ワーママにも必要? 就業不能保険の特徴と検討すべきポイント
こんにちは、金融コンシェルジュの齋藤惠です。
女性の社会進出が積極的になってくると、心配になるのが“働けなくなったときのリスク”です。
万が一、病気やケガで急に働けなくなったときに想定される収入の減少や、 入院・通院にかかる費用について考えたことはありますか?
もしもあなたが現状に不安を感じているのであれば、今回ご紹介する“就業不能保険”が役に立つかもしれません。
●就業不能保険とは?
急な病気やケガに備えて、医療保険や生命保険に加入している人は多いと思いますが、それらは入院や通院による治療に合わせて受け取れる金額が設定されています。
しかし実際には、病気やケガによって治療にお金がかかるだけではなく、そのあいだに仕事を休んだり、場合によっては退職を余儀なくされたりするという問題もある のです。
そうなれば、治療費どころか普段の生活費すら用意するのが大変になってしまいますよね。
就業不能保険に入っていれば、医療保険などではカバーしきれない生活にかかるお金についても、各家庭の毎月の出費に合わせて備えることができます。
特に住宅ローンのある人や教育にお金がかかる人にとっては、万が一のときの安心材料になるのではないでしょうか。
●就業不能保険の特徴
・長期に渡り給付金が受け取れる
・ライフプランに合わせた保障内容を設定できる
・死亡保障も同時に備えられる
保険の詳しい保障内容は各保険会社ごとに違いがあります。上記の項目は、複数の保険会社による就業不能保険の特徴をまとめたものです。
商品によっては、タバコを吸わない人は保険料が割安になるもの や、無料のカウンセリングサービスが受けられるものなどさまざまあるようです。
気になる人は保険会社へ問い合わせて資料を確認してみましょう。
●会社の制度や公的な保障と合わせてワーママも検討を
就業不能保険は誰にとっても必要であるとは限りません。
たとえば、会社が病気やケガで働けなくなった従業員に対し手厚いサポートを設けていることもありますし、仕事を辞めてもパートナーのお金によって十分に生活費が足りる人 もいるでしょう。
この機会に一度、自分の家庭にかかる生活費の見直しや、会社と社会保障によって得られるサポートの確認をおすすめします。その上で不安が残る人は、就業不能保険を検討してみてはいかがでしょうか。
【参考リンク】
・就業不能保険とは? | ライフネット生命(http://www.lifenet-seimei.co.jp/product/disability/)