奇名扱いはヤメて! マイルドなDQNネームを付けたママたちの本音4つ
そしてその流行は、子を持つ親の立場になるまでなかなか身近に感じるチャンスがありません。
最新の名付け事情を肌で感じたからこそ、「この名前、別にそんなに珍しいものじゃないんですけど?」と思えるのでしょう。
●(4)正直、落ち込む
『娘の名付けをするときには、「絶対DQNネームにはしない!」と心に誓っていた。妊娠中から良い名前を思いついてはネットで調べて、DQNネームじゃないかをチェックしていたんだけど、ネット民の人たちって“今風”ってだけでDQN扱いする から付き合いきれなくなった。
言われるがままに名付けたら多分後悔していたと思う。もちろん、DQNネームを付けたつもりはない。娘の名前について病院や保育園で呼び間違えされたこともないし、読み方を質問された経験もほとんどない。
それでも、ネットで検索すればDQNネームとして扱われているみたい……。
娘本人や私たち親も満足できている名前だから、大勢の人に叩かれているのを見ると正直落ち込んでしまう』(20代・小3女子のママ)
名付けのためにネットで情報収集を行う方は多いはずです。そしてどんな名付けをしたとしても、結局“今風”なだけで誰かがバッシングしている現実。
一生懸命考え抜いたわが子の名前が、見ず知らずの人々に叩かれるのはとても悲しいことですね。
●マイルドなDQNネームは、もう珍名奇名じゃない!
もちろん、私自身も過度なDQNネームに関しては賛成できません。
ケースによっては子どもの人生を壊してしまうリスクもあるので、名付けを行うのであれば後悔のないよう慎重に行うべきだとも思います。
しかし、今回お話したマイルドなDQNネームが子どもの人生を壊すキッカケになりえるでしょうか?
当て字であったり、これまでには無かった名付けであることだけを考慮すれば、DQNネームに含まれるかもしれません。
けれどこれほどまでにマイルドなDQNネームが増えた今、読み間違えもなく、子どものあいだで奇抜だと指摘されることも無いのであれば、DQNネームと非難される筋合いはもはや存在していないのではないでしょうか。
●ライター/木村華子(ママライター)