2016年3月29日 19:00
脳障害&流産に!? 「サイトメガロウイルス」が胎児に与える影響とは
またこれから妊娠を考えている方も、事前に抗体検査をして、自分に免疫があるかを調べておくと安心できると思います。
●具体的な予防策
血液検査をして、もし抗体がないことがわかった場合は、予防が重要です。
とはいえ、サイトメガロウイルスを予防できるワクチンは現状まだない ため、一番の予防策は妊娠中に感染しないよう注意することです。
【具体的な予防策】
(1)おむつ交換や子どもの食事、鼻水やよだれを拭いた後などは、石鹸と流水で20秒間手を洗いましょう。
(2)子どもと食器を共用することは避け、子どもが残した食べ物なども食べないようにしましょう。
(3)子どものよだれやおしっこがついてしまったおもちゃや家具などは、きれいに拭き取りましょう。サイトメガロウイルスは、石鹸やアルコール、次亜塩素酸などに弱い ので、単に水拭きではなくこういったものが入った清掃用品を使うといいでしょう。また、乾燥にも弱いので、布団類は天日で十分に乾燥させると安心です。
(4)妊娠中の夫婦生活の際には、必ずコンドームを使用しましょう。パートナーから感染する可能性もあるためです。
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いかがでしたか?
サイトメガロウイルスについて、私自身は偶然耳にする機会があったため抗体検査や予防の重要性を知ることができましたが、身近にあるウイルスだからこそ、知らなければ防げないものですよね。
今回お伝えしたことで、少しでも多くの方に知っていただけるきっかけとなれば幸いです。
【参考リンク】
・サイトメガロウイルス | 先天性トキソプラズマ&サイトメガロウイルス感染症患者会(http://toxo-cmv.org/cmv.html)
●ライター/aco(フリーライター)
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