やる気をアシスト! 子どもの考える力を育てる「自主学習」のポイント
→例:「丁寧に書けてるね」「図があって分かりやすいね」「ノートの使い方が工夫できてるね」「よく調べたね」など。
(3)考える手がかり(ヒント)を与える。
→例:「絵を書くとわかりやすいよ」「図にしたらどうなる?」「大事なところは色を使うといいよ」「間違えた問題をやってみよう!」など。
(4)励ます。
→例:「どんどん良くなっているよ!」「集中して取り組めたね!」「忙しい中、頑張っているね」「5日続いたね、記録更新!」など。
自主学習ノートに先生や保護者がコメントを添えることで、子どもが「じゃあ、もう少し丁寧に書いてみよう。ここは絵で説明しよう。大事な言葉には色ペンを使おう」という風に自発的に考えて工夫する ようになります。
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いかがでしょうか?
“授業の一番大切なところ”をまとめるうちに、自主的に分からないことを調べたり関連性の高い情報を付け加えたりするなどの発展的な学習に進化していくようになります。
1か月続いたら、ぜひ最初のページと直近のページを比較してみてください。もし内容に良い変化が見られるようなら、お子さんと一緒に「こんなに変わったね!」と話して成長ぶりを褒めてあげましょう。
子どもに「やり続ければ成果が出る」ということを教えることになりますし、何よりモチベーションアップにつながりますよ。
【参考文献】
・『自主学習ノートへの挑戦』堀哲夫/仙洞田篤男/芦澤稔也・著
●ライター/パピルス(フリーライター)