体内時計をリセット! 子どもの生活リズムを朝型にシフトする方法5つ
そのためには、夕食は早めに済ませましょう。
眠る時間から逆算して、約3時間前に食事を終わらせる のが理想的です。
そうは言っても早めの夕食の支度は、ママたちにとっては非常に大きな負担になると思います。
そこでおすすめしたいのは、お子さんが幼稚園に行っているあいだにできる“夕食の仕込み”です。
ご自身のお昼を作るついでに夕食で使う食材も刻んでおく。またはお肉を解凍しておく。ハンバーグのたねを作っておく。
なにかひとつでもしておくと夕方が本当に楽です。
こうした準備をうまく活用して食事を早めに終えるようにしてみてください。
●(4)夜は明かりを少し暗めにし、光の刺激を少なくすること
眠りに入る前には、神経を興奮させる作用のあるものを排除していくといいそうです。
特に目から入る光は神経を興奮させてしまう ので、室内の明かりはできれば暗めにしてみましょう。
そしてテレビも、眠る直前には見ないようにしたほうがいいでしょう。
●(5)入眠儀式
お子さんを決まった時間に眠るように促すよう、“入眠儀式”をしているママさんは多いと思います。
たとえば、絵本の読み聞かせの時間を寝る前のお約束にしているなどです。
リラックスできるようなことであれば、内容はママとお子さんの好きなこと でいいと思います。
わが家の2歳児は寝るとき必ず私の体に触っていないとダメで、寝る体勢になると決まったポジションを触りながら安心して寝入ります。
これも子どもにとっては立派な“入眠儀式”であるようなので、もうしばらくお付き合いしてあげようと思っています。
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いかがでしたか?
5つの取り組みで、お子さんの体内リズムを一度リセットして“朝型”へとシフトさせるきっかけができますように。
決まった時間に寝て起きるというリズムが一度身につくと、それをとても快適に感じるものですよね。大人でもそれは同じこと だと思います。
年長さんは来年、小学校に入るとまた幼稚園より少し早い時間に朝支度をして出かけなくてはいけませんから、これを期に小学校時間を意識したリズムの方に合わせていくというのもいいのではないかと思います。入学と同時に生活リズム作りで苦労しているご家庭は非常に多いと聞きますから、今から準備して損はありませんよ!
【参考リンク】
・生活リズムの確立と睡眠 | 文部科学省(PDF)