夏休みの宿題のラスボス!? 子どもの読書感想文をスムーズに書かせるコツ
こんにちは、ママライターの木村華子です。
いよいよ夏休みがやってきました。真っ黒に日焼けした子どもたちが、海に山にと存分に夏を謳歌するシーズンです。
ところが、そんな楽しさに水を差す、毎年恒例の問題が……。そう、夏休みの宿題です。
引越し見積もりサイトの『引越し侍』は2015年8月、全国のユーザーを対象に行ったアンケート「小学校時代、夏休みの宿題どうしてた?」の調査結果を公開しました。
内容をみると、夏休みの宿題のうち「最も苦手だった」と回答されたのは以下のとおりです。
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・1位:読書感想文……36.5%
・2位:日記・絵日記……20.2%
・3位:作品作り(工作・研究など)……19.3%
・4位:ドリル類(算数・漢字など)……14.3%
・5位:動植物の観察……4.3%
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読書感想文を苦手だと感じていた方は、なんと3人に1人!
さらに、「最後まで残った夏休みの宿題は?」という質問でも、34.3%に上る方々が「読書感想文が終わらなかった」と答えたのだとか。
夏休みの宿題は、ママも巻き込む一大事!お子様の宿題をよりスムーズに終わらせるためにも、苦手な読書感想文を後回しにしないことが重要です。
読書感想文を制する者が、夏を制す……!と言っても過言ではないでしょう。
そこで今回は、ライターの私が実践している、“わが子の読書感想文を早く終わらせるコツ” を紹介いたします!
●スピーディーな読書感想文は、“本選び”から!
“読書”感想文ですので、まずは読む本が必要です。
子どもが興味を持ってくれる1冊であることが最重要なのですが、中には大人の私が見ても「え、この本って感想書くの難しそう……!」と感じるパターンが存在します。
私事ですが、わが子が初めての夏休みを迎えた小1のころ、「この本のことを書くよ!」と彼が持ってきたのは、恐竜の図鑑でした。
図鑑を読んで、何かを感じ取り、原稿用紙2枚分の感想を書くことができるのなら問題ありません。
本には、感想文を書きやすいものと、そうでないものが存在しています。スムーズに感想文を書き進めるためにも、まずは読む本を選ぶ段階でつまずきたくはないところ……。
学年によって基準は異なりますが、基本的に以下のポイントを押さえた本選びがオススメです。
・子どもが読破できる1冊(漢字や文が難しくはないか?)