失敗で乳がんリスクUP!? 助産師が教える正しい“断乳”の方法と注意点
そういう人はけっして無理をせず焦らず、ゆっくり進めていくことをオススメします』
とのこと。
断乳は思っている以上に体に負担がかかるもの。けっして無理をせず、つらいときはゆっくり休める環境で始められるといいですね。
●理想はプロにおまかせすること
断乳をするすべてのママが、上手に搾乳ができるかといったらそうではないでしょう。やはりプロを頼って病院や母乳外来へ行ったほうがいいのでしょうか?
助産師さんによると、
『搾乳に慣れていない人は、自分ではできたと思っていてもきれいにしぼれていないことがあります。すると小さなしこりができてしまったり、母乳が石灰化してしまいます。母乳が石灰化してしこりができてしまうと、その部分は血流が悪くなり、がん細胞が住みやすい状態に 。
できれば助産師などのプロがいる場所へ行って、最後の最後までしっかりしぼってもらいましょう。
母乳の水分は自然に体内で吸収してくれるのですが、母乳の成分やエキスは胸に残ってしまいます。そこをしっかりしぼりきることが大切です』
とのこと。
しっかりしぼりきらないと、乳がんになる可能性が上がってしまうということです。それは怖いですね。
そのリスクを下げることができるなら、プロにしぼってもらいたいところ。今後のためにも母乳外来などへ行ってみることをオススメします。
----------
断乳は親子にとって初めての難関ポイントかもしれません。しかし、ここを乗り切ると子どもの食欲や睡眠時間が増えて一気に成長します。
夏の断乳は脱水症状にならないように、母乳以外で水分をよくとるように心がけましょうね。
●ライター/momo(ママライター、元モデル)