こんにちは、ちんまいです。
我が家の旦那さま(通称:しんこ)は、とても自由を愛する人。
周りに流されない、マイペースで縛られるのが嫌いなタイプ。
よく言えば自分を持っている。悪く言えば、周りはあまり見えない人(笑)。
結婚前は今後の二人について先が見えず、やきもきしたことも。
「今二人でいて楽しい。それじゃだめなの?結婚って形がそんなに大切なもの?」
彼はそんな感覚の持ち主でした。
しかし適齢期というやつを過ぎ、周りは結婚ラッシュ。
しんこと違い、周りに流されまくり影響されまくりの私は不安を感じはじめました。
ある日ふと思い立ち、思い切って聞いてみたところ。。。
あっさり玉砕(笑)
しかし別にしんこも全く結婚に興味がなかったわけではなく、
「老後一人は嫌だな。いつかは…」と漠然と思っていた模様。
ただそれはいつかであって彼の中では急ぐことではなかったのですね。
この辺りから私の不安、私の年齢。結婚というものを前向きに考えはじめてくれたようです。
そして迎えた新婚生活。
しんこは二人の生活が思ったより快適で楽しいものだと満喫していました。
結婚したら大きく何かが変わってしまうと恐れていたよう ですが、取り越し苦労だったようです。
彼は夫婦二人で過ごすのんびりした時間が好きでした。
私はというと、またもや年齢的にできれば一刻も早く赤ちゃんが欲しい ところ。
しんこも「そうだねー。ゆっくり行こうかー」なんて言っていたんですが。
思ったよりアッサリ妊娠。
私のテンションとは対照的に完全に置いてけぼりのしんこ。
今か今かと、逐一自分の体の変化などに敏感になっている母親に比べ、
突然の報告を受ける父親サイド。やはり戸惑うのも当然ですよね。
いざ、自分が父親になるという摩訶不思議感と夫婦二人きりの楽しい生活が消滅するという寂しさ。
私はこれから劇的に変わるであろう家族の形に寂しさよりも楽しみが優っていたのですが、
しんこは楽しみな気持ちよりも、この生活が終わる切なさを強く感じていた ようです。娘の誕生から徐々に…
とは言え、時は過ぎ。無事に第一子となる娘スーが誕生しました。しんこは娘にたくさんの名前候補を考えてくれました。
胸に抱いて自分でつけた名前を呼んでも娘の甘いミルクの香りを嗅いでもイマイチピンと来ない様。
退院後、私は実家に里帰り。