子育て中でも勉強はできる!社会復帰したい人におすすめの資格取得
人材不足の分野で活躍する道も
興味がある仕事が人材不足の分野であれば、資格取得によってより仕事が得やすくなるというメリットが生まれます。
介護職が人材不足になっているように、この分野では「介護職員初任者研修」が近年ホームヘルパーの2級に該当する資格として新しく誕生しました。
これは、介護資格の中でも一番取りやすい資格なので、介護職に就きたいなら最初に取得しておきましょう。「特定求職者」に相当する場合は、ハローワークにある求職者支援制度を活用して資格を取ることも可能です。
また、介護スタッフと同様に人材不足が指摘されているのが保育士です。
子育てを経験している主婦には、育児経験を仕事に活かせると注目されている資格 。
通信教育で勉強することも可能で、半年間勉強して合格する人もいますが、空いた時間を利用して勉強するなら、1年から2年確保しておけば無理なく学習できるでしょう。
なお、保育士になれば保育園に加えて子育て支援センターなどでも活躍できます。
資格取得を目指すと決めたら心掛けたいこと
社会復帰のために資格を取りたいと思ったら、取り掛かりたいのは情報収集と同時に勉強時間を確保すること 。
挫折しないために、2、3点のコツを押さえておきましょう。まずは「この時間を勉強に充てる」と決めたら、家事はそれ以外の時間で終わらせるようにしっかり段取りを組むこと 。
そして、モチベーションを保ち続けるためにも、最初は「とりあえず30分毎日勉強する」など負担にならない程度から取り組み、慣れてきたら少しずつ時間を増やすようにしましょう。
また、ついテレビを見てしまう時間などの「すき間」時間を勉強に充てる方法もおすすめです。
テキストを5分でもいいので見直したり、スマートフォンのアプリを使って勉強することもできます。暗記すべき事柄をメモにまとめ、調理中に食材を煮ているわずかな間や入浴中に確認してもいいでしょう。
短時間でも勉強する癖をつけると、一日の間で勉強に充てられる時間を捻出しやすくなる はずです。
まとめ
子育て中でも、子供の面倒を見たり家事をしている合間に勉強できる資格が色々あります。
もちろん、決して「資格さえ持っていれば社会復帰は簡単」という訳ではありません。ありませんが、就職活動でアピールでき、自分に対して自信が持てるようになりますよね。これまで資格の取得に取り組んだことがない人も、子育てを機に勉強してみてはいかがでしょうか。ハードルが高そうに思われても、合格率が意外と高いものもありますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。