寝る方が好き? 赤ちゃんがミルクを飲まなくなる理由と対処法5つ
と焦ってしまうことがあります。
これ、最初は十分なおっぱいを摂取するには1〜2時間おきの授乳が必要だったものの、赤ちゃんが上手に飲めるようになったのかもしれないし、ママのおっぱいもたくさん出るようになり、一度にたくさん飲めるようになったために授乳間隔があいたのかもしれません。
定期健診の際 などに、月齢や体重、さらには哺乳量をチェックしてみると確認できますね。
●(4)抱っこ嫌いのストライキ
さっきまでご機嫌だったのに、いざ抱き上げて授乳をしようとすると飲んでくれないなら、抱っこに理由があるかも。
「赤ちゃんは抱っこが大好き」とは限りません。ベビーベッドなどで自由に転がっているのが大好き、大の字で眠るのが気持ちいいと思っている赤ちゃんもいるのです。
このタイプの赤ちゃんは、ママの腕の中に丸く抱き込まれるのが苦手なこともあります 。まさに授乳のスタイルですね。
寝心地や居心地の悪さからのおっぱいストライキの可能性があるわけです。
布団などに添い寝しての授乳や、座ったママの膝に少し固めの座布団などを敷いて赤ちゃんが背中や手足をのばせる状態での授乳を試してみてはいかがでしょう。
●(5)不器用さんやアマノジャクさん
新生児のうちは、上手におっぱいに吸いつくことのできない不器用さんも多く、なかなか飲んでくれないという悩みが発生します。
また新生児の時期を過ぎると、おっぱいを無理矢理口に含ませても気に入らないと吐き出すことができるようになります。
こうなると、吸いついてはみたけど、気持ちよくミルクが出てこないからと「ペッ」と吐き出してしまう赤ちゃんも現れます。
こんな不器用さんやアマノジャクさんタイプには強制的に直接おっぱいから飲ませようとするのは逆効果 かも。
シリンジで少しずつ飲ませたり、哺乳瓶で飲んでくれるなら搾乳して哺乳瓶を使ったりとあの手この手を試します。
焦りは禁物です。
専門家の授乳相談を受けながら、少しずつトレーニングしていきましょう。
●まとめとして
赤ちゃんの性格に個性があるように、ミルクの飲み方にも個性があります。そしてママのおっぱいの出方や形にも個性があります。赤ちゃんがミルクを飲んでくれないときには、ご紹介した5つの身近なポイントをチェックしてみてください。
また場合によっては専門家にも相談し、赤ちゃんとママの健康第一で、一緒に気長に対処していきましょう。