夫婦が仲良く協力して子育てをする。
本来はこの形を保ち続けるのが大切です。しかしやむを得ない理由で離婚に至ってしまうケースもあります。
お子さんへの影響も考えて、離婚する方法やその後の子育てを進めていく方法をパピマミ編集部が紹介します。
離婚に踏み切るか意思を確認
これからの生活をどうすればいいのか、そんな悩みを抱えることもありますよね。
夫婦だけの関係であれば、離婚してスッキリする のも1つの手です。しかし、子どもがいると事情は変わります。
離婚すると、子どもは片親と離れることに。
2人の親もとで育つことで得られるはずだった価値が得られなくなってしまうのです。その点を考えると、子育て中の離婚は影響が大きくなります。
子どもへの影響を考え、離婚に踏み切るかどうかをしっかり検討 しましょう。
離婚を考え始めたら準備を
子育て中の離婚は、どちらが親権を持つかで争いが長引きがちに。そのため、当事者間での話し合いではなく、調停や裁判に進むケース も多くなっています。
その場合、いかに有利に進めていくかを考えると、事前の準備が重要。相手に非があっても、それが証明できなければ裁判では勝てません。また、収入が不安定だと子どもを育てられない と判断されることも。
とくに女性は、収入面の問題にぶつかります。
離婚後も子どもを育てていきたいのであれば、離婚原因の証拠集めや安定した仕事につく ことなどを離婚準備として取り組んでいきましょう。
子供を育てる費用についてはしっかり主張
子育てにはお金がかかります。高校・大学まで進むのであれば、学費の負担は厳しくなります よね。
離婚が原因で子供の学習の機会を減らすのは避けたいものです。離婚を早めたいために、夫からの養育費をあきらめるケースも多々あります。しかしそれは、必ずしも子どものためにはなりません。
養育費は自分のためだけでなく、子どものためにも負担してもらうのが得策 です。
養育費についての取り決めは、書面にしておくのがおすすめです。念には念を入れておきましょう。
別れた夫と子どもとの面会についても考えたい
離婚してからの子育ては、今まで以上に大変です。
子どもを一人で育てるに等しい わけですから、どうしてもカバーできない部分はあるものです。女性だけではむずかしい力仕事など、男性の力が必要になります。