子育て情報『保活したママに緊急調査! “決まるまでに落ちた”保育園の数データ』

2016年3月20日 20:00

保活したママに緊急調査! “決まるまでに落ちた”保育園の数データ

対照的に、人口減少が著しい地区では保育園の定員が埋まらず閉鎖されるところもあるようです。

●複数箇所への申し込みは基本

続いて多かったのは『1〜3か所』という回答で、22%(30人)でした。

『周りには10か所を超える園への申し込みをする人もいましたが、子どものことを考えると「どこでもいい」というわけにはいきません。しっかりと自分の目で見て確かめた園に3つ希望を出し、なんとか1つの園に入れることになりました』(40代ママ)

『3つ続けて落ちたときにはさすがに焦りました。あまり大変なことだとは思っていなかったので準備も不十分で……。これ以上落ちると子どもを預けるところがなくなると思い、家から多少離れるものの余裕を持って入園できるところに決めました』(30代ママ)

申し込めるところには全て申し込むという方法を取る人もいるようですが、多くのママは信頼できるところを入念にリサーチし、いくつかの園に申し込むようにしているようです。

また、二次選考では入園の競争率が上がることが普通なため、一次選考で確実に入れるよう人気の園をあえて外して申し込みを行う という人も。

できれば落ち続けるストレスは感じたくないものですが、少しでも条件の良い園に入るために行動することは不可欠のようです。


●決まらずに諦めたという人も一定数存在

『決まらずに諦めた』という回答をした人は8%(11人)でした。

『保活激戦区に住んでいるため、かなり早い段階から情報収集し準備していました。それでもなかなか許可が下りず……。最後まで入園できるところが見つからなかったため、ひとまず両親の手を借りることにしました』(30代ママ)

入園できる保育園を見つけることができなかった人が8%いるというのは、決して低い数字とは言えないはずです。

子どもを預けることができなければ、復職や仕事探しをすることもままならず、高額な支払い覚悟でベビーシッターを雇う、競争率の低い地方へ引っ越す、仕事を諦めて専業主婦になるなどの選択を迫られることも。

しかし、実際にこれができる人は限られるのではないでしょうか。その上、子どもの年齢が上がるにつれ入園の枠は狭くなってしまう ため、競争率の高い地域でもれてしまうとその後の保活に関しても険しい道を覚悟しなければなりません。

一刻も早い保育制度の改善が待たれます。


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いかがでしたか?

特に激戦と言われる地域では、妊娠が分かった段階で入園の申し込みをしても数十人待ちということがあるなど、抜本的な制度改革を行わなければならないと感じられることもあります。

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