意外と汚れてる!? ネクタイを長持ちさせるお手入れの秘訣
こんにちは。整理収納アドバイザーの澤田真美子です。
多くの男性が身につけているネクタイ。中学や高校の制服でネクタイをしめているという人も多くいると思います。
しかし、ラーメンやお蕎麦を食べるなどすると、目には見えていなくてもスープがネクタイに飛んでいることもありますよね。
また、だいたい同じ位置で結ぶため、結び目のところが汚れやすくなっています。
●毎日のお手入れが長持ちの秘訣
自宅にもどり、ネクタイを外したら洋服ブラシ で軽くホコリを落とします。
シワがついてしまっている場合も、2~3日ハンガーにかけておけば取ることができます。
どうしてもシワが取れない場合は、アイロンのスチームでシワを伸ばす ことができます。アイロンを使う場合は、当て布をして、スチームを浮かせながらアイロンをするのがポイントです。
また、ネクタイを複数持っている場合は、毎日同じネクタイではなく、2~3日休ませてあげるようにすると長持ちします。
●ネクタイに汚れが付いてしまったときはこすったらダメ!
ネクタイに汚れがついてしまった場合は、決してこすらずに、たたくようにして 汚れをとります。
柔らかい布を使いポンポンと優しくたたきます。力を入れすぎると素材をいためてしまうので注意が必要です。
このとき、こすってしまうと摩擦でけばだってしまったり、汚れがどんどん広がってしまったりする可能性があるので、こするのは絶対にやめましょう。
また、汚れが付いたままにしてしまうと、カビや黄ばみ、ムシ食い の原因となる可能性があります。
汚れに気付いたらすぐに落とすようにしましょう。
●ネクタイを洗ったことがない人が50%! 使い捨て派も多数!
2015年11月に、マイナビ 学生の窓口『フレッシャ―ズ』が、ネクタイに関するアンケート調査を行いました。
「ネクタイはどのくらいの頻度で洗いますか」という質問に、「洗ったことがない」と回答した人が50%で第1位という結果でした。
また、「洗ったことがない」という回答をした人にその理由をたずねてみると、「一度洗ったら型崩れした」「洗うとほつれてダメになりそうだから」という回答でした。
そのほか、「汚れたら捨てる」「洗う前に新しいのを買う」とネクタイを消耗品と考えている人もいることがわかりました。●ネクタイも定期的なお手入れを!
ネクタイは毎日する人も多く、汚れやすいもの。