【映画『恋妻家宮本』×日本パパ料理協会】「妻に恋する男たち」その2 ~妻が喜ぶ“恋妻家料理”を作った夫たち~
パピマミをご覧の既婚男性の皆さん、妻に恋してますか?
夫が妻に作る“料理”がカギとなる1月28日公開の映画『恋妻家宮本』と、パパが作った料理を家族みんなで食べる“共食維新”を掲げ、パパ料理の普及を目指す『日本パパ料理協会』がコラボレート。
料理を通じて、夫婦のコミュニケーションを高めるためのヒントを3回シリーズで紹介していきます。
●夫婦の間にある“料理ギャップ”
『恋妻家宮本』とは――。
阿部寛さん、天海祐希さんという豪華なキャストが夫婦を演じることでも話題の映画『恋妻家宮本』。
優柔不断な中学校の国語教師、宮本陽平(阿部寛)と妻の美代子(天海祐希)は大学時代に知り合い結婚。
27年の時を経て、1人息子の結婚をきっかけに夫婦水入らずとなったものの、できちゃった婚だったため、結婚後初めての二人だけの生活はなぜかギクシャク。
互いにうまく伝えられない思いを抱えながら日々を過ごしていたある日、陽平が美代子の書いた離婚届を発見してしまったことから、改めて夫婦について考えていくことになるのです。
『家政婦のミタ』『女王の教室』『○○妻』など数々のヒットドラマの脚本を手掛けてきた遊川和彦さんがベストセラー作家・重松清さんの『ファミレス』を原作に、脚本だけでなく、初めて監督まで挑戦した作品です。
●料理ギャップを乗り越えろ!
そんなこの作品でカギを握っているのが“料理”。新たな趣味として料理教室に通っている陽平は習ってきたいろいろな料理を美代子に作りますが、肝心の美代子は微妙な反応。
これって多くの夫婦が体験している“夫婦間の料理ギャップ”なのではないでしょうか?
育ってきた環境も違えば、味の好みも違う。一緒にご飯を食べる機会が多くても、ちゃんと気にしていないと意外とわかっていないものですよね。
でも!妻に恋する夫ならそのギャップを乗り越えなければいけません!
常日頃、妻へ料理を作っている日本パパ料理協会に所属する飯士たちは、それを乗り越えるためにいったいどんな料理を選んで作っているのでしょうか?
●妻の憧れを叶える愛情ミートボール~樋口パパの場合〜
樋口パパの妻は5人兄弟の4番目。実家は質素な生活をモットーにした節約生活をしていたそうです。
そんな妻の子どものころの思い出の料理が、朝ごはんに食べていた市販の“ミートボール”。
これをおかずに食べる白飯が本当においしかったと話していたのですが……よくよく話を聞いてみると、ミートボールの味の話が出てこない。