社会に出てから有利に!? 子どもに“収納教育”をするメリットと方法5つ
子ども目線で分かりやすく説明する
子どもにお片付けをさせるとき、「コレしまって!」とひと言で指示していませんか?
もしかしたら子どもはそれをどこにしまっていいのか分からないのかもしれません。
「前に教えたから」という気持ちは飲み込みましょう 。子どもが忘れているなら根気づよく説明してあげる必要があります。
また、そもそもママの説明が難しくて理解できていなかったという可能性もあります。
お片付けをする場所を教える際は、子ども目線で分かりやすく説明してあげましょう。
●(2)絵本で“お片付け”の大切さを教える
絵本の中には、お片付けがテーマの作品がたくさんあります。
お片付け絵本は大体モノの大切さを教えている内容のものが多いので、ぜひ子どもに読み聞かせてあげましょう。
オモチャに感情移入させる系の絵本が多いので、物を大切にするようになりますよ。
●(3)収納方法を簡単にする
子どもが物を片付けないとき、収納方法が難しくて放棄している 場合があります。
わが家の収納方法が子どもの年齢に適しているかを見直してみましょう。
細かく分類しすぎているようなら、大きなカラーボックスを用意してそこへオモチャをしまうようにしても良いです。
まずはお片付けの概念を教えることが大切です。慣れてきたら次のステップへ進みましょう。
●(4)たくさん褒める
子どもは単純です。ママから褒められればやる気を出しますし、叱られればやる気がなくなります。
そこで、子どもが上手にでお片付けできた場合は多少大げさでも構わないので、褒めてあげましょう。
それを繰り返すことで、子どもの頭の中に「お片付けをすると褒めてもらえる」 という認識が生まれます。
お片付け上手になるためには、まずお片付けを好きになってもらう必要があるのです。
●(5)怒らずに考えさせる
子どもは“お片付け初心者”です。オモチャを全く片付けない日があったり、間違った収納方法を取る場合があったりします。
しかし、そんなときに「片付けなさい!」と怒るのはNGです。怒ると“お片付け=嫌なこと”になってしまいます。オモチャを片付けていない場合は、「オモチャを片付けないとどうなる?」と問いかけたり、「このオモチャはどこにしまうんだっけ?」と優しく聞いてみましょう。
子どもは考えればちゃんとできます。
それを信じてあげることが“収納教育”の基本 となります。