泣き寝入りしない! ママが義両親の“孫差別”と戦ったエピソード3つ
こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。
内孫・外孫という言葉があるように、一口に“孫”といっても人によっては微妙な区別をつけることがあります。
名乗る姓に限らず、その孫の性別や障害のあるなし、性格や外見などの要素を理由とした区別もまた存在しています。
こうした理由で“区別”されてしまうのは、ある意味仕方ないことではあるのですが、これが“区別”ではなく“差別”に変わると放置できない問題になります。
“差別”になってしまったとき、祖父母世代と親世代、そして子世代の間に争いが勃発してしまいます。
ここでは、“差別”が表に現れやすい姑と嫁と孫の間で起きた実際の孫差別の体験談と当事者たちがそれにどう対処したのかをご紹介します。
●同居と別居の孫差別
Wさん(37歳)は、長男である夫とそのご両親(自営)と同居中で、小4(男)と小1(女)の子どもを合わせて6人家族を支える専業主婦です。
『姑は義理姉とその息子(小3)にベタ甘。
盆暮れだけならともかく、毎週のようにやってきては1日のんびり過ごしていくの。その接待役が私』と不満げなWさん。
さらに、『姑が甥っ子の好物ばかりを用意するように言ってくるのがムカつく』とのこと。
「お肉が食べたい」「ケーキも」という甥っ子の願いは聞き入れる姑が、子どもたちが「私も、僕も」というと、「お客さんだけ」と拒否するのに納得がいかなくて、夫に「差別しないように言って」と頼んだこともあるそうです。
「一緒に住んでないんだから客で間違いないだろ」との返事に「毎週来てくつろいでいる人を客とは言わない!」とキレたそうです。
夫は頼りにならないと分かり、自分で対処法を考え出したというWさん。その方法とは、甥っ子と子どもを連れ出して、思い切り楽しませること。
『義理姉は子どもの相手から解放されて一人でテレビを観ながらゴロゴロできて幸せみたいだし、姑も目の前にいないから孫を差別できない でしょ』と笑います。
甥っ子の面倒を見ている嫁とその子どもたちに、姑も文句を言う余地はないというわけです。
●内孫と外孫差別
姑にとって長男の子どもは、自分と同じ苗字を名乗る内孫で特別な存在に感じられるものです。そのため、嫁に行った娘が生んだ外孫とは自然と距離が開き、内孫・外孫の扱いが変わってくるのも仕方ないかもしれません。
でも、Tさん(40歳)