入園前に調節! 子どもに“早寝早起き”の習慣をつけるコツ3つ
こんにちは。海外在住ライターのなかやまあぽろです。
12月に入り、朝晩の冷え込みが身にしみ、朝起きるのもツラくなってきましたが、それは子どもも同じ。夏は6時前には起床していたのに、寒くなった途端に8時まで寝ている……という話はよく耳にしますね。
来年の春からいよいよ保育園や幼稚園に入園!というのに、こんなにゆっくりして大丈夫かしら?と心配するママさんも多いはずです。
今回は、春の入園に備えて今からできる、早寝早起きのリズムをつけるコツをご紹介したいと思います。
●(1)就寝時間の調節
早起きを習慣づけるには、毎日早寝をさせるのが効果的ですが、一体何時間くらい睡眠を取らせたらよいのか、という目安はあまり知られていません。
一般的に1~3歳の幼児に必要な睡眠時間は、お昼寝も合わせて平均12~14時間 と言われています。
実際、子どもの体調や環境などで睡眠時間は左右されてしまいますが、子どもの発育に必要なエストロゲンを活発に分泌させるためにも、早めに就寝させてあげたいですね。
小学館編集部のデータによると、21時台に就寝する子どもが調査対象の子どもの全体の47%、次いで22時台が19%、20時台が18%という結果が出ています。
20~21時台には就寝させようと意識している家庭が多いようですが、現実はなかなかうまくいかないママさんたちも多いよう。
子どもが早寝をしない主な原因の一つに、“子どもが親の生活リズムに合わせている ”ということが挙げられます。
夕食や入浴の時間が遅かったり、就寝時間になってもテレビの音や灯りが寝室に届いていたりと、子どもの生活リズムを刺激している可能性も。
子どもの就寝時間だけを調節するのではなく、大人が子ども中心に考えた生活リズムに整えてあげることがポイントです。
●(2)お昼寝のタイミング
1~3歳の幼児は、睡眠時間に差はあってもまだまだお昼寝が必要な時期です。早寝早起きのリズムをつけるために、お昼寝にも一工夫しましょう。
まず、お昼寝と夜の就寝を区別するために、暗い寝室で寝かせるのではなく、ほどよく明るい、生活音の届く場所でお昼寝させましょう。
子どもにとっても一日の生活のメリハリがつき、ほとんどの子が2時間以内でお昼寝からスッキリと目覚められます。そして重要なのがお昼寝のタイミングです。15時以降にお昼寝をさせてしまうと夜の就寝時間に影響が出る とされています。