出産祝いに最適! もらって嬉しい“マタニティボックス”の特徴と活用法
こんにちは、ママライターのパピルスです。
あわただしい年末年始が終わり、子どもたちの学校が始まって、ようやく2017年の日常生活がスタートした感じですね。
先日、学生時代の友人と集まった際に、最近のおしゃれな育児事情の話になりました。
中でも、友人の妹さんが出産祝いにいただいた『マタニティボックス 』がすごかったとのこと。
友人曰く、「自分の時代にあれば、絶対に欲しかった」というマタニティボックスですが、調べてみると数年前からじわじわと人気が広がっている様子です。
今回は出産祝いにも喜ばれる便利でおしゃれなマタニティボックスとはどんな物なのか、中身や活用法などをご紹介したいと思います。
●『マタニティボックス』とは?
マタニティボックスの発祥は北欧の福祉先進国・フィンランドです。
フィンランドといえば、子どもの支援活動を行う国際NGO『セーブ・ザ・チルドレン』が発表する「お母さんにやさしい国ランキング」で2013年、2014年と2年連続で1位を獲得しています。
そのフィンランドでは、政府(フィンランド社会保険庁)から妊婦さんに『アイティウスパッカウス』という大きな箱詰めの育児グッズの詰め合わせセット『育児パッケージ 』が無料でプレゼントされる制度があり、なんと70年以上も続いているのだそう。
この大きな箱は中身を出すと赤ちゃんの専用ベッドになる という優れもの!
妊婦さんは140ユーロの現金支給を選択することもできるのですが、ほとんどの方が育児パッケージを選択するのだそう。
フィンランドでは、この育児パッケージを受け取るには妊婦検診が必要なことから、検診を受けるきっかけになり、妊産婦や乳児の死亡率が大きく改善したそうです。
●マタニティボックスの中身は?
気になるフィンランドのマタニティボックス(育児パッケージ)の中身ですが、なんと4万円相当のベビー服やケア用品など“育児のスターターキット ”といえる物が約50点入っています。
フィンランド社会保険庁のホームページで公開されている2016年バージョンの育児パッケージを見てみると、
・冬のアウターウエア
・寝袋(毛布)
・ロンパーススーツ2枚
・各種ボディスーツ9枚
・ズボン6枚
・タイツ
・靴下
・寝具
・リネン類
・バスタオル
・おむつカバー
・食事用スタイ
・おもちゃ
・絵本
・体温計
・湯温計
・歯ブラシ
・爪切り用ハサミ
・ヘアブラシ
・生理用ナプキン
などなど、至れりつくせりです。