どこまでOK? パパと娘のラブラブ行動が許されるボーダーライン
こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。
世の中には、人も羨むようなラブラブ父娘がいますね。
そのほとんどは微笑ましい存在ですが、時に「そこまで?」と驚くようなラブラブぶりを目にすることもあります。
また家庭内では、ママがラブラブな父娘に微妙な視線を向けていることもあります。
実際のところ、どこまでなら“OK”でどこからが“NG”なのかが不透明な父娘のラブラブ。
父の意見、娘の意見、母の意見、兄弟の意見、さらには第三者の意見を聞いて、一般的に“微笑ましく”見守ることのできる父娘のラブラブ度 を導き出してみましょう。
●パパだから許される?
当事者の一人であるパパの意見は、30~40代の子育てパパ4人に伺いました。
『実の親子だから、抱っこもチューも問題ない』と言い切るのは、幼稚園児の娘を持つパパ。
『娘が嫌がらない限りはOK』と決定権を娘側にゆだねた人もいました。
一方で、『小学生になって一緒にお風呂に入ってくれなくなったが、パパとしてはまだまだ一緒に入りたい』というおねだり発言も。
パパたちの発言に共通するのは、血のつながった父と娘なんだからラブラブして何が悪いんだ?という姿勢です。
娘や周囲に拒絶されない限りは、ずっと濃いラブラブ状態を保っていきたいパパの気持ち が伝わってきます。
●パパは大好きだけど、ちょっと……
パパの意見に対して、微妙な乙女心を覗かせたのが娘側の意見でした。これは、8〜15歳までの女子5人に聞いてみました。
『パパは好きだけど、時々ウザい』(12歳)
『手をつなぐのはいいけど、体を触ってくるのはイヤ』(8歳)
といった、パパとのラブラブに一線を引きたいと考えている子がほとんど。
中には、『酔うとラブラブじゃなくてただのスケベなおじさんみたい』(14歳)という厳しい意見もありました。
『でも、パパが好きだから我慢する』(15歳)という大人な意見も。
パパの思惑とは違い、娘たちはパパのラブラブ攻撃を受け入れつつも、年齢とともに適度な距離を置きたい と考えているのが分かります。
●パパの恋人はママ!
ママの意見は両極端でした。
質問をしたパパ4人の奥さまに話を聞いたところ、「パパの恋人役は娘じゃなくて私がするべき」「娘を恋人のように扱うのはおかしい」という批判的な意見と、「パパと娘が仲良くしてくれると私が助かる」