とりあえず、
・どこに住むのか
・子どもはどちらが引き取るのか
を決めます。
住居の確保ができないことには別居ができませんし、子どもの有無で賃貸の条件は異なります 。
近くにご実家があって同居できる場合は、可能な限り頼ったほうが良いでしょう。
●>お子さんと一緒に暮らす場合
おそらく学校がネックになってくると思います。学区内で手ごろな物件があればいいのですが、なければ転校も視野に入れなければなりません。
「そこまでしたくない……」と思い、「もう少し我慢しよう」なんて思わないでください。別居が脳裏をよぎっている時点であなたは限界です。
今すぐに好条件の物件が見つからなければ、不動産屋を回り続けてください。
今は空いていない物件に出会えることがあります。
私の場合、子ども2人と猫でしたが、2年かけて条件を満たしたアパートを借りました。
今できないから諦めるのではなく、長期的に見据えて 物件を探しましょう。
探しているあいだに大体の相場も理解できるようになりますよ。
●>お一人で別居する場合
お一人で別居する場合でも、今の家には駆けつけられる距離 をおすすめします。
お子さんに何かあったときのことを想定すると、あまり離れた場所は得策ではないでしょう。
また、今後に関して夫と話し合う必要があります。話し合いが終わるまでの仮住まいだと思った方がいいです。
●離婚しないまま別居することのメリット・デメリット
籍を入れたまま別居することに、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょう。
メリットは、距離をとることでお互い冷静になり、話し合いがしやすくなる ことです。
また今回の場合、モラハラを受けずにすむので相談者さんの精神が安定します。
デメリットとして、公的な援助が受けられなくなります。
たとえば、お子さんを連れて別居した場合、親権者は夫のままです。子ども手当ても夫の口座に入ります。
また、母子家庭であれば受けられるさまざまな行政のサービスも受けられません。●まとめ
「別居する」というのは気持ちを決めるだけでも大変なことです。
決めたからにはそれなりの理由があるのでしょう。
まずは不動産屋をめぐって、地域の不動産相場を知りましょう。そして今後、離婚するのか再構築するのかよく考えることです。
そして必ず、夫にひと言、別居する旨を告げてください。