夏休みの宿題のラスボス!? 子どもの読書感想文をスムーズに書かせるコツ
「小さなころから何度も読んだお気に入りの1冊」でも、「図書館で出会ったカッコイイ表紙の本」でも結構です。どんな風にその本と出会ったのかを、長くなりすぎない程度に書きましょう。
●(2)「ストーリーの要約」
読書感想文全体がストーリーの要約で終わってしまった経験は、きっと多くの方が持っていることでしょう。もっとも文字数を稼ぎやすいポイントです。
だからこそ、短くまとめる必要があるとも言えます。重要な“感想文”を書けるだけの文字数を残しながら、簡潔にストーリーをまとめてください。
●(3)「感動したシーン」
読書感想文の中で、最もボリューミーにしたいのが「感動したシーン」以降です。ここで活躍するのが、読書中に貼った付箋の存在 。
付箋を貼ったページから、特に心に残ったシーンについて、そして読んだときの心情についてを書きましょう。
可能なら、そのシーンからイメージされる自身のエピソードに触れたり、「僕・私ならどうだろう?」と、自分自身と登場人物を比べてみると、より楽しい読書感想文になります。
●(4)「本から得たこと」
感想文は、その本から得たことで結ぶと読後感が良くなります。
「これからは、○○しようと思った」という抱負や、「はじめて○○なのだと知った」という発見でもいいでしょう。本と自分をリンクさせることが大切です。
もしも「私は何も得なかったよ!」という場合、「こんな本だから、こんな人にオススメです」という結び方もいいでしょう。ポジティブ に締めくくりましょう。
●構成ができたら、あとは書くだけ! ハイおしまい!
書くべき内容がまとまれば、あとは書くだけ!これまで夏休み後半まで立ちはだかっていた2枚の原稿用紙も、もう怖くはありません。
夏休みの宿題は、ママにとっても大きなストレス。できるだけ早く片付けて、心置きなく夏を楽しみたいものですね。
今年こそ、読書感想文を後回しにしない夏休みを叶えてみてはいかがでしょうか?
【参考リンク】
・夏休みの宿題、どうしてた? | 引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/press/press024/)
●ライター/木村華子(ママライター)