空き家に注目!? 世帯年収300万円でもマイホームを手に入れる方法
住みたいエリアの不動産屋に欲しい条件を伝えて、いい物件が出たら教えてもらう のも手。
また、いい空き家があれば近所の方に情報を聞いて、持ち主に交渉してみるのもいいでしょう。
実際に住んでいたとしても、家があるから仕方がなく住んでいる場合もあります。
たとえば、買ったのは40~50年前で駅から徒歩15分の家より、高齢になれば駅のそばのマンションがいいという方もいるでしょう。
とはいえ、相場より安かったとしても安すぎる家は不安ですよね。
空き家の場合、たいていはリフォームが必要です。リフォーム業者と一緒に物件を見に行き、査定してもらう という方法もあります。
場合によっては家が買えるくらいリフォーム代にかかる場合も。
目安としては1981年より前の家は、古い耐震制度時代に建てられており、旧耐震か耐震補強に高額なお金がかかる場合があります。
さらに、空き家を買う場合に注意したいのがご近所。家はリフォームできても近所はリフォームできません。
平日2回、休日2回の合計4回は下見をして 、傾斜、買い物は便利か、近くに騒音原因になる施設・工場はないか、環境を調べてから購入を検討してください。
【取材協力/高橋洋子】
暮らしのジャーナリスト・ファイナンシャルプランナー。『暮らし研究所エメラルドホーム』代表。
1979年岐阜県生まれ。情報誌の編集、フリーライターを経て現職。
空き家をリノベーションし、安くマイホームを購入した経験からお得なマネー情報の研究に目覚め、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。講演・執筆・FP相談を通じて、家探しの基本から中古住宅の価値向上とリノベーションの魅力を伝えている。
空き家活用に関するセミナーは3年でのべ2,000名参加。セミナーは「分かりやすくておもしろい。勇気がもらえる」と幅広い世代から好評を得ている。
著書に『家を買う前に考えたい!リノベーション』、『最新保険業界の動向とカラクリがよ~くわかる本』、『100万円からの空き家投資術』等がある。
●ライター/菊乃(婚活・恋愛コンサルタント)