プレママの不安を解消! 「逆子体操」の方法と「前期破水」の注意点
【ママからのご相談】
現在妊娠7か月のプレママです。先日健診のときに、主治医からお腹の赤ちゃんが“逆子”だと言われました。
「妊娠後期になって赤ちゃんが大きくなれば自然に戻ることが多いから、今はそれほど心配しなくて大丈夫」と言われたものの、 もし戻らなければ帝王切開になるんですよね?
このまま逆子の状態が続いた場合、治す方法はあるのでしょうか?
●A. 妊娠後期に戻る場合がほとんど。もし治らなければ逆子体操を。
こんにちは、ママライターのacoです。ご相談ありがとうございます。
7か月というと妊娠中期ですね。実は妊娠中期までに、妊婦さんの3分の1が逆子の診断を受ける といわれています。
でも、妊娠後期になりお腹の赤ちゃんの頭が大きくなると、重みで頭が下になることがほとんどだそうです。
とはいえ「もし戻らなかったら……」と不安になるお気持ちもよくわかります。
もし妊娠後期になっても逆子が戻らなかった場合、逆子体操という方法があります。必ず主治医の指示のもと、無理のない範囲で試してみてくださいね。
●リラックスして行うのがポイント。逆子体操の方法
それでは逆子体操の方法を紹介します。腹帯はあらかじめ外しておき、お腹をやわらかくしておきましょう。
毎日昼と就寝前に1回ずつ行うのがおすすめですが、お腹が張ったりつらく感じたりするとき は無理に続ける必要はありません。
また、必ず主治医の指示を受けてから行いましょう。
●(1)基本姿勢
まずうつ伏せになり、顔を横向きにし、肩と胸と膝から下を床につけます。これが基本姿勢で、“胸膝位”というポーズです。
両膝のあいだは握りこぶしが1つ入る程度にあけましょう。またお尻を高く上げ、膝は直角に曲げ、太ももと床の角度を90度にします。
この姿勢を10~15分キープ します。息苦しいときなどは短時間から始めましょう。無理せずリラックスして行うことが大切です。
●(2)横向きの姿勢
胸膝位のあとは、お腹の赤ちゃんの背中側が上になるように寝転がります。
たとえばママの左側に赤ちゃんの背中がある場合、ママは右側を下にして横になりましょう。この状態で30分~1時間程休みます。すると赤ちゃんが動き始めるでしょう。この姿勢をとる際には、赤ちゃんの背中側の位置を正しく把握するため に、事前に主治医に確認しておきましょう。