20年待った!? トツゼン離婚を切り出す夫の気持ちと対処法
幸せな結婚生活を送っていたと思っていたにも関わらず、それが自分の一方的な思い込みだったとしたらどうでしょうか。
ある日突然「離婚してほしい」と言われても、その理由が全くわからないということもあるでしょう。
しかし、何の理由もなしに離婚を告げるということはないはず。 認識していなかっただけで、相手は思い詰めていたのかもしれません。
今回は、突然離婚を切り出す夫の気持ちと、それに妻がどう対処すればいいのかということをご紹介したいと思います。
●夫が突然離婚を切り出す理由
(1)不倫
『飲み会で知り合った女性といい感じになって、2年ぐらい不倫関係を続けていました。最初は遊びのつもりでしたが、次第に本気になって相手からも離婚してほしいと言われて……。
妻は全く気づいていなかったらしく離婚を告げたときは呆然としていましたね。
もちろん、不倫が原因ということは言えませんから、妻には「一緒にやっていく自信がない」とだけ言いました』(30代男性/営業)
離婚を告げる原因として多いのは、不倫です。決してモテるタイプではなくても、既婚男性を好む女性は少なくありません。
妻が夫の異変に気づくこともありますが、関係性が変わっていないにも関わらず離婚を切り出されるということは、外部に要因がある のです。
財布の紐を妻が握っているという場合や、夫の稼ぎがそれほど多くはないという場合は不倫のリスクは低くなりますが、そうでない場合には突然の離婚要求はまず不倫を疑うべきでしょう。
(2)子育てが一区切りした
『結婚してから、妻とは性格的に合わないと感じることが少なくありませんでした。しかし、子どももいましたし、すぐに離婚するのは難しかったですね。大学を卒業するのを待って、翌年すぐに告げました。
生まれてすぐ離婚を考えていましたから、20年待ちましたね(笑)。
「もう一緒に暮らせない。一人で暮らしたい」と。妻は驚いていましたが、子どもも家を出ていましたし、強引に納得させました』(50代男性/編集)
性格の不一致をはじめ、離婚の原因となる理由はさまざまです。どんな理由であれ離婚を切り出されるとなると事前に異変を感じることが多いでしょう。
しかし、子どもを理由に離婚を思いとどまっていると、10年から20年と長期にわたって気持ちを押さえ込んでいることがあります。そうなると、夫婦関係は何の異変も無く継続していてもおかしくありません 。