体からのSOS! 思春期に生理がこない“無月経”の危険性
子宮や卵管といった生殖器が未発達のままになる先天異常 もあります。
卵巣や甲状腺などの機能異常 も原因になりうるので、医師の診断を受けましょう。
●『続発性無月経』
続発性無月経は、月経が3か月以上止まった状態です。
それまであった月経が止まることは、視床下部や下垂体、甲状腺、卵巣などの異常 によって起こります。
ホルモンの異常や、『多嚢胞性卵巣症候群 』でも無月経になります。
このような異常は、免疫に問題があったり、時に腫瘍があったり、抗うつ薬などの薬剤を使っていたりすることが原因となることもあります。
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生理がない!ということは体からのSOSです。
生理がこないからラッキーだと放置しておくと、思わぬ病気があるかもしれません 。
気になる症状がある場合は、医療機関を受診するのがおススメです。
学校生活に受験や友人関係、思春期の子は多くの悩みがあり、プレッシャーを感じている場合が多いです。
中にはダイエットをしたり、不規則な生活になっていたりする子もいます。思春期の子は体も心も忙しく、生活も乱れがちになります。
しかし、体の成長は待ってはくれず、着実に大人の体へと成長していきます。
将来、望んだときに妊娠・出産ができるように、仕事や生活を元気に乗り切れるように、今のうちからまずは規則正しい生活を心がけましょう!
【参考リンク】
・学際領域の診療 小児・思春期学校保健2005年『日産婦誌』57巻7号 | 日本産科婦人科学会(PDF)(http://www.jsog.or.jp/PDF/57/5707-128.pdf)
●ライター/佐藤理香(株)