子育て情報『同性の子どもを持つと不安…? その不安から逃れる方法とは?』

同性の子どもを持つと不安…? その不安から逃れる方法とは?

なんだから…」という言葉を1度は言われたことがあるかと思います。(著者も経験あります)

この言葉は、子どもからしてみればつらい言葉 です。ある意味、我慢を強いられるわけですから当然です。下の弟妹のために飲み込んだ言葉もあるでしょう。

このような言葉を使うのをやめました。片方の子をかばう・我慢させるというのではなく、平等さを大切にしました。

ケンカをしたようなときも、「お兄ちゃんなんだから」や「妹なんだから」という言葉は使いません。

「お兄ちゃんはどうして○○したの?」や「あなた(妹)はどうして○○したの?」と人格ではなく行動したことに対して目を向けて話す ようにしました。
最初は言葉の選び方がまずくて失敗もしました。

著者宅で起こった兄妹ケンカを例に出しますと、事の発端は、妹が兄のノートにいたずら書きをし、兄が妹にげんこつをしたというところにありました。

泣き叫ぶ娘(当時7歳)に涙目になって怒っている息子(当時10歳)。息子をなだめた後、娘に話しかけました。

著者:「どうしてお兄ちゃんのノートに落書きしたの?」
娘:「だってお兄ちゃんが私のおもちゃ前に壊したんだもん。」
著者:「そっか、お兄ちゃんに仕返ししたの。楽しかった?」
娘:「叩かれたから痛かった。」
著者:「痛かったよね。ということは楽しくなかったんじゃない?」
娘:「うん。」
著者:「じゃあどうしたらいいかな?」
娘:「もういたずら書きはしない。」
著者:「自分で決められてえらいね。今度からそうしようね。
お兄ちゃんにごめんが言えるかな?」
娘:「ごめんねする。」

このような対応していく間に、どちらかの子どもを優先するような発言が消えました。それと同じくして、娘への漠然とした不安がなくなったのを感じました。

優先的言動とおしつけは、親の考え方や気持ちを子どもにも求める行為に似ています。子どもは子どもという考え方をしていくことが本当に大切です。身をもって感じました。

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以上、いかがでしたでしょうか?

同性の子どもを持つと、育てにくく感じたり、漠然とした不安を感じたりすることがあります。でも、それは気のせいでもなんでもなくて、自分の経験とは違う感覚からくるものなのかもしれません。自分と向きあい、自分と子どもを比べない・子ども同士を比べないことで治まってくることがあります。

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