ママ友に会うのが怖い!? “公園うつ”の特徴と克服した人の体験談3つ
こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。
“公園デビュー”は子育てママがいつかは通る道。それがスムーズにいくかどうかによって、その後のママ友関係が大きく変わってきます。
悪く転ぶと公園に行くのが怖い、ママ友に会うのがツラいという、“公園うつ”になってしまうことさえあります。
今回はこの“公園うつ”の特徴を、実際に公園うつを経験したママたちの体験談を通してみていきましょう。
●(1)一度入ると別行動が許されない公園ママ友グループ
『初めて行った公園で声をかけてくれたママたちとママ友になったが最後、お茶会も食事会も誕生会も断れなくなった』と振り返るのはUさん(35歳)。
公園を離れた空間でも常に行動を共にするのが当たり前だという空気があり、誘われたら断ることができず、約束の時間になると腹痛や頭痛が起きるようになった というUさんの症状はまさに公園うつ。
子どもの習い事の時間が変更になったからとお茶会を欠席した一人のママ友が、そのお茶会で陰口の的になったことも、さらにUさんへのプレッシャーとなりました。
実際に体調を崩して、しばらく県外の実家で子どもとともに静養することになって初めて、ママ友グループからの呪縛が解けたというUさん。
うつ症状が軽くなって自宅へ戻ったとき、道でばったり会った公園ママ友グループに無視されたことで、かえって気が楽になったそうです。
●(2)子どもと来ても子どもと遊べない
『そもそも公園へは子どもを遊ばせる、子どもと一緒に遊ぶために来ているはずなのに』との疑問を持ったことから、ママ友とのおしゃべりが苦痛になり始めたというのは、Yさん(29歳)です。
「子どもは子ども同士で遊ばせればいい、親は親同士でおしゃべりしましょう」というママたちの言葉に、最初は「ラッキー!」と思ったといいます。
しかし、子どもが「ママ、一緒に遊ぼうよ」と言ってきても、「ママたちは今大事なお話をしているから、向こうでいい子に遊んでいてね」と追い返してしまうのに疑問を持ち始めたそう。
「私、ちょっと遊んできますね」とベンチを離れた次の日から、公園でほかのママ友や子どもたちを見かけなくなったそうです。
どうやら違う時間帯に遊びに来ているらしい ことがわかり、時間を合わせていくと、無視はされないもののよそよそしい態度を取られ、次の日にはまた誰もいないという状態。