2016年3月19日 20:00
1,000人以上が回答! 「保育園落ちた日本死ね」ブログへの意識調査
と一蹴した安倍総理は、真摯にこの問題と向き合うことが求められます。
●第2位:わかるけど言い過ぎ
続いて投票数が多かったのは、『わかるけど言い過ぎ』で35%(402人)となりました。
『言いたいことは共感できる。けど、言葉使いが汚すぎて「本当にママなの?」って思ってしまう』(40代ママ)
『言葉が汚いせいで本旨とは別のところで議論が起こっている。もったいない』(40代パパ)
『怒りはごもっともだけど、要求が暴論すぎる。もう少し現実的に書いた方が効果あったと思う』(30代ママ)
ブログの文章には「何が少子化だよクソ」「ふざけんな」「そんなムシのいい話あるかよボケ」など、全体的に過激な言葉が使われており、そのことに嫌悪感を抱く人が数多くいました。
また、「要求が少し自分勝手すぎる」といった趣旨の批判もあり、言葉使いのことも含めて「冷静に書いてほしかった」 という意見が共通して見られました。
しかし、ブログを書いた本人は、Twitterで「この文章だから注目を集めることができた」という趣旨の発言をしており、それに共感する人も少なくないようです。
●第3位:共感できない
3位にランクインしたのは『共感できない』で10%(112人)となりました。
『本当に自分に落ち度がなかったのか、疑問に思ってしまう。中途半端な保活しかしてなかったのでは?』(30代パパ)
『国が悪い!社会が悪い!と責任転嫁してるだけ。みんな努力してなんとかしてる』(40代ママ)
『待機児童はたしかに問題だけど、都心部だけの問題のような気が。これに財源つぎ込むなら介護問題に回してほしい 』(30代ママ)
大きく分けて、「保育園に落ちたのは自分のせいでは?」という意見と「他の問題にお金を使うべき」という意見がありました。
手厳しいコメントが多いですが、後者のような意見はたしかに一理あるように思えます。勢いだけで待機児童問題に政策が集中し、他の問題への対策が手薄になることは避けたいですね。
一大センセーションを起こしている「保育園落ちた日本死ね」騒動ですが、一部では冷静に別の問題を捉えている人もいるようです。
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いかがでしたか?
「保育園落ちた日本死ね」に共感できる人は、なんと7割以上もいることが分かりました。それだけ多くの人が深刻に悩んでいたという証拠ですね。
一人の匿名ブログがここまで騒動を引き起こすとは誰も想像し得なかったでしょう。