子育て情報『赤ちゃんが知的障害に? 妊婦こそ注意すべき「ジカ熱」の予防法6つ』

赤ちゃんが知的障害に? 妊婦こそ注意すべき「ジカ熱」の予防法6つ

脳が十分に成長しない病気 です。そのため、脳の機能発達が遅れたり、機能停止したりします。

脳が十分に発育しないため、同じ月齢の赤ちゃんと比較して頭の大きさが著しく小さくなります。小頭症の赤ちゃんは知的障害を発症することが多く 、慢性的にけいれん発作を起こす場合もあるようです。

赤ちゃんは生まれたときに約33cmの頭囲で生まれてくるのが一般的です。脳の重さは約300gですが、この状態が1歳になっても、2歳になってもさほど変わらない病気です。

●ジカ熱から身を守る方法6つ

ジカ熱は、すでに日本でも「重要なお知らせ」として警告されています。厚生労働省では、妊婦および妊娠の可能性がある女性は、可能な限り流行地域への渡航を控えるように注意喚起がされています。


WHOでは、妊婦は流行地域への渡航をすべきでないと勧告しています。今年オリンピックが開催されるブラジルは流行真っ只中の地域。この異常事態を受けて、オリンピック延期の声も出ている ほどです。

以下に、ジカ熱から身を守る方法を複数お伝えします。流行地域への渡航を含めて自己責任にはなりますが、さまざまな予防策を講じれば感染を防げる可能性も高まりますので、参考にしてくださいね。

【皮膚を出さない!】
洋服などで皮膚の露出を少なくしましょう。明るい色の服がおススメです。

【自宅への蚊の侵入を妨げる!】
窓を開けっぱなしにしない、網戸やカーテンを取り付けたり、ドアをすぐに閉めたりするなど、自宅の中に蚊が入らないように工夫しましょう 。


【防虫剤の使用で蚊を寄せ付けない!】
防虫剤は体に安心なものを選ぶのがおススメです。

【蚊が繁殖する環境をつくらない!】
蚊は少しの水で繁殖します 。水をためることができるバケツ、植木鉢、植木皿などの貯水物は水をカラにしておきます。見落としがちなのが、庭やベランダにおいた子どものおもちゃや自転車。水がたまっていないかを確認しましょう。

【流行地域へ行かない!】
特に妊娠中、妊娠の可能性のある女性は注意です。自分がジカ熱になるリスク以上に、胎児に大きなリスクが伴います。

【夜の夫婦生活に注意!】
流行地域から帰国した女性の場合、最低4週間は妊娠を控えることが推奨されています。
また、男性から女性パートナーへの感染伝播が疑われる事例が報告されています。

流行地域から帰国した男性は、症状の有無にかかわらず最低4週間、パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中、夜の夫婦生活を控えることが推奨されています。

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