ズル休みになる? 子どもに学校を休ませて“平日旅行”する家庭への賛否
幼稚園や保育園なら休ませてもよいけれど、義務教育の間は絶対NGという意見は反対派の多くを占めました。
『わが子のクラスにも何人かいるんですよね、学校を休んで旅行に行っちゃうご家庭の子が。帰ってきてから自慢大会が始まるらしく、うちの子も行きたがって困ります。正直迷惑なのでやめてほしいです 』(40代女性/金融関連)
実際のママさんならではの反対意見ですね。みんな行きたいのを我慢しているなか、ひとりだけテンション高く土産話を繰り広げられると誰だっていい気はしないもの。
子どもはすぐに友だちをうらやましがりますから、余計にタチが悪いといえますね。
『欠席して旅行って、つまりズル休みってことですよね 。ウソをつく、ズルをするということを親が子どもに教えてどうするんでしょうか。
そもそもズル休みしてまで遊びに行って、心から楽しめますか?罪悪感もないなら恐ろしいことです』(40代男性/営業)
平日旅行派の中には『先生や友だちには病気だったと言いなさい』と伝える親もいるようですが、それは確かに考えものです。
ウソがばれなければズル休みしてもよいのだという誤った価値観を子どもが持ってしまうかもしれません。
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平日の旅行はラクでおトク、メリットもりだくさん。
その一方で、クラスの雰囲気を乱したり、隠れてコッソリ行かなくてはならなかったりと問題点も多いものです。
もしも学校を休んで平日旅行を楽しみたいのならば、“勉強面の遅れは自力でカバーする”、“登校したときむやみに自慢話をさせない”、“先生や友だちにウソをつかず、かといって大っぴらにもしすぎないようにする”などの高度なテクニックが必要になってくるのではないでしょうか。
●文/パピマミ編集部
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