「パパ嫌い!」はママにも原因あり?子どもがパパ嫌いという理由と予防策
●パパも育児に参加する
パパも子どもの話を聞くなど、育児への関心を行動で示してください。
今日はなにをして遊んだのか。たった一言でも構いません。
もっと聞き上手のパパは、学校ではどんなことがあったか、算数はどんな問題を解いているか、音楽ではどんな歌をならったかなど、ちょっとした出来事への関心を示しましょう。
返事から、自身の思い出トークに話題を膨らませても楽しいと思います。
子どもは自分に関心を持っていてくれるおとなを信用します 。些細な助言をしてくれたり、話を聞いてくれるだけでも、自分を受け入れてくれるひととして尊敬をします。
パパもあなたのことを心配しているよ、愛しているんだよという思いを、言葉や行動にあらわすことを、子どもたちはわたしたちおとなが考えている以上に望んでいます。
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これらはあたりまえのようですが、日々の生活に追われていると忘れてしまいそうなことでもあります。
つい、パパの愚痴をこぼしたり、喧嘩もします。強い口調で用事を頼むこともあると思います。
でも、子どものパパ嫌いは、ママとパパの関わり方が大きく影響しているようです。
実際に、わたしは「パパ嫌い」な子どもでした。深い理由は割愛しますが、母は父の悪口をよく言いましたし、挨拶もそこそこ。父も寡黙すぎて子育てに興味があるのかわかりにくいひとでした。
そのため、当時は一方的に父が悪いものと思っていましたが、おとなになった今、母にも父にも非があったのだとわかるようになりました。
もちろん、両親の良いところもわかるようになりました。
さて、まとめに戻りますと、ママが全面的にパパを立てて、いろいろと我慢をしろという訳ではありません。
パパも、ママのサポートや感謝の気持ちをあらわすなど、対等の対応をしなければ、ママだって疲れてしまいます。
パパ嫌い!が始まったら、反抗期を疑うだけでなく、家族のあり方を見直してみましょう。
おとな同士の風通しが良い家庭は、「パパ嫌い」を防げると思います。
●ライター/サク(波乱万丈系フリーライター)
●モデル/藤沢リキヤ
「まさかこんなことになるとは…」私が絶対にママ友を家に呼ばない理由