眠気が勝ってしまうタイプの赤ちゃんもいます。
このタイプはミルクをあげるとまるで条件反射のようにウトウトしはじめてしまうことが多く、結果としてしっかりとミルクを飲んでくれません。
このとき、「寝る子は育つ」という言葉を信じすぎるのは危険です。
あまりに眠気に負けてばかりでミルクを飲まなくなった赤ちゃんは、起こしてでも授乳しましょう 。
この場合、一度の授乳量は少なくなりがちなので回数でカバーする作戦です。
●(3)赤ちゃんの飲み方が上達したのかも?
1〜2時間ごとにおっぱいに吸いついていた赤ちゃんが3時間も4時間も飲まずに平気になると、ママとしては「飲まなくなっちゃった!」