貧乳でも老化する? 卒乳でバストがしぼんでもノーブラはNGな理由3つ
「なんとなく落ち着かないから」という以外に私がノーブラという選択をしなかった理由が3つありますので、続いてご紹介したいと思います。
●(1)バストの加齢による変化には“胸の大きさ”は関係ない
『ワコール人間科学研究所』による、「加齢によるバストの形の変化」についての報告をご紹介します。
・加齢によるバストの形の変化は、どのような人でも全員同じ順序で変化していく
・20代から下垂は始まっている
・一度変化したら元には戻らない
この調査結果を見て、バストの大きい、小さいに関わらず同じような加齢現象が起こっていく ことが分かりました。
実際、私も3人の子どもの妊娠、出産で10年の月日が流れています。加齢という言葉からは目をそらしていたいけれども、バストの下垂は起こっていると実感していましたから、そのスピードを少しでも遅くしたいという気持ちでいます。
それには、やはり“バストを適度に支えておく”状態が良いのではないか、と思ったからです。
●(2)バストの中に筋肉はない
前出のワコール人間科学研究所によると、
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『バストは「乳腺」「脂肪」とそれらをまとめるようにして支える「結合組織」「クーパー靭帯」からできています。バストの中には筋肉はないので、運動などによって鍛えることができないのです』
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とありました。
これには非常に驚きました。これまでバストアップに効く体操や運動が紹介されていたのを数多く目にしてきましたし、実践したこともありました。
バストの中に筋肉がないならば、下垂していく胸を筋トレで支えることはできない 、ということになります。
●(3)バスト自体にかかる重力、揺れなどの刺激が続くことはダメ
バスト自体にかかる重力、揺れなどの外部からの刺激が長時間継続することにより、クーパー靭帯にストレスがかかって伸びてしまう。
ノーブラでいると、バストにはそのまま重力がかかっています 。歩く、走るなどの日常の動きで多少なりとも揺れる状態が続くと……どんどんバストの魅力が失われていくことになるのではないか?と私は思ったのです。
授乳期には乳腺を締め付けることが良くないということで、締め付け感のない下着を選んでいらしたことでしょうから、いきなりワイヤーの入ったブラジャーは窮屈に感じると思います。
しかし、サイズの合ったブラジャーを正しく着用することで、不快な着用感は軽減されるということもまた分かっています。