40代じゃ遅い? 初めて乳がん検診を受けた年齢ランキング
補助があるので、金銭的な負担もなくなるというのが大きいですね』(40代女性/パート)
国の指針では、40歳以上の女性を対象に2年に1回の受診 が勧められており、40代を目安に積極的に受診する人が多いようです。
40歳をすぎると自治体による費用負担があり、安価に検診を受けることができるため、それがきっかけとなるのでしょう。
もし全額自己負担となると、マンモグラフィ検査と超音波検査で1万円を超える費用 が必要となるため、40歳未満での検診に気後れする人もいるはずです。
●10代から20代前半で受けたという人も
『私の母親が若くして乳がんになったので、自分もその可能性があると思って受けました』(20代女性/大学生)
家族に若くして乳がんになった人がいるなどの場合、遺伝性乳がんの可能性があり、発症リスクが高くなる と言われています。
そのため、かなり早期から乳がん検診を受けることもムダとは言えないでしょう。
しかし、若い人の場合、乳腺密度が高いこともあり、マンモグラフィ検診では病変を見つけにくい といったこともあります。
早期の検診が自分に必要かどうかは、医師によく相談するようにしましょう。
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いかがでしたか?
早期発見が自分の命を助けることになると頭では分かっていても、検査に痛みがあることや乳房という場所柄、あまり積極的に受けたいものとは言えない乳がん検診。
本格的な検診ではなくても、セルフチェックでしこりやへこみがないか確認することはできます。
小さな変化があったときにすぐに気づけるよう、危機感を持ち日頃から観察することが、結果として自分の命を守ることにつながる のではないでしょうか。
【参考リンク】
・【アンケート結果(1位〜10位)】乳がん検診を初めて受けたのはいつですか?(http://papimami.jp/86824)
●文/パピマミ編集部
●モデル/神山みき(れんくん)