ウッチャンナンチャンの内村光良、俳優の天海祐希、今田美桜、Snow Manの目黒蓮が、18日から放送されるキリンビールのティザーCM『新ビール 名前はナイショ』篇に出演する。新CMでは鮮やかブルーの背景をバックに、同社からスタンダードビールの新ブランドとしては17年ぶりの発売となる新ビールの一部が公開される。ティザーCMは4人がそれぞれナレーションを担当し、内村は今田、天海は目黒と隠された商品名について掛け合う内容となっている。さわやかな表情でそれぞれ新しいビールを楽しむ4人。しかし背景に書かれた商品名は、なかなか見えない。内村は隠された商品名に対し「言っちゃダメですか?」「一文字くらい、いいんじゃないですか?」とナレーションとやり取りを繰り広げる。続いて、身体全体を使って背景に書かれた商品名の一部を必死に隠す天海。目黒は「言いますよ、僕」と早く言いたくてたまらない様子。その後口パクで商品名を発し、思わず笑ってしまう目黒の姿が見どころになる。今田はおいしそうに新商品を飲んだ後、商品名を伝えたいナレーションに対し「まだ内緒」といたずらな表情を見せる。最後には大きく手を広げ「内緒ー!」と叫ぶシーンも。普段見られない豪華な共演に注目だ。さらには楽曲として、軽やか季節の風を感じさせるTHE BOOMの「風になりたい」をリメイク起用。商品名を明かさない新しいスタイルのCMとなっている。
2024年03月18日天海祐希とアダム・クーパーによる舞台『レイディマクベス』の東京公演の模様が、期間限定配信されることが決定した。『レイディマクベス』は、ウィリアム・シェイクスピアの『マクベス』の登場人物であるレイディマクベスを大胆に解釈した作品。レイディ役の天海、マクベス役のクーパーのほか、鈴木保奈美、要潤、宮下今日子、吉川愛、栗原英雄が豪華競演を果たした。本作を書き下ろしたのは、英国若手の気鋭女性作家のひとりであるジュード・クリスチャン。そして演出には、渡辺謙主演『ピサロ』や、寛一郎の初舞台となった『カスパー』、新国立劇場の新作バレエ『マクベス』を発表したオリヴィエ賞受賞演出家・ウィル・タケットが参加。俳優陣とともに綿密に台本を紐解き、繊細かつ大胆な演出で新作を創り上げた。配信期間は、本日から2024年1月8日(祝・月) 23時59分までとなっている。<配信情報>『レイディマクベス』配信期間:11月27日(月) 16:00~2024年1月8日(祝・月) 23:59本編:2時間3分【チケット料金】価格:4,400円(税込)※視聴可能期間は、購入後Cloakでのお引き取り後、3日間となります。視聴券発売期間:~配信の終了日 21:00まで公式サイト
2023年11月27日実写映画『ゴールデンカムイ』に高畑充希、泉澤祐希が出演することが決定。最新予告映像も公開された。高畑さんが演じるのは、主人公の元陸軍兵・杉元(山崎賢人)の幼なじみ・梅子。『ヲタクに恋は難しい』では、息の合った掛け合いでヲタクカップルを演じた2人が、今作では運命に翻弄される幼なじみとして共演。泉澤さんが演じるのは、杉元と梅子の幼なじみで、杉元と共に二〇三高地の戦場へ出向く寅次。山崎さんとは初共演ながら、杉元と寅次の固い友情を感じさせるシーンでの熱演は圧巻だ。製作陣は2人の起用について、「杉元の過去を知る重要な役なので、一瞬で作品の空気を変えられる演技力を求めてキャスティングしました。梅子は多くは語らずとも清廉かつ重厚さや儚さなどの振れ幅を期待して高畑さんに、寅次は杉元の傍に自然体でいながら観る人の感情を揺さぶる芝居を期待して泉澤さんにオファーしました」と話し、さらに「全体の撮影初日が3人のシーンでしたが、まるでずっと一緒過ごしてきたかのような和やかなムードで撮影は進み、初日から敢行した大仕掛けのシーンも1発勝負で見事OKとなり、確かな手応えを感じさせいただいたことを鮮明に覚えています」と撮影をふり返っている。合わせて公開された映像では、土方の「これから北海道は戦場になる」という言葉と共に、苛烈な埋蔵金争奪サバイバルバトルの火蓋が切って落とされる。二〇三高地での激戦、杉元と尾形の雪の中での激闘と、『キングダム』のアクション監督・下村勇二が再タッグを組み、山崎さんの高い身体能力を生かしたアクションシーンで魅了する。また、原作でも印象的なセリフの数々、「弱い奴は食われる」(アシリパ)、「お前の寿命のロウソクは私がいつでも吹き消せる」(鶴見)、「俺は、不死身の杉元だ!」(杉元)にも注目だ。さらに、杉元、アイヌの少女アシリパ、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見中尉、元新選組・鬼の副長・土方歳三、第七師団の凄腕スナイパー・尾形百之助、“脱獄王”の異名を持つ天才脱獄犯・白石由竹らに加え、ヒグマや、アシリパと強い絆で結ばれたエゾオオカミのレタラもお目見えする大迫力のポスタービジュアルも完成した。高畑充希コメント元々原作を読んでいたので、あの「ゴールデンカムイ」の世界が実写化されるなんて!と、とにかく驚きが大きかったです。 梅ちゃんこと梅子は、杉元さんが金塊争奪に動き出す理由にもなる役柄なので、出番は少ないながら責任重大だぁ、、と、 オファーをいただいた時は少し冷や汗をかきました。 山崎賢人くんとは以前映画でご一緒していたのですが、素敵で可愛らしい人柄はそのまま、今作ではついていきたい逞しさも加わり、素晴らしい座長でした。 現場には数日だけの参加だったので、私もとても完成を楽しみにしています!泉澤祐希コメント「ゴールデンカムイ」は元々原作を読んでいたので、出演できると聞いた時はとても嬉しく、キャストを聞いてからは、このキャラクターをこの人がやるのか!と、ワクワクが止まりませんでした。山崎賢人君とは今回初共演となりますが、杉元佐一と幼なじみである寅次役ということで、すぐに打ち解けることができたと思います。共に戦う戦争シーンはとても迫力があり、見応えあるシーンになっているのではないかと思います。是非お楽しみに!『ゴールデンカムイ』は2024年1月19日(金)より公開。※アシリパの「リ」は小文字が正式表記※レタラの「ラ」は小文字が正式表記(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2023年10月17日天海祐希が世界的ダンサー、アダム・クーパーと共演する舞台『レイディマクベス』が10月1日(日) に東京・よみうり大手町ホールで初日を迎えた。開幕に先立ち9月30日(土)、初日前会見が開催され、天海、アダムに加え演出・振付のウィル・タケット、出演する鈴木保奈美、要潤、宮下今日子、吉川愛、栗原英雄が登壇した。『レイディマクベス』初日前会見より、左から)演出のウィル・タケット、出演の吉川愛、栗原英雄、アダム・クーパー、天海祐希、鈴木保奈美、要潤、宮下今日子作品はシェイクスピアの『マクベス』に登場するマクベス夫人に、英国気鋭の作家ジュード・クリスチャンと、オリビエ賞も受賞し日本では渡辺謙主演舞台『ピサロ』等も手掛けている演出家ウィル・タケットが着眼し生み出した新作舞台で、これが世界初演となる。マクベスを唆した悪女と言われるマクベス夫人だが、ここまで重要なキャラクターにシェイクスピアはなぜ名前を与えなかったのか。『ハムレット』でも『オセロー』でも『リア王』でも、女性たちにしっかり名前があるのに……。クリスチャン氏はマクベス夫人に「元軍人であり、自ら戦場に赴く兵士だった」という物語を与え、“夫人”としての認知である彼女に、女性として生きること、妻として、母として生きること、そして人として生きることという現代にも通じる命題を託し大胆に解釈。深淵かつ刺激的な物語が描かれていく。タケット氏は「シェイクスピアの『マクベス』を元にしつつ、現代の女性の役割というテーマを持った面白い作品になっている」と解説した。眼目は、日本を代表する女優のひとりである天海とアダムとの共演。アダム・クーパーと言えば英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルダンサーとして活躍し、マシュー・ボーンの『スワンレイク』白鳥役でバレエファン以外にも広くのファンを獲得、その後『雨に唄えば』ではミュージカルスターとしても評価され、来日公演でも大フィーバーとなった。天海はかねてよりアダムのファンだと公言しており、会見では共演の感想を聞かれ「ご褒美ですね! 毎日がご褒美です、それに尽きます」と目に力を込め、真面目な表情で即答。これに対しアダムは笑いながら「私にとってはご褒美以上です(笑)。日本の誰もが知る、アイコン的存在の彼女と共演できることだけでなく、稽古場で彼女が仕事に向き合う姿を間近で見て、私も多くの刺激を受けました」と話した。さらに天海は「“衣裳合わせ”の日に、あまりにアダムがカッコ良かったので、(宮下)今日子ちゃんと自分のケータイで一生懸命写真を撮っていたら、演出助手の方に「(警備員が制止するかのような口調で)それ以上近付かないでください」と言われた(笑)。純烈を一目見たいファンのお姉様方の心境がわかりました(笑)。隙間から必死にアダムの写真を盗撮しました」というエピソードも。アダムは笑いながら「ひどいですね、盗撮なんて。もう日本には来ません(笑)!」と返し、タケット氏が必死の形相でアダムの撮影をする天海と宮下の「証拠写真を持っています」と話すなど、カンパニーの和やかな空気感も垣間見えた一幕だった。ほか、キャストが語った意気込みは下記のとおり。天海祐希:レイディマクベス役本当に素晴らしいキャストと素晴らしいスタッフの方々とご一緒させていただけて、とても幸せに思っています。いい意味で細かく話ができ、ひとつの疑問があるとみんなで話合える稽古場でした。ウィルさんは私たちがどう思っているかをとても丁寧に聞いてくださり、「自分もここは分からないんだけど」というお話もしてくださる方。私たちの動く感情をちゃんと汲み取ってくださることに感激し、一方でウィルさんの望むこと、そこに自分が到達できていないことに申し訳ない気持ちになりました。でも私たちを置いてきぼりにせず、忍耐強く向き合ってくださりました。あっというまの稽古期間で、正直ドキドキしていますが、皆さんに楽しんでいただけたらいいなと思っています。アダム・クーパー:マクベス役自分にとっては日本語のお芝居に出演するのは初めてで、台詞もほぼ日本語、日本人キャストの皆さんと一緒にやる作品です。初日が開くのをワクワクしていると同時に、とても緊張しています。でも皆さんが本当によくしてくださり、助けてくれて、意外と落ち着いてもいます。ウィルさんとは30年以上、仕事を一緒にしています。ウィルからこの企画を演出すると聞いた時、彼なら大丈夫だと安心しました。演出家としても振付家としても面白い人なのですが、彼のアプローチは少し変わっていて、ひとつのストーリーを作るためにひとつのビジョンに向って、ダンサーにしろ役者にしろ、みんなをひとつにする。その方法がすごいんです。もう長い付き合いですので、最後まで文章を語らずとも言いたいことがわかるという間柄ですが、今回は私にとって今までやってきた仕事とあまりに違うものだったので、必ずしもそうはいかなかったのですが、とてもエキサイティングで、新しい発見がたくさんありました。天海祐希「“美しい舞台”をぜひ楽しみに」鈴木保奈美:マクダフ役1年前に出演のお話をいただき、こんな夢のようなことがあるんだと思いました。それから台本をいただき、夏の終わりから稽古が始まってもまだ夢の中にいるようで、そして1カ月のリハーサルが終わって本番を迎えるこの期に及んでもまだちょっと夢じゃないかと思っています(笑)。まだ現実感がないので、もう一回気合いを入れ直したいと思います。ウィルさんは顔も身体も全身を使って、私たちに熱心に伝えたいことを表現してくださいます。言語が違う者同士の協業ですが、お互い何を言おうとしているのか、自分の気持ちがどういう言葉を使ったら伝わるのか気を付けて言葉を選び、相手の言葉を聞き漏らすまいと必死でした。言語が違っても言葉を超える深いところでコミュニケーションが取れるんだなと思いましたし、言葉に対して注意深くなる訓練をこの間で受けた気もします。言葉を大切にすることはとても大事だなと改めて感じることができたのも、感謝したいです。要潤:バンクォー役本当に素晴らしい脚本、素晴らしいスタッフの皆さんが揃っていて、台本を読んだ瞬間から「こんなに素晴らしい作品に僕が出ていいのだろうか」と不安と期待を抱き、そのまま稽古に入り、1カ月の稽古は「もう終わりなんだ」と思うほど早く過ぎ去ってしまいました。でも一つ一つの台詞をみんなで話し合いながら、より魅力的な作品にしていくという充実した時間を過ごせたなと実感しています。物語はシリアスな場面が多いのですが、稽古場の雰囲気がとてもよく、笑いが止まらないままお芝居しそうになってウィルさんから「これはシリアスプレイだからね」と何度も止められたくらい、楽しい稽古場でした。皆さんにこの作品をご披露できることを僕自身楽しみにしていますので、皆さんも楽しんでください。宮下今日子:レノックス役1カ月ちょっと本当にみんなで助け合って、自分の役じゃないところも話し合って稽古してきました。チームワークは完璧です。ウィルさんは本当に面白い方で、お稽古中もチラッと見るとだいたい少年のような顔でニヤリと悪い顔で笑っている(笑)。そして煮詰まりそうな時にアダムを見ると素晴らしい笑顔で笑ってくれて「ああ、もう何でもいい」と思ってしまう(笑)。毎日楽しかったです!吉川愛:娘役この素晴らしいキャストの中に、舞台初心者の私が入っていいものか、ずっと緊張していました。でもウィルさんやキャストの皆さんが本当に色々なアドバイスをくださいました。稽古場は私だけがこんなに分かっていないものだと思っていて「理解力ないな、私」と思っていたのですが、皆さん「私だって分からないところあるよ」と言ってくださって安心したりもしました。緊張感を持ちつつも、居心地のよい稽古場でした。教えていただいたものを全力で出し切りたいと思いますので、皆さんぜひ楽しんでください。栗原英雄:ダンカン役ウィルさんとは『ピサロ』に続いてご一緒します。今回もしつこい演出を受けまして(笑)、素晴らしい作品になったと思います。彼は役者に寄り添ってくれる演出家で、絶大な信頼を抱いていますし、素敵なメンバーとともに稽古できたことが楽しかった。役者にとって一番苦しいのは稽古場で、一番楽しいのも稽古場。それが終わってしまったことに寂しさを感じつつ、色々な発見がありましたので、あとは私たちが板(舞台)の上でしっかりやらなければいけないと思っています。また、ジュードさんの脚本が、(原語である)英語もそうなのかもしれませんが、日本語にした時にすごく難しい。これを喋らなければいけない大変さがあり、稽古場で格闘し、いまだに格闘していますが、詩的な部分もあり、シェイクスピア調の部分もあり、普段のナチュラルな会話もある。色々な演劇の要素が散りばめられていますが、言葉の力の素晴らしさを感じていただけると思います。ジュードさんの作品をウィルさんが料理し、上質な作品になった。初日、世界初演の第一歩をみんなで踏み出せたらと思います。ウィル・タケット(演出)今の皆さんの言葉を聞いてわかるように、本当に素晴らしく、でも面白いキャストの皆さんです。しかも謙虚。私は世界中で仕事をしていますが、これほど寛大で素晴らしい方々とお仕事できたのは今回が初めてです。感謝しています。皆さんは、この1カ月の稽古で自分をさらけ出さなければいけないようなことをずっとしてくださっていたし、それを全力でやってくださいました。(会見の軽妙なやりとりから伝わる)ただの楽しい方々ではなく、素晴らしい役者さんだということは付け加えさせてください!最後に天海が「素晴らしい戯曲を、素晴らしいキャスト、素晴らしいスタッフでお送りします。私たちが『レイディマクベス』にかけている思いを、舞台から感じ取っていただければと思います。私は(出演しているので)外から観られないのですが、ウィルさんは「とても美しい舞台だ」とおっしゃってくださっていますので、ぜひ楽しみにしていただけたら」と話し、会見は終了した。公演は10月1日(日) から11月12日(日) まで東京・よみうり大手町ホール、11月16日(木) から27日(月) まで京都劇場にて上演される。取材・文・撮影:平野祥恵<公演情報>『レイディマクベス』作:ジュード・クリスチャン演出:ウィル・タケット出演:天海祐希、アダム・クーパー、鈴木保奈美、要潤、宮下今日子、吉川愛、栗原英雄【東京公演】2023年10月1日(日)〜11月12日(日)会場:よみうり大手町ホール【京都公演】2023年11月16日(木)〜11月27日(月)会場:京都劇場公式サイト
2023年10月02日ゲキ×シネ『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』(公開中)の初日舞台挨拶が4日に都内で行われ、古田新太と天海祐希が登壇した。同作は劇団☆新感線の人気シリーズ『五右衛門ロック』のスピンオフ作品で、海賊アンヌ(天海)が石川五右衛門(古田)とともに大暴れする『薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive~』12年ぶりの続編となる。女海賊アンヌが、天下の大泥棒石川五右衛門の協力を得て王国の混乱を収め国王となって十数年が過ぎた頃、王国は新たな危機に直面し、アンヌは国民を守るために五右衛門とともに再び立ち上がる。目玉焼きが飾られた個性的な帽子を着用して登場した古田。「目玉焼きシリーズといいまして、色々あるんですが、これは“燃えている目玉焼き”。きょうここに来るときに被っていたのは“完成した目玉焼き”。最近のお気に入り!」と笑顔を見せる。同作は、昨年秋に富山・新潟・大阪・東京の4都市で上演され、富山公演には天海の親戚が観劇しに来ていたそうで、天海は「親戚のおばあちゃんが観に来てくれて、もうおばあちゃんに私の姿を見てもらえただけで、本当に良かった」と感慨深げに振り返る。一方の古田は、「富山とか新潟とかめったに行かないから、各地のプロモーターの方たちのサービスがすっごいよかった」と独特な視点で公演を回顧。天海も「その土地のお菓子を毎日……ケーキがあったり! ありがたい。幸せな日々を送りました」と感謝を伝えていた。また、制作発表会見で「若手に教えたいことがある」と話していた古田は、石田ニコルや神尾楓珠ら若手俳優たちにアドバイスをしていたそうで、「“なんでもかんでも一生懸命にしたらいいもんじゃねぇぞ、抜くときは抜け”“工夫をするな”“言われたことをきっちりできるようにしなさい”ということを飲み屋で言っていました」と明かす。さらに、初演当時天海にもアドバイスをしたことがあるそうで、古田は「僕が観たいゆりちゃん(天海)があるじゃないですか。舞台上にいながらもお客さん目線で観ている」と告白。以前から天海のファンだという古田が「おれ、宝塚の卒業アルバム持ってるからね。制服のゆりちゃん、いまだにおれの寝室に置いてある」と話すと、天海は感謝を伝えつつも、「本当にやめてほしい……」とつぶやいていた。
2023年08月04日ゲキ×シネ『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』(公開中)の初日舞台挨拶が4日に都内で行われ、古田新太と天海祐希が登壇した。同作は新感線の人気シリーズ『五右衛門ロック』のスピンオフ作品で、海賊アンヌ(天海)が石川五右衛門(古田)とともに大暴れする『薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive~』12年ぶりの続編となる。女海賊アンヌが、天下の大泥棒石川五右衛門の協力を得て王国の混乱を収め国王となって十数年が過ぎた頃、王国は新たな危機に直面し、アンヌは国民を守るために五右衛門とともに再び立ち上がる。上映前の舞台挨拶となった今回。ネタバレしないようにとMCから釘を刺されると、古田は「でも、ほぼほぼ生で観ている人が……」とこぼし、天海も「ちょっと諦めて下さい(笑)」と冗談交じりに話し、笑いを誘う。改めて、天海は「『薔薇とサムライ2』たくさんの皆さんと一緒に作り上げました。なかなか1回では観きれないところもおありだったかもしれませんが、こうしてゲキ×シネで細かいところも見ていただけるようになりました。劇団☆新感線が初めての方も、天海祐希初めての方も是非楽しんでいただけたらいいなと思っています」と挨拶した。近年、約4年に1回のペースで劇団☆新感線に参加しているという天海は、いのうえひでのり氏の演出について「1から10まで振りとか表情のオーダーを細かくつけてくださるので、いのうえさんができることが、できたらいいんですけど、なかなか難しい。いのうえさんがすごい上手いから」とその難しさを告白。一方の古田はいのうえ演出にすっかり慣れているようで、「みんな色々抗ったりとか、自分で工夫したりとかするんですけど、もう私は工夫もしませんね。いのうえさんの中で仕上がったものを真似すりゃいいんだろうと考えです」と話し、笑顔を見せていた。また、天海は劇中で宝塚風の衣装を披露しているそうだが、「新感線でしかやらない。最初で最後」と特別な思いで着用していたという。「コロナ禍で大変だったお客様に楽しんでもらえるにはどうしたらいいか、という思いで『バラサム2』を上演するのかと思って、いのうえさんに『“例のもの”着てもいいです』と言いました」と着用に至った背景を話した。しかし、衣装合わせに行ってみるとイメージとは違ったようで、「リーゼントのかつらが置いてあって、『これですか!?』とびっくりして……」と驚いたそう。しかし、最後には「いのうえさんがこういうオーダーをされるのであれば仕方ない。新感線でしかしないから、まぁいいかと思って」とリーゼント頭での出演を決心したことを明かした。
2023年08月04日天海祐希演じる探偵と、松下洸平演じるIQ140の相棒が、様々な依頼を超大胆な方法で解決していくドラマ「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」が、6月26日(月)今夜、最終回が放送される。弁護士だった当時、涼子(天海さん)に催眠をかけるよう依頼し、法曹界から追放したのは、諫間(仲村トオル)だったことが明らかになった前回。その裏に隠されているのは何か、真の黒幕は一体誰なのか――先週の放送後から盛り上がりを見せている。理由が分からず、納得できない涼子は、相棒・貴山(松下さん)に促され、諫間グループの顧問弁護士だった頃のことを思い返すと、諫間が負債を抱えた技術系の小さな会社と合併しようと躍起になり、それに反対してもめたことがあったと思い出す。しかし、父親の後を継ぎ、顧問弁護士として2代にわたって会社を支え、信頼関係を築いていたことから、その程度のことで諫間が自分をおとしめるはずがないと話す涼子。いくら考えても理由が分からず、もはや本人に聞くしかないと意を決した涼子は、貴山を連れて諫間の元へ向かう。諫間の胸の内と、傷害事件の真実を知った涼子。さらに、傷害事件の被害者である椎名レンズの椎名保(野間口徹)が拉致・監禁されるという新たな事件も。父親の非情な仕打ちを知ったとき、娘・久実(白石聖)が選ぶ道とは。涼子と貴山、最強バティが反撃ののろしを上げる。諫間慶介vs上水流涼子の最後の闘いを演じきった天海さんは「いよいよ最終回になりました。ドタバタコンビの涼子と貴山が最後の戦いに挑みます。どんな敵が待ち受け、どんな方法で戦うのか、ぜひお楽しみに」とまず呼びかけ、「撮影の日々は、とても楽しいものでした。素晴らしいスタッフの皆様、沢山のお力をお貸しくださったゲストの皆様、同じ方向へ歩み続けてくださった共演者の皆様時に悩み、アイデアを出し合い、笑顔で乗り越えて来られました。心から深く感謝を致します」と語っている。また仲村さんは「振り返ればこのドラマには様々な親子、夫婦、家族が登場して大切なものを守る物語がいくつもありました。大切なものは例えば誰かにとっては組織、誰かにとっては財産、誰かにとっては矜持…。ひとりひとり違いますが僕が演じたゲンマケイスケは最後に自分にとって一番大切なものに気づきます。ありえないモノを見せられて…」とあり得ない展開だらけの最終回に向けてコメントを寄せた。「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」は毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年06月26日天海祐希が探偵を演じる「合理的にあり得ない」10話が6月19日放送。涼子と貴山の絆に「涙が止まりませんでした」「最高のバディ」といった声が送られるとともに、松下洸平演じる貴山のアクションシーンも話題となっている。「孤狼の血」で知られる柚月裕子の「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」を原作に、頭脳明晰&変装の達人という女探偵・上水流涼子がIQ140の相棒・貴山伸彦とタッグを組み、様々な依頼を超大胆な方法で解決するという痛快エンターテインメントが展開する本作。記憶にない傷害事件を起こし弁護士資格を剥奪され探偵業に転身した上水流涼子を天海祐希が演じ、かつての仲間・氷川に「お前のやった過去は一生消せない」と脅される貴山伸彦に松下洸平。ダーティハリーに憧れる元刑事・丹波勝利に丸山智己。貴山の協力者である有田浩次に中川大輔。障害事件をきっかけに顧問弁護士だった涼子をクビにした諫間慶介に仲村トオル。諫間の娘で父への反抗心から上水流エージェンシーで働く諫間久実に白石聖といったキャストも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。涼子のスマホに送られてきた謎の動画が送られてくる。「これから言う数字を聞いたあなたは、自分でも抑えきれないほどの怒りの感情が湧き上がってきます。その数字は3776…」、と男に催眠をかけられる自分の姿を見た涼子は、椎名(野間口徹)を殴ったあの日の記憶が鮮明によみがえり、映像の中からヒントを見つけ出すと、かつての自分の後輩弁護士・谷川(長田成哉)のもとを訪れ、催眠のことについて問いただすが、谷川は「殺される!」と叫んでその場を逃走。その後谷川が殺され、涼子は警察に連行される。涼子が警察に連行されたことを知った貴山は氷川のもとへ向かう。すると氷川は自分が谷川を殺したことを認め、次は涼子を殺すと話す。それを聞いた貴山はいったんは氷川のもとで悪事に手を貸すのだが、やはり自分は悪事に加担できないと氷川に決別を宣言する。すると氷川は「格闘ゲームでもしようか」と言い、その言葉とともに事務所に2人の男が現れ、貴山に襲い掛かる…というのが今回のストーリー。2人の男と対峙することになった貴山だが、涼子の格闘する姿を思い出し、その動きを真似て相手を倒していく…「涼子さんの動きを頭でリピートすると、実際に体が動くなんて凄い」「今まで涼子さんが格闘系、貴山が頭脳派だったのに、貴山が涼子さんの動きをコピーして戦えるようになったらもう貴山「全部」出来ちゃうやん」など、貴山の能力の高さに視聴者からも驚嘆の声が上がる。だが貴山は氷川に捕らえられ、激しい拷問を受けることに。氷川の事務所にたどり着いた涼子はそこで、自分に催眠をかけたのが貴山だと知るが、丹波から貴山が捕らえられていることを知らされると、彼のもとに駆けつける。催眠をかけたことを謝罪する貴山に涼子は「あなたは依頼された仕事をこなした。だったら罪悪感を感じることは全くない」と言い切り、罠にはまった自分が愚かだっただけ、貴山はここで働き続けて欲しいと話す。「私には貴山が必要なの」と訴える涼子の姿に「涼子さんと貴山さんの絆に感動して、涙が止まりませんでした」「涼子さんと貴山くんほんと素敵なバディ…」「2人の絆が深まってよかった!最高のバディ」などといった反応も送られている。【第11話あらすじ】涼子を法曹界から追放したのは諫間だった。いくら考えても理由が分からず、もはや本人に聞くしかないと意を決した涼子は、貴山を連れて諫間の元へ向かう。さらに、椎名(野間口徹)が拉致・監禁されるという新たな事件も勃発!父親の非情な仕打ちを知ったとき、娘の久実が選ぶ道とは。涼子と貴山、最強バティ最後の闘いが始まる…。「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年06月20日第48回菊田一夫演劇賞の授賞式が7日に東京・東京會舘にて行われ、TBSテレビ 代表取締役社長 佐々木卓、ホリプログループ会長 堀義貴、天海祐希、パルコ エンタテインメント事業部 演劇事業担当ゼネラルプロデューサー 佐藤玄(坂本昌行代理)、ワタナベエンターテインメント代表取締役社長 渡辺ミキ(望海風斗代理)、瀬戸山美咲、渥美博が登場した。同賞は、演劇界の巨星・菊田一夫氏の名を冠し、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する賞。演劇賞を受賞した天海は関係者への感謝を表し、さらに「劇場に足を運んでくださったたくさんの皆さん、色々と難しい時期でありましたけれども、皆様足を運び下さったことを心から感謝しています」と観客に対してのメッセージも。「演劇って生ものですから、生の人間が演じ、そして生の人間が客席で観てくださるというものになります。大変な時期もございました。今も色々と大変なこともまだまだあると思います。何もできない自分に対しての絶望感はもちろん感じました。しかし、人間の可能性、そして舞台の可能性を、たくさん感じることもできました。そこに希望を持って千秋楽まで走ることができました。その舞台二つでこのような素晴らしい賞をいただけたこと、心から感謝しています。そして、まだまだ自分でも精進して行きたいと思いますし、たくさんの方に楽しんでいただける舞台を作っていきたいなと心から思います」と思いを表した。この日スケジュールの都合により欠席だった坂本からは「この度はとても名誉ある賞をいただき、喜びと驚きで胸がいっぱいです。大先輩の東山(紀之)さんからいただいた『頑張っていれば、人は必ず見てくれている』という言葉を胸に、作品づくりをしてきました。まさにまさに今、現実となりました。この賞に恥じぬよう、これからもお客様に、より良い作品をお届けできるよう邁進してまいります」とコメントが届く。また、新型コロナウイルス罹患により欠席となった望海も「この度は素晴らしい賞をいただきましたこと、心から感謝申し上げます。授賞式に出席したら実感が湧くのだろうと、この日を楽しみにしておりましたが、残念ながら出席が叶わずとても悔しいですし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。『ネクスト・トゥ・ノーマル』のダイアナ、『ガイズ&ドールズ』のアデレード、『ドリームガールズ』のディーナ、どの役も1人で作りあげたのではなく、カンパニーのみなさんのおかげでそれぞれの人物を息付かせることができたのだと思います。皆様に感謝申し上げたいです」とコメントが代読される。そして「ここからは個人的な話になりますが、私は小学生の頃に初めて宝塚歌劇を見に行って、天海祐希さんに一瞬で恋に落ちました。天海祐希さんみたいな男役になりたいと夢見て、今から20年前に宝塚で初舞台を踏みました」という言葉に、会場にいた天海も照れ笑い。「私をこの世界に導いてくださった憧れの方と、今日同じ場所に出させていただけるなんて信じられない、という思いが強すぎたのかもしれません。こんな大事な時に健康管理ができない自分がとても情けないのですが、この悔しさをバネに、そしていただいた賞を支えに、これからも一つ一つの作品、役に真摯に向き合い続けたいです。ありがとうございました」と締めくくられた。○受賞者一覧・菊田一夫演劇大賞舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」上演関係者一同・演劇賞天海祐希(『広島ジャンゴ2022』ジャンゴ役、『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』アンヌ役)坂本昌行(『THE BOY FROM OZ』ピーター・アレン役、『凍える FROZEN』ラルフ役)望海風斗(『ネクスト・トゥ・ノーマル』ダイアナ役、『ガイズ&ドールズ』ミス・アデレイド役、『ドリームガールズ』ディーナ・ジョーンズ役)瀬戸山美咲(『スラムドッグ$ミリオネア』『ザ・ビューティフル・ゲーム』上演台本、演出)・特別賞渥美博
2023年06月07日女優の天海祐希が主演を務める、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』が公開延期となったことが1日、明らかになった。同作は叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるドラマシリーズの劇場版。配給の東宝は「劇場版『緊急取調室 THE FINAL』につきましては、総合的な判断により、公開を延期させていただく事になりました。公開を心待ちにしていただいていた皆様、またご出演いただいた皆様や制作スタッフならびに 関係者の皆様に、深くお詫び申しあげます」と発表。公開に関する情報や各種前売券の取り扱いについては、決まり次第発表するという。同作には、5月18日に両親と共に倒れ搬送された歌舞伎役者の市川猿之助が出演。内閣総理大臣・長内洋次郎を演じていた。
2023年06月01日天海祐希&松下洸平共演「合理的にあり得ない」第7話が5月29日オンエア。借金の請求書に記された“ある数字”を見て表情を変える涼子と、それを意味深に見つめる貴山…その様子に「涼子さんの謎は、これからなのね?」など視聴者も興味津々の模様だ。有能な弁護士だったが記憶にない事件のせいで資格をはく奪され、探偵になった上水流涼子が、母と妹を亡くしたIQ140の相棒・貴山伸彦とタッグを組んで“あり得ない”敵を“あり得ない”手段で葬る極上痛快エンターテインメントが展開中の本作。上水流涼子を天海さんが演じるほか、バディとなる貴山伸彦には松下さん。「上水流エージェンシー」で働く諫間久実に白石聖。ダーティーハリー好きな刑事・丹波勝利に丸山智己。貴山の協力者となる有田浩次に中川大輔といった俳優陣が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。久実が作った上水流エージェンシーのアカウント宛に「誘拐事件を解決してほしい」とメールが届く。依頼主は有名なインテリアコーディネーターの石原歩美(酒井若菜)と、その夫で経営コンサルタントの啓士(山崎樹範)。一人娘の星名が誘拐され、身代金の要求はないが警察に通報したら殺すと犯人から脅迫されているという。家のいたるところに監視カメラが仕掛けられて、夫婦の行動や会話は犯人に筒抜けのため、涼子と貴山は動物病院のスタッフに変装して、娘が可愛がっていた愛犬を診察するフリをして石原家に潜入する。犯人の目が届かない場所を探そうと家中を見て回ると、星名の部屋には監視カメラが設置されていないことが判る。そんななか啓士のスマホに犯人から「イマスグ、ホームパーティーヲシロ」という指令が届く。涼子は誘拐が娘の星名による自作自演だと見抜くが、その時、これまでと違って漢字を使った脅迫とともに、捕われの身となった星名の画像が送られてくる。星名は誘拐を自作自演するにあたり家庭教師をしていた岡田美沙(浅川梨奈)の力を借りていたが、美沙は啓士の元不倫相手で、途中から星名の誘拐を“乗っ取り”、歩美に対し、啓士の今の不倫相手である白鳥薫(水沢エレナ)を殺すよう指示する…というのが7話の展開。事件が解決し1500万の謝礼が入ったものの、涼子が多額の借金をしていることから謝礼はほとんど返済に回されることに。「大げさなんだよ」と言いながら借金の請求書リストを見る涼子は、そのなかに“3776円”の請求額を見つけた途端、脳裏に男性が「3、7、7、6」と口にする記憶がよみがえる…。「次週、涼子さんの3776が分かるのかな!?」「涼子さんの謎は、これからなのね?3776が気になる~」など、“3776”の意味が視聴者も気になる模様。また、数字を見て固まる涼子の姿を見つめる貴山の表情から「3776は貴山くんがわざと見せたってこと…???」「最後の3776は貴山があえて見せたのか?まだまだ貴山の何者感は拭えないなぁ」などといったコメントも。「終盤の展開は間違いなく怒涛だろうな」「まだ謎がありますが、これから解明されるのも楽しみ」など、涼子自身の謎に迫っていくであろう今後の展開に視聴者から期待の声が上がっている。【第8話あらすじ】居酒屋で一人、酒を飲んでいた丹波は、涼子が見知らぬ男と親しげに話している姿を目撃しショックを受ける。さらに久実は涼子に彼氏ができたのではないかと言い出す。涼子によると一緒にいたのは高校の吹奏楽部の後輩・新藤達也(眞島秀和)だという。「弟みたいなもん」と新藤との間に恋愛感情はないことを断言するが、不安が拭いきれない丹波は貴山に2人の関係を調べてほしいと依頼する…。「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年05月30日乃木坂46の与田祐希が、品川ヒロシが監督・脚本を務める映画『OUT』のヒロイン・皆川千紘を演じることが発表された。本作は、品川監督の中学からの友人・井口達也の青年時代を詰め込んだ『ヤングチャンピオン』(秋田書店)に連載中の同名実録ヤンキー漫画の実写映画化作品。品川監督の『ドロップ』でも活躍し、“狛江の狂犬”と恐れられた井口の封印されたその先の物語を描く。主人公・井口役を倉悠貴、暴走族「斬人(キリヒト)」総長・丹沢敦司役を醍醐虎汰朗、副総長・安倍要役を水上恒司が演じる。与田が演じるのは、暴走族「斬人」5代目総長・皆川状介の妹で、ボウリング場「アイビーボウル」で働く皆川千紘。兄を四大暴走族の抗争事件“狂命戦争”で亡くすという辛い過去をもちながら、もめ事を止めるためなら暴走族に説教するほどの肝が座った女性だ。与田祐希(乃木坂46)品川監督は「千紘は、存在感が大事だと思いました。暴走族の喧嘩のど真ん中に入っていっても負けないオーラを持つ与田祐希の光。それがキャスティングの決め手です。千紘は、芯が強く口の悪いヒロイン。どちらかと言うと穏やかな雰囲気の与田さんが暴走族相手に喧嘩腰のセリフが言えるのか? と思いましたが、堂々と渡り合っていました。達也をなじるシーンはなかなか見られない与田祐希が見られます」と語る。与田は「暴力的でバカだけどなぜか憎めないキャラクターたちがどんどん愛おしくなっていく感覚に陥ってしまいました。男性はもちろんですが、女性目線で観てもきっと楽しめる作品だと思います!グッと来たり、クスッとしたり、ドキッとしたり、いろんな瞬間を感じていただけたらと思います!仲間のために命懸けで戦う姿はかっこいいけれど、千紘としては命の重みを伝えたいです。見た目でいうと、人生で一番髪色を明るくしました!撮影期間中は乃木坂のメンバーやスタッフさんにヤンキーだ!といじられつつも、新鮮でしたし、心なしかこの期間は千紘みたいに強くいられた気がします!」とコメントしている。<与田祐希 コメント全文>──出演オファーを受けた際の気持ち強そうな男性キャストが多い中、ヒロインとしての役割を果たせるか不安はありましたが、とても有難い経験だなと思いました。全力で向き合って、ぶつかっていきたいなと思いました。──脚本・原作コミックを読まれて、どのような気持ちで撮影に挑まれましたか?自分の知らない世界だったので不安と楽しみな気持ちでいっぱいでした。ヤンキーは正直怖いと思っていたけど、千紘としては怯えるわけにはいかないので YouTubeでヤンキー動画を見て、ヤンキー慣れして現場に行きました!──今回の役どころを演じられていかがでしたでしょうか?見た目でいうと、人生で一番髪色を明るくしました!撮影期間中は乃木坂のメンバーやスタッフさんにヤンキーだ!といじられつつも、新鮮でしたし、心なしかこの期間は千紘みたいに強くいられた気がします!──品川ヒロシ監督について撮影の合間にもたくさんお話しさせていただけて嬉しかったし、楽しかったです!今では私にとって東京のお父さんのような存在になりました!今回ご一緒できてとても光栄でした!──撮影はいかがでしたか?アクションシーンの撮影や特殊メイクを近くで見て、衝撃を受けました。とても迫力があったので映像として観れるのが楽しみだなぁと思いました!自分のシーンではビンタに苦戦しました。──共演の倉さん、醍醐さん、水上さんについて倉さんはまじめで柔らかい方だけど達也を演じられている時はいい意味でただのヤンキーで、すごい方だなぁと思いました。主演ということもあり、いつも倉さんが現場を包み込んでくださっていました!醍醐さんは丹沢と同じように現場のムードメーカーでした!水上さんは同郷の先輩として背中を押してくれる存在でした!ヒゲ面デカ男というワードが個人的に大好きです!──本作を通して伝えたいこと仲間のために命懸けで戦う姿はかっこいいけれど、千紘としては命の重みを伝えたいです。──本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いします。個人的には、暴力的でバカだけどなぜか憎めないキャラクター達がどんどん愛おしくなっていく感覚に陥ってしまいました。男性はもちろんですが、女性目線で観てもきっと楽しめる作品だと思います!グッと来たり、クスッとしたり、ドキッとしたり、いろんな瞬間を感じていただけたらと思います!<品川ヒロシ監督 コメント全文>──キャスティング意図についてお聞かせください。千紘は、存在感が大事だと思いました。暴走族の喧嘩のど真ん中に入っていっても負けないオーラを持つ与田祐希の光。それがキャスティングの決め手です。──撮影を終えられて、与田さんについてお聞かせください。千紘は、芯が強く口の悪いヒロイン。どちらかと言うと穏やかな雰囲気の与田さんが暴走族相手に喧嘩腰のセリフが言えるのか?とも思いましたが、堂々と渡り合っていました。達也をなじるシーンはなかなか見られない与田祐希が見られます。撮影の時の与田さんはとにかく明るくて気さくでちょっと天然で、めちゃくちゃ可愛い。まさにヒロイン。アルミホイルにさつまいもを包んで持ってきて「焼いて食べようと思って」と言っていたのには爆笑しました。──本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いします。ガッツリとした恋愛のシーンはないけれど、それでもやっぱりヒロインの千紘と達也の距離が近づいていくのには、ちょっと胸がぽかぽかします。<作品情報>『OUT』11月 全国劇場公開原作:井口達也/みずたまこと『OUT』(秋田書店『ヤングチャンピオン・コミックス』刊)監督・脚本:品川ヒロシ出演:倉悠貴、醍醐虎汰朗、与田祐希、水上恒司公式サイト:::
2023年05月22日天海祐希がアダム・クーパーとタッグを組んで挑む新作書き下ろし舞台『レイディマクベス』が、10月から11月にかけて上演されることが決定した。本公演は、ウィリアム・シェイクスピアの『マクベス』の登場人物であるレイディマクベスを大胆に解釈した作品。シェイクスピア作品の中で有名なキャラクターにもかかわらず名前がないことに注目し、そこから自分の存在価値を認めてもらえないような感覚、自分は何者なのか、レイディマクベスは幸せだったのか、そして彼女が本当に手に入れたかったものは何だったのか、理由を探求することで誕生した。出演者は、常にトップを走りつづける天海祐希がレイディマクベス役に挑み、その人生の伴侶であるマクベスを2022年2月ミュージカル『Singin’in the Rain 〜雨に唄えば』で劇場中を幸せに包んだアダム・クーパーが扮する。そのほか、レイディのそばで強かに生き抜くマクダフ役に鈴木保奈美、幼少期からのレイディを知る彼女の幼馴染であり野心家のバンコー役に要潤、マクベスとレイディマクベスと共に戦場で戦い、二人を「師」として仰ぐレノックス役に宮下今日子、そしてレイディが戦場に出られなくなった要因でもある出産で生まれた娘役を吉川愛、国の統治者ダンカン役に栗原英雄といった俳優陣が集結した。『レイディマクベス』出演者世界初演となる本作を描くのは、英国気鋭の若手女性作家の一人であり、演出家でもあるジュード・クリスチャン。そして、演出は4月末に新国立劇場の新作バレエ『マクベス』を発表したオリヴィエ賞受賞演出家・ウィル・タケットが務める。物語の舞台は、長い間戦争が続いているとある国。レイディマクベスは元軍人で、マクベスとともに国を守るために自ら戦場に赴く兵士だった。やがてマクベスと恋に落ち、娘を授かり、母として家庭を守ることに専念。現状に満足できないまま人生を歩んでいく一方、夫マクベスは戦場で次々と勝利を収め、国を導く存在となった。そんな彼女には、常に忘れられない若き日に描いた夢があった。それは「夫と共に国を治める」こと。そんな時、統治者ダンカンが血縁者以外から後継者を選ぶと宣言。レイディの脳裏にあった夫婦の野望がまさに手に入りそうになった時、二人は望むものを手に入れることができるのか……。女性として生きること、妻として生きること、母として生きること、そして人として生きること。レイディマクベスの存在を通して今を生きる人たちの物語を紡ぐ。<キャスト コメント>■天海祐希/レイディマクベスこの作品は数年前から企画され、コロナ禍で一度は諦めなければならない状況でしたが、こうして素晴らしいキャストとスタッフの皆さんが集結して形にすることができたことは、それだけこの作品が力を持っているからなのかもしれません。今は『レイディマクベス』という作品に私が引っ張られている感じですが、初日を迎える頃には私が引っ張っていけるように頑張りたいと思います。ポスター撮影でご一緒させていただいたときには、本当にアダム・クーパーさんだ!と(笑)。 同じ舞台に立ち、作品を一緒につくることができる、こんな嘘のようなことが本当に起こるんだ!と思ったら、どんなことも叶うような気がします。だからこそ1公演1公演大事にしていきたいですし、その世界にどっぷりつかりたいと心から思います。また、ウィル・タケットさんの演出にも非常に興奮しています。自分の気がつかなかった一面に気づかせてもらえるかもしれないし、知らない世界にも導いてもらいたいと思います。この作品で、いつになっても夢は叶えられたり、自分を成長させられたりということを、身をもって感じたいと思います。マクベス夫人といえば“悪妻”というイメージが強いと思いますが、この『レイディマクベス』を観ていただくと、新たなマクベス夫人像が見えてくるかもしれません。毎公演大事に演じていきたいと思います。■アダム・クーパー/マクベス昨年の『雨に唄えば』では来日するだけでも大変なことで、長い隔離期間直後の私たちのステージを日本の皆さんはとてもあたたかく迎えてくれました。新作でしかも100%日本プロダクションへの参加はもちろん初めてで、とても楽しみです。レイディマクベス役の天海さんとはこれまでにも何度かお会いしていますが、この作品で改めてお会いして、一緒に仕事をするのがますます楽しみになりました。とても多才で、強く、あたたかい女性。もっと色々な話をしたいし、共に舞台に立つことも夢のようです。また、演出のウィル・タケットとは約35年の付き合いで、お互いとてもよく知っています。ウィルの演出は、ビジョンが明確で、予想外の視点から物事をとらえる。俳優として彼の演出のもとで演じるのはやりがいがあります。新作のストレートプレイに俳優として出演するのは初めてで、ほかにも私にとって初めてづくしの作品になりますが、日本のすばらしいキャストの皆さんとウィル・タケットが一緒であれば、新しい、すばらしい作品が出来上がると思います。お客様にも気に入っていただけることを願っています。■鈴木保奈美/マクダフあまりにもワクワクする、大き過ぎるプロジェクトで、半信半疑でしたが、本当にやるんだなと実感しています。初めて観た宝塚が天海さんの作品ですし、アダムさんの『スワン・レイク』も拝見していますし、この憧れのお二人と一緒の作品というのは何かに騙されているんではないかと思っていました。ただ憧れは抑えて闘いに行かねばと思います。非常に現代的で挑戦的でお客様には少し頭を使って頂くことになるかもしれませんが、でもそれ以上に何か力強い新しいものを感じていただける作品になると思います、お楽しみに。■要潤/バンクォー私が演じるバンクォーは、レイディマクベスの幼馴染で弁が立ち、うまく翻弄しながら自分の手を汚さない、したたかでずるい役です。生命力のある役だと思いますが、自分とはまったく違うタイプなので、そこが難しくもあります。今までなかなかご縁がなくて、ほとんど舞台の経験がないので、自分の中でプレッシャーをかけているような感覚もありますが、憧れの俳優の一人である天海さんに気持ちを委ねて、役を通して寄り添っていけたらいいなと思っています。気合を入れて、精一杯演じます。劇場でお待ちしております。■宮下今日子/レノックスこのメンバーで演じさせて頂く嬉しさを感じています。マクベス夫妻を心から崇拝しているレノックスという役を演じます。一つの舞台を共演すると戦友という感覚が芽生えるのですが、以前にも共演させていただいたことのある天海さんには本能的に崇拝の気持ちがありますので、役作りは心配ないと思います。皆さんが楽しみのように私もすごく楽しみです!素敵な役が皆さんに伝わるように、そしてマクベス、レイディマクベス、そして素敵な役が皆さんに伝わるようにしていきたいです。■吉川愛/娘今回が2度目の舞台出演なので不安はありますが、レイディマクベスの娘役に選んで頂いたからには、精一杯楽しみながら演じたいです。私が演じる娘は、悲しそうな子に見えるが客観的にはクールに見える、という女の子です。自分が生まれたことによってレイディマクベスが社会復帰できなくなり、辛い思いをしていることを感じ取っているので、申し訳ないという気持ちを持ちながらも、母からの愛を欲している娘なのかなと思います。一番大好きな女優さんである天海さんの娘役を演じさせていただけることは光栄なことなので、全力で楽しみます。原作には登場しない役ということでプレッシャーはありますが、少しでも皆さまの気持ちを動かすことが出来たら嬉しいです。■栗原英雄/ダンカン新作に参加出来る事に感謝しております。初共演の方々ばかりなので緊張してますが、皆さん力のある方なので期待感の方が大きいです。私の役はダンカンという、レイディやマクベスたちのかつての軍隊での上官であり今は国王です。父性がありながらも元軍人としての勝者のメンタリティ、また王としての冷徹さがレイディに他のキャラクターにどう影響を与えるのか楽しみです。演出のウィルはとてもクレバーかつユーモアで役者に寄り添ってくれる演出家だと思いますので、その点では信頼して楽しみにしています。このメンバーでどんな化学反応が起きるのか是非劇場に観にいらしてください、世界初演です!そこに立ち会えるのはあなたです。『レイディマクベス』ティーザー『レイディマクベス』キャストコメント<公演情報>『レイディマクベス』『レイディマクベス』ビジュアル作:ジュード・クリスチャン演出:ウィル・タケット出演:天海祐希、アダム・クーパー、鈴木保奈美、要潤、宮下今日子、吉川愛、栗原英雄【東京公演】10月1日(日)〜11月12日(日)会場:よみうり大手町ホール■チケット料金(全席指定・税込)一般:13,000円U-25:6,500円(観劇時25歳以下対象、要身分証明書)一般発売:7月15日(土)チケットはこちら:【京都公演】11月16日(木)〜11月27日(月)会場:京都劇場■チケット料金(全席指定・税込)S席:13,800円A席:12,800円一般発売:10月1日(日)チケットはこちら:※未就学児入場不可。※お一人様4枚まで。※チケットはお一人様一枚必要です。※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。※やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。※車椅子でご来場のお客様はあらかじめチケットをご購入の上、公演日前日までに東京公演:TBSチケット 京都公演:キョードーインフォメーションにご連絡ください。ご観劇日当日、係員が車椅子スペースまでご案内させていただきます。また、車椅子スペースには限りがございますため、ご購入のお座席でご観劇いただく場合もございます。※開場/開演時間は変更になる可能性がございます。※公演中止の場合を除き、お客様の体調不良および新型コロナウイルス感染によるチケットの払い戻しは致しません。チケットご購入の際には、ご自身の体調や環境をふまえご判断くださいますようお願いいたします。公式HP:
2023年05月20日劇場版『緊急取調室 THE FINAL』(6月16日公開)の完成披露舞台挨拶が15日に都内で行われ、主演の天海祐希をはじめ、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雄、でんでん、小日向文世、常廣丈太監督が登壇した。2014年から4シーズンにわたり放送されたテレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』。叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる。初の劇場版となる同作でシリーズ完結を迎える。天海らキャスト陣は、ステージに用意された赤一色の大階段から華やかなスーツやタキシード姿で登場した。割れんばかりの拍手に驚いた表情を浮かべた一同。田中は「幕が上がるまではリラックスしていたんですが、拍手にちょっともう……急に緊張してきちゃって(笑)」と笑顔を見せ、小日向も「おじさんたちばっかりなんですけど、こんなにたくさんの方が来てくださるとは夢にも思っておりませんでした」と感動した様子で客席を見渡した。タキシード姿での華やかな登場について天海は、「華やかでかっこいいはずなんですけど、なぜだか笑ってしまってですね(笑)」と話すと、塚地が「えらいもんで慣れてないから階段をV字で降りてくるのは、なかなかどうして……」とジェスチャーを交えながら登場シーンの苦労を明かし、笑いを誘う。また、緞帳(どんちょう)が上がる前に、天海を中心に階段を下りるタイミングを確認していたそうで、「みんなが『天海ちゃんが一歩でたら、俺たち降りるんだよね?』って不安そうに確認していたので、ちょっとやってみましょうかというだけです」と舞台裏でもキャスト陣を引っ張っていたという。田中は階段の降り方を天海から教えてもらったといい、天海は「幅が広いと降りにくい。23cmくらいがいちばん」と宝塚時代に学んだ技術を解説した。今回のイベントでは、同作で印象的なキントリの円陣を披露。実はこの円陣は、シーズン2まで出演していた故・大杉漣さんのアイデアで生まれたものだとMCから明かされると、天海は「漣さんがやってみようかと言ってくださって。いぇ~い! とやると恥ずかしいので少し抜いた感じがよかったですよね。それがここまで続いています」と当時を振り返りながら、誕生秘話に触れた。そして最後に、「これで本当に最後です」と改めて告げる天海。「私たちの9年間が詰まったラスト1本です」と集大成となる今作に込めた思いを伝え、「ぜひ心から楽しんでいただければと思います。9年間観続けてくださったみなさん、ありがとうございました」と感謝とともにファンにメッセージを送った。
2023年05月15日女優の天海祐希が15日、都内で行われた劇場版『緊急取調室 THE FINAL』(6月16日公開)の完成披露舞台挨拶に登壇。故・大杉漣さんへの思いを明かした。2014年から4シーズンにわたり放送されたテレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』。叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる刑事ドラマで、初の劇場版となる今作でシリーズ完結を迎える。舞台挨拶では、シーズン2までキントリのメンバー・中田善次郎役で『緊急取調室』に出演していた大杉さんの話題に。天海は「(劇場版の完成)いちばん喜んでくださっているんじゃないかなと思います」と切り出し、「常に私たちも『キントリ』をやっているときは善さん、そして大杉漣さんが必ずそばにいてくれてると思っているので、離れている感じはしないですね。もちろん寂しい気持ちはあるんですが、『キントリ』の世界には善さんがいてくださっている」と大杉さんへの思いを語る。また、大倉孝二が「きょう、でんでんさんがお持ちのハンカチ……」と促すと、でんでんが「タキシードを着るのでハンカチが必要だなと思って、ハンカチ入れを見たら漣さんからいただいたハンカチがあったんです。それでさっきから鼻拭いてます(笑)」とポケットから濃紺のハンカチを披露する場面も。でんでんのハンカチを見て、感慨深げな表情を見せた天海は、「ずっと一緒にいてくださっていると思います。漣さんに恥ずかしくないように最後まで映画を務めなければいけなかったので、ありがたい存在です」と話した。
2023年05月15日劇場版『緊急取調室 THE FINAL』(6月16日公開)の完成報告会見が15日に都内で行われ、主演の天海祐希をはじめ、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雄、でんでん、小日向文世、常廣丈太監督が登壇した。2014年から4シーズンにわたり放送されたテレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』。叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる刑事ドラマで、初の劇場版となる今作でシリーズ完結を迎える。劇場版の公開が間近に迫っていることを受け、天海は「最後が映画ということで、皆さんに観て頂ける日が近づいてきていることにワクワク、ビクビクしている日々です」と吐露。シーズン1から映画化を夢見ていたキャスト陣だが、最後を迎えることに「寂しい」と口をそろえる。天海は「私が(キントリが)終わると決めたわけじゃないですからね(笑)!」と場を和ませつつ、「いい形で残るのが今ということ。私自身も映画として形に残せるのは嬉しいことなんですが、寂しくないと言えば嘘になります。(演じている私たち以上に)寂しがって下さっている方がたくさんいらっしゃると思うので、一番いい『キントリ』を観てくださいと胸を張って言いたいです」と力強くアピールした。常廣監督の演出を「結構粘る」と振り返った小日向は、「だんだんカット数が増えてくると天海さんが『もういいんじゃない?』と……。監督も笑いながら、カット数は増えていくんですよ(笑)」と両者のせめぎ合いを告白。天海も「撮ったよ? 私の顔はもういいです!って(言ってました)」と当時のやり取りを思い出し、監督は「でも主役なんで……」とタジタジだった。また、「キントリメンバーはどんな存在?」と聞かれた天海は「親戚」と回答。「ちょっと期間が空くと会いたいなと思って、みんなで集合をかけ合って、みんなでご飯を食べたりします」とプライベートでの交流に触れ、絆の強さを感じさせる。一方、「座長・天海祐希はどんな人?」の質問には、田中が「皆さんご存じのように男らしい真っすぐな人」と一言。「頼りになる先輩のような存在で、人生の岐路に立ったら、天海さんに相談すると思います」と信頼感をにじませた。天海の存在感について、「佐々木小次郎の生まれ変わりなのでは?」と切り出したのは小日向。「モニターを観たときに、背中に刀が見えたことがあって。美しくて凛々しくて武士に見えた。小次郎の生まれ変わり。怖いくらい!」と興奮気味に話し、笑いを誘う。これには天海も「えぇ~」と困惑の表情を浮かべながらも、「ずっと(怖いって)言ってるじゃないですか!」と返すなど、キントリメンバーの変わらない一体感を印象付けた。
2023年05月15日女優の天海祐希が主演を務める、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』(6月16日公開)の主題歌、予告映像、追加キャスト、本ポスタービジュアル、場面写真が18日、公開された。同作は叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるドラマシリーズの劇場版。この度、4人組バンド・緑黄色社会 の最新曲「さもなくば誰がやる」が主題歌に起用されることが決定。同バンドは、2021年に放送されたテレビドラマ『緊急取調室』(4th SEASON)の主題歌「LITMUS」も手掛けており、2度目のタッグとなる。「さもなくば誰がやる」は、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』のために書き下ろされた楽曲で、作詞・作曲を長屋晴子(Vo.)が担当。“キントリ”チームがこれまで積み重ねてきた情熱や想いを代弁するかのようなメッセージが込められた歌詞を、最初の一音から最後の一音に至るまで息をつかせない緩急が巧みに織り交ぜられたオルタナティブな空気感をまとうサウンドに載せた、緑黄色社会の新たな一面を見ることができる楽曲に仕上がっている。同曲は5月17日発売のアルバム『pink blue』に収録される。主題歌を使用した最新予告は、内閣総理大臣・長内洋次郎(市川猿之助)に、暴漢・森下道弘(佐々木蔵之介)が襲い掛かる緊迫のシーンで幕を開ける。超大型台風が連続発生し、国家を揺るがす非常事態の最中、長内総理は災害対策会議に10分遅れて到着。その“空白の10分”を糾弾し、総理大臣襲撃事件を起こした森下は、緊急招集された“キントリ”メンバーの取調べに対し、犯行動機を語らないどころか、取調室に総理大臣を連れて来い!と無謀な要求を繰り返す。森下の取調べが行き詰まる中、長内総理に“ある疑惑”が浮かび上がり、真相解明のために“キントリ”メンバーは長内総理を事情聴取すべく動き出すことに。これまでも数々の敵を相手にしてきた“キントリ”だが、国のトップである内閣総理大臣を取り調べるというのは前代未聞となり、映像の最後では、天海祐希演じる真壁と対峙する長内総理が不敵な笑みを浮かべながら「私をここに呼んだのは何故ですか?」と尋ねる。真壁は「闘うためです、あなたと」と力強い表情で返し、かつてない緊張感の中で繰り広げられる“最後の闘い”から目が離せない展開となっている。さらなる追加キャストも解禁され、ドラマシリーズではその存在が語られるのみで、どんな人物かは謎に包まれていた警視総監・永松役で平泉成、警視庁警備部長・角田役で勝村政信、内閣総理大臣主席秘書官・光圓寺衛役で徳重聡、内閣官房長官・熊井善太郎役で山崎一、副総理 兼 外務大臣・岩倉伸也役で小野武彦の出演が決定した。本ポスタービジュアルには、それぞれに思いを秘めた表情を浮かべる主要キャラクターたちと、「国家を揺るがす究極の心理戦。内閣総理大臣、取調開始。」という壮大なスケールを感じさせるキャッチコピー、そして決め台詞である「面白くなってきたじゃない?」の文字と共に凛々しい顔でこちらを見据える真壁の姿が配置された。場面写真は、先日解禁された真壁が取調室で長内総理と向かい合うシーンや、森下と対峙するシーンをはじめ、さまざまなカットが新登場。キントリチームが手を伸ばして気合を入れるお馴染みの「うぇ~い」ポーズ、監物大二郎(鈴木浩介)と渡辺鉄次(速水もこみち)の“もつなべコンビ”、真壁と奈央(杉咲花)の母娘の食卓、微妙な関係性にやきもきするファンも多い梶山(田中哲司)と真壁の“相合傘”シーンなど、人気キャラクターたちの活躍に期待が高まる内容となっている。○天海祐希 コメント劇場版『緊急取調室 THE FINAL』の主題歌を、緑黄色社会さんが担当してくださいました。また緑黄色社会さんに緊急取調室の世界を豊かにして頂ける事、とても嬉しく思っています。「さもなくば誰がやる」次の世界へ、次のステージへまた、新しい明日へ。自分の足で、確実に進んで行く…そんな姿を、強く応援してくれる曲です。キントリの世界にしっかりと寄り添ってくださる、この曲を聴いていると、キントリの今までの日々を思い出し、懐かしさで一杯になります。キントリ最後の門出を、希望の光で照らしてくださり深く感謝するばかりです。ぜひ、劇場版 緊急取調室と共に楽しみにして頂けたら嬉しいです。緑黄色社会さん本当に素敵な主題歌をありがとうございました。心から感謝致します。○緑黄色社会 コメントこの度、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』の主題歌を担当させていただくことになりました。「LITMUS」で主題歌を担当させていただいたドラマ第4シリーズに続いて、劇場版、しかも完結作という大事な作品において主題歌を担当させていただけるということで、大変嬉しく思っています。今回シリーズ完結作ということで、ラストを飾るに相応しい曲をという想いで気合いを入れて制作に臨みました。出演者のみなさんも、作品をご覧になるみなさんも、全員がスッキリした気持ちになれる、もしくは前に進めるようなものにできるよう意識した歌詞だったり、曲の始まり方も新しいトライをしていたりするので、そういった部分にも注目して聴いていただけたらと思います。作品で流れているところも拝見させていただいたのですが、自分たちが堂々と言えてしまうくらいバッチリでした!歌詞もアレンジもすべてが作品の雰囲気とマッチしていて達成感もありましたし、この作品と関わることができて本当に幸せだなという気持ちになりました。「さもなくば誰がやる」、華々しいラストを前向きな気持ちで迎えられるような楽曲に仕上がったと思いますので、みなさんにもそういう風に感じていただけると嬉しいです。○三輪祐見子(テレビ朝日 ゼネラルプロデューサー) コメント緑黄色社会の皆さんには『緊急取調室』の連続ドラマ第4シリーズの主題歌「LITMUS」をご提供いただき、また、ボーカルの長屋晴子さんには、ドラマ本編にも警察官役でご出演いただくなど、深い繋がりを感じております。「LITMUS」は非常にドラマにマッチしていて、キントリの持ち味である大人っぽいエンディングにぴったりでした。今回、キントリは劇場版でファイナルとなるのですが、その主題歌も前回のご縁もありまして、スタッフ満場一致で、緑黄色社会さんにお願いすることにいたしました。そして、書き下ろしていただいた楽曲を聞かせていただいたのですが…まず! めちゃくちゃ驚いてしまいました。こんなにも映画に寄り添い、主人公・真壁有希子を投影してくれていて、キントリの世界観にマッチした主題歌があるんだろうか!!いやもう、何だか、めちゃくちゃピッタリで、驚いてしまいました。そんな、とっても素敵な楽曲だったんです。その主題歌「さもなくば誰がやる」を書き下ろしてくださいました緑黄色社会さんに、スタッフキャストに代わりまして、心から感謝申し上げます。この映画で、キントリはファイナルです。もちろん一抹の寂しさは伴いますが、キントリチームを前向きに明日に向かって送り出してくれる力強いこの楽曲と共に、FINALを迎えられること、本当に嬉しく思います。これまでの9年間の感謝の気持ちを込めてお届けします『劇場版 緊急取調室』ですが、素敵な緑黄色社会さんの主題歌とともに、是非ご期待ください!!(C)2023劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会
2023年04月19日「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」が4月17日スタート。「天海祐希さんも松下洸平くんも役がピッタリ」「コミカルでテンポよくてあっという間に終わった!」など天海祐希と松下洸平のバディぶりと物語のテンポ感に絶賛の声が集まっている。「孤狼の血」で知られる柚月裕子の「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」を映像化する本作。頭脳明晰&変装の達人という女探偵・上水流涼子が、IQ140の相棒・貴山伸彦とタッグを組み、様々な依頼を超大胆な方法で解決。あり得ない敵をあり得ない手段で葬っていくという痛快エンターテインメント。凄腕の弁護士として多くの事件を担当していた涼子は、記憶にない傷害事件をきっかけに弁護士資格を剥奪される。「探偵事務所 上水流エージェンシー」を立ち上げ、探偵業へと転身を遂げた涼子は、多くの分野に精通しており、一見完璧にも見えるが、女性が苦手で上手く話せないという弱点を持つ相棒・貴山とともに、理不尽な悪党たちに立ち向かっていく…という物語となる。キャストは上水流涼子に天海祐希。相棒の貴山伸彦には松下洸平。涼子の傷害事件の捜査を担当し、警察内で唯一涼子の無実を信じ味方となったため、相談センターに異動させられた元刑事で、ダーティーハリーを尊敬する丹波勝利に丸山智己。歌舞伎町で若者たちの独自の自警団のようなグループを形成し、そのリーダーを務める貴山の協力者・有田浩次に中川大輔。涼子が顧問弁護士を務めていた総合商社・諫間グループの2代目社長・諫間慶介に仲村トオル。遅めの反抗期を迎えた諫間の娘で、名門の綾目女子大に通う諫間久実に白石聖といった面々が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。弁護士資格を剥奪され貴山とともに「探偵事務所 上水流エージェンシー」を立ち上げた涼子のもとに、不動産ブローカーの神崎恭一郎(高嶋政伸)から2000万円を取り返してほしいという女性がやって来る。依頼主の松下祥子によると神崎は2年前、松下夫妻が所有する土地と工場を汚いやり口で奪い、祥子の夫・昭二を自殺に追い込んだという。妻・朱美と一人息子の克哉と暮らす神崎は、秘書の橘亜里沙をはじめ複数の愛人を囲う生粋の遊び人。それを利用しようと考えた涼子だが、不倫の証拠を2000万円で神崎に買い取らせようとするも失敗。そこでターゲットを朱美に変更する…というのが1話の展開。視聴者からは「天海祐希さんも松下洸平くんも役がピッタリですね!テンポよくてあっという間でした」「天海さんと洸平くん2人のテンポが良すぎるでしょ!!!」「テンポ感も良いし、2人の掛け合いも良くて、バディドラマとして見てて心地よい」「面白かったー!コミカルでテンポよくてあっという間に終わった!」など、天海さんと松下さん演じる涼子&貴山のバディぶりと、物語のテンポ感を絶賛する声が殺到。また劇中で様々な姿に“変装”する貴山にも「これから毎週いろんな貴山さんに会えるのか……最高やな」「色んな格好をしてる洸平くんを見れる最高のドラマですね」「貴山の全扮装、全髪型、全表情をおさめた写真集が欲しい」などの声が上がっている。【第2話あらすじ】涼子の元顧問先・諫間グループの社長・諫間から突然依頼の電話が。諫間の依頼は一週間前から行方不明になっている娘の久実を探してほしいというものだった。警察に届けて大ごとになれば会社の株価に影響する…娘の安否より会社の利益を優先して探偵を頼った諫間に、貴山は心底あきれるが、涼子は「連れ戻せたら報酬はいくらでも払う」という諫間の言葉に不敵な笑みを浮かべる。「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年04月18日ジャニーズWESTの重岡大毅、俳優の中井貴一、女優の天海祐希が出演する、キリンビール・キリン ホームタップの新CM「ビールサーバーがある夏」後編が、13日より放送される。中井と天海演じる夫婦の自宅でビールを飲み、感激する重岡の様子を描いた「ビールサーバーがある夏 前編」の続編。自宅に帰り、早速「ホームタップ」の会員になった重岡は、「前におじさんに飲ませてもらった、あの泡のおいしさが忘れられなくて」と中井から教えてもらった“ビールと泡の黄金比”を再現する。撮影では、重岡が実際に「ホームタップ」のセッティングを行い、「めちゃくちゃ、簡単やん!」と驚く場面も。また、様々なクラフトビールにも興味津々で、それぞれのビールの特長を聞いてまわる姿も見られた。
2023年04月10日女優の天海祐希が主演を務める、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』(6月16日公開)の出演者が4日、公開された。同作は叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるドラマシリーズの劇場版。今回明らかになったのは、映画ならではのゲスト出演者たち。被疑者=内閣総理大臣・長内洋次郎役は、歌舞伎俳優の市川猿之助が演じる。これまでの9年の長い歴史の中で総勢約100名が様々な手ごわいキャラクターとして登場してきたが、本シリーズのラストを飾るにふさわしい、まさに最後にして最大の強敵ともいえる内閣総理大臣という役どころとなる。昨年5月にクランクインした本作に、6月上旬より参加した猿之助は、警察官僚、SPに囲まれ移動するシーンの撮影に挑み、天海ら『キントリ』キャストと顔を合わせた。その際の猿之助の所作や演技を見た天海は「キントリの物語の中の内閣総理大臣と、歌舞伎界を任っていくポジションがリンクするところがあって、手を挙げるだけの所作でも総理でした」と話し、田中哲司と「総理が来た!」と語り合ったという。そして、その総理を突如襲撃する暴漢・森下弘道役には佐々木蔵之介が決定。事件の鍵を握り、天海ら【キントリ】チームを翻弄する謎多き被疑者として、『キントリ』のフィナーレに参戦する。天海と佐々木は共演経験も多く、ドラマ撮影時に誰よりもゲストに寄り添い、率先して演技をしやすい空気を作っていた天海が、佐々木に対しては「どんなボールも投げてくれるし、受けてくれる安心感があって、お互いやりたい放題やっていました(笑)」と取調べシーンの撮影秘話を笑顔で語る。猿之助、佐々木がそれぞれの役で参加が決まり「キントリは勝った」と感じたと明かしている。猿之助が演じる長内は、戦後初の40代の総理としてカリスマ性やリーダーシップ、的確な判断力を発揮し高支持率を得るリーダーという役どころ。日本列島を襲い各地に甚大な被害をもたらす災害が発生する中、官邸に「緊急災害対策本部」が設置されるが、長内はこの未曽有の非常事態の対策を図る重要な会議に、10分遅れて到着する。関係閣僚から非難の声も上がり、マスコミでも取り沙汰される中、長内は指示系統を官邸に集中させる「広域支援即応措置法」を発令し、被害を最小限に抑えることに成功する。日本列島を襲った台風が去り、各地の復旧が続く中、長内総理の前に突如現れた暴漢・森下による総理襲撃が発生。拘束された被疑者・森下の取調べのため「キントリ」メンバーが再集結することとなる。日本を背負うリーダーに対し、キントリはどんな作戦で挑むのか、そして森下の本当の目的とは、最後の戦いに注目となっている。○市川猿之助 コメント最高の作品、しかも記念すべき“ファイナル“に、ゲストとして出演させていただけるとは夢にも思いませんでした。シリーズ初の劇場版ということで緊張いたしましたが、天海さんの優しさに包まれた現場は、とても居心地の良い現場で、素敵な共演者、スタッフの皆様に支えられ、撮影に臨むことができました。ぜひ映画館へ足をお運びいただき、素晴らしいチームでお送りする、"キントリ"の世界をお楽しみください。○佐々木蔵之介 コメント9年もの歴史ある「緊急取調室」の劇場版に出演させて頂けること、大変嬉しく光栄に思います。私の役柄については…話すな、と言われておりますが、少しだけ。取調べられました!!楽しかったです!!キントリの現場の何が羨ましいかって、どのシーンも最後に必ず天海さんが場を締めてくれるので、特におじさん役者の皆さまが、勝手自由なんです。寛いでいられるんです。一緒になって私までも。まさか取調室があんなに居心地の良い空間だとは思いもよらなかったです。あたたかで飛びきり素敵で、スタッフ・キャスト最強なチームワークのキントリ!「緊急取調室 THE FINAL」、是非劇場でご覧ください。(C)2023劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会
2023年04月04日女優の天海祐希と豊嶋花が出演する、キリンビバレッジ・おいしい免疫ケアの新CM「季節の変わり目」編が、28日から放送される。過去のCMでも親子役を演じていた2人が、今回の新CMで再共演。元気な母(天海)は、学校に行くための準備を進める娘(豊嶋)に同商品を手渡す。家の外に出ても「季節の変わり目だからね」「あなた、この時期弱いんだから」と話しかけ続ける母に、冷静に相槌を打っていた娘も思わず「どこまでついてくる?」とツッコミを入れてしまう。■天海祐希&豊嶋花インタビュー――CM撮影の感想をお聞かせください。天海:またかわいいかわいい豊嶋さんのお母さんを演じることができてとても楽しかったです。今回は、いっているのですごく楽しかったです。豊嶋:私もまた天海さんの娘役として出演することができて本当に嬉しかったです。CMの内容は、お母さんが元気で娘が冷静っていう感じだったんですけど、お母さんが元気すぎて、それに釣られて元気に楽しそうになってしまいました。――「キリン おいしい免疫ケア」を飲んでみた感想を教えてください。天海:おいしい! 本当においしいです。ヨーグルト味がしつこくなく、スッキリしていて、飲みやすかったです。豊嶋:おいしくて、飲みやすくて、しかもパッケージがかわいいので、コンビニとかで見つけたら手に取りたくなっちゃいます。――新年度に新しく始めたいことや挑戦したいことなどはありますか?天海:年齢を重ねた自分の体調を維持することに毎年毎年挑戦しています。豊嶋:ミステリー小説が大好きなので、サイコパスとか不思議な役とかに挑戦してみたいです。2023年も女優業をがんばっていきたいと思っています。
2023年03月28日女優の天海祐希が主演を務める、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』(6月16日公開)の出演者が16日、公開された。同作は叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるドラマシリーズの劇場版。この度、ドラマ版から“キントリ”メンバーを支えるお馴染みのレギュラーキャストたちの続投=総出演が決定した。まずドラマスペシャル(2015年)以来の登場となる有希子の娘・真壁奈央役の杉咲花が出演。ドラマでは高校生だった奈央が、日本列島に未曾有の巨大台風が襲来する中、災害救助の最前線に立つ救急救命士という重要な役どころで登場する。また、有希子の亡き夫で奈央の父親である、元警視庁警備部刑事の真壁匡役の眞島秀和、さらにはドラマ第1シーズンの黒幕で、有希子の元上司であり“キントリ”の設立者でもある、元・刑事部長の郷原政直役の草刈正雄も登場することが明らかになった。昨年放送の新春ドラマスペシャルから新たにチームに加わった生駒亜美役の比嘉愛未、酒井寅三役の野間口徹、元キントリの取調官・中田善次郎(大杉漣)の息子であり、速水・鈴木が演じる“もつなべコンビ”と行動を共にする刑事・山上善春役の工藤阿須加、警視庁特殊犯捜査係班長の鬼塚貞一役の丸山智己ら警視庁メンバー、キントリチームが、時に憩いの場として、時に捜査会議の場として足繁く通う居酒屋「しんじ」の店主夫妻・かやのとしんじを演じる中村静香と生島勇輝の出演も決定している。 シリーズ完結に相応しく、 “キントリ”オールスターキャストが再集結し、史上最大スケールにパワーアップした劇場版を一層盛り上げる。○杉咲花 コメントあらゆる物事には、それと向き合うこと以前に、自分という個人との戦いがあるということを改めて感じさせられました。長い間多くの方々に愛されてきた勇気をもらえる作品の集大成に、そして、尊敬する大先輩である天海さんの娘役として再び参加させていただけたことをとても嬉しく思っております。○比嘉愛未 コメント今回でキントリがラストを迎えるのかと思うと、一視聴者として寂しさもありつつ、こんなにも刺激的で学びが多い現場にまた呼んで頂けた事がとても嬉しく光栄でした。9年かけて創り上げられてきたあの心地よい空気感の中で、皆さんと「ウェ〜イ」が出来たことは一生忘れません。ラストに相応しい、壮大なスケールと素晴らしいチームワークで作られた今作をぜひ堪能していただけたら幸いです。○野間口徹 コメント劇場版を今までやってなかった事への驚き。チームに加わったばかりなのに、終わってしまう事への寂しさ。天海さんをはじめとするキントリメンバーに、今後もう会えなくなってしまう事への哀しさ。とは言え、また観られる事への喜び。思いは皆様と一緒です。映画館で見届けましょう。僕も行きます。○工藤阿須加 コメント連続ドラマ『緊急取調室』シーズン4に山上役で出演しました。さらに映画にも参加させていただき、キントリの一員に加われて、感謝の思いでいっぱいです。山上の小生意気な部分と正義感、緊急取調室らしい緊張感と、スピーディーな展開、最高のメンバーの掛け合いを劇場で楽しんで頂ける事間違いなしです!○丸山智己 コメントドラマのラストシーズンに参加させていただき、そして集大成である劇場版に参加させていただけるなんて、キントリの一ファンとしてこんなに光栄なことはありません。でも…これで終わりなんて寂し過ぎます!!○中村静香 コメント9年間、携わらせて頂き感謝しています。「居酒屋しんじ」が憩いの場となるよう、おもてなしいたしました。キントリの皆さんの笑顔を見られることがとても嬉しかったです。最後の難事件、皆さんぜひ見届けてください。○生島勇輝 コメント「居酒屋しんじ」を営ませて頂き、ありがとうございました。キントリは僕にとってホームになりました。出会っては別れることが当たり前のこの世界で、こんな長い時間集まることが出来たのはとても貴重な経験で、僕の役者人生の大切な一頁となりました。○眞島秀和 コメントシーズン1.2に続き、劇場版まで参加することができて光栄です。2014年にスタートしたことを考えると月日が経つのは本当に早いです。シリーズファイナルとなる今作、私も1ファンとして楽しみにしてます!ぜひご覧下さい!!○草刈正雄 コメント長らく続いていた「緊急取調室」が劇場版でファイナルとの事で淋しい気持ちですが、郷原と真壁の最後の駆け引きを劇場で楽しんで頂けたら嬉しいです。劇場版『緊急取調室 THE FINAL』是非ご覧下さい。(C)2023劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会
2023年03月17日天海祐希と松下洸平の共演で、柚月裕子の小説をドラマ化する「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」のポスタービジュアルが公開。白石聖、中川大輔、丸山智己、仲村トオルといった新たなキャストも発表された。本作は、明晰な頭脳とずば抜けた行動力、そして時に大胆な変装さえも武器にする女探偵・上水流涼子(天海さん)が、IQ140の相棒・貴山伸彦(松下さん)とタッグを組み、様々な依頼を超大胆な方法で解決していく極上痛快エンターテインメント。公開されたビジュアルでは、天海さんと松下さんを中心に、レギュラーキャスト6人が集結。仲村さんが演じるのは、総合商社「諫間グループ」の社長・諫間慶介。妻が他界してから、娘の久実と二人暮らし。涼子の父は、諫間の父が社長の頃から諫間グループの顧問弁護士を務めており、2代目の社長となっても、弁護士顧問を任せていたが、傷害事件を機に解雇。その決別をきっかけに、涼子との関係は断絶している。名門の綾目女子大に通う娘・久実役には、主演ドラマ「とりあえずカンパイしませんか?」が先日スタートしたばかりの白石さん。父に対して遅めの反抗期中の彼女は、人をすぐに信じてしまう性格で、ある依頼をきっかけに涼子と出会うことに。仲村さんは「現実世界で、心地良くないと感じたり、日々、嫌なことが起こっても、このドラマを見ていたら忘れられた!と思っていただけるような作品にできるよう頑張ります」と意気込む。白石さんは「台本を読んで、めっちゃ面白い!こんな天海さんが見たかった!と思いました。撮影も始まり、ほどよい緊張感の中で、とても楽しく過ごしています。セットでは長回しで撮っているので、撮影のテンポがとても早くて。気持ちを繋げやすく、舞台のような生ものの感じがして、ワクワクしています」と明かし、「衣装が毎回かわいいので、そこも楽しみにしてください!」と見どころも語る。また、朝ドラ「舞いあがれ!」や「大奥」に出演する中川さんが、貴山の古い友人で、歌舞伎町にたむろする裏社会の住人、有田浩次を演じ、貴山が上水流エージェンシーに入った後は、裏社会の情報や人員の協力をする。丸山さんが演じるのは、警視庁の相談センター窓口に勤める元刑事・丹波勝利。かつて捜査一課で涼子の傷害事件の捜査を担当し、唯一涼子の無実を信じ、味方となったため、相談センターに異動させられた。中川さんは「登場人物がみんな個性的で、スカッとするストーリー、敵も強力な人たちばかり。そんな極上のエンターテインメント作品になっていますので、放送を楽しみにお待ちください!」と視聴者へ呼びかける。丸山さんは「役どころとしては映画『ダーティハリー』に憧れる元刑事という、かなりクセ強めな役です。どこから手をつけていいかわからないので、とりあえずダーティハリーのDVDは全部買いました。天海さんの海のように深い懐と、レジェンドぞろいのスタッフさんと、そして松下くんのピュアで誠実なお芝居に助けていただきながら、思いっきり楽しみたいと思います」と役柄を説明している。「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」は4月、毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2023年03月09日女優の天海祐希が主演を務める、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』(6月16日公開)の特報が15日、公開された。同作は叩き上げの取調官・真壁有希子(天海)が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるドラマシリーズの劇場版。今回初解禁されたのは30秒の特報で、「これ、どういうことですか?」強い口調で問い詰める真壁のアップから始まる。巨大台風が国内に甚大な被害をもたらす最中、内閣総理大臣が暴漢に襲撃されるという衝撃的な事件が発生。警視庁緊急事案に認定され、真壁をはじめとするキントリメンバーが緊急招集された。襲撃犯の取調べを進める中、重要参考人として浮かび上がってきたのは内閣総理大臣で、捜査線上にあがってきた総理の「空白の10分間」に何があったのか、そして総理襲撃事件の真の目的、さらに勢いを増した巨大台風が迫り、日本列島が未曾有の危機に瀕する中、キントリがすべてをかけて難攻不落な最後のミッションに挑む。シリーズ完結に相応しい劇場版ならではのスケールの大きな展開に加え、日本を揺るがす大規模災害、取調室で繰り広げられる極限の駆け引き、そして、キントリのチームワークと、迫力と緊迫感が伝わる映像となっており、ラストには、シリーズおなじみの「うぇ〜い」も収められた。(C)2023劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会
2023年02月15日カンテレ・フジテレビ系春の月10ドラマは、柚月裕子の小説を原作とした痛快エンターテインメント「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」を放送。天海祐希が主演し、松下洸平と初タッグを組む。本作は、天海さん演じる頭脳明晰&変装の達人という女探偵・上水流涼子が、松下さん演じるIQ140の相棒・貴山伸彦とタッグを組み、様々な依頼を超大胆な方法で解決、あり得ない敵をあり得ない手段で葬っていくドラマ。「孤狼の血」で日本推理作家協会賞を受賞し、エンタメ界でいまもっとも注目される作家・柚月さんの「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」(講談社文庫)を、痛快にドラマチックに、ときにコミカルに映像化する。女探偵・上水流は、凄腕の弁護士として多くの事件を担当していたが、ある傷害事件をきっかけに弁護士資格を剥奪され、「探偵事務所 上水流エージェンシー」を立ち上げ、探偵業へと転身を遂げた。殺しと傷害以外の依頼は全て受けるスタンスだが、依頼料だけで200万円という破格のギャラ。その分、法律や常識を無視し、超大胆に事件を解決していく。一方の相棒・貴山は、偶然の出会いから「探偵事務所 上水流エージェンシー」で働くことに。多くの分野に精通しており、一見完璧にも見えるが、女性が苦手で上手く話せないという弱点も。2人が立ち向かうのは、理不尽な悪党たち。痛快に解決へと導いていくと同時に、それぞれが抱える過去の確執にも立ち向かうことに。貴山は家族との確執を、そして弁護士資格を剥奪されたきっかけである傷害事件の記憶が全くない上水流は、その真相を追い続ける。コメント●天海祐希原作がすごく面白かったので、ありがたい役だなと思いましたし、お相手が松下さんと伺ったので、それもすごく楽しみで光栄なことだと思いました。(松下さんは)人柄も役者としての力も、ものすごくポテンシャルが高いですし、パッと演じた私の芝居にもパパッと乗ってくれるので、演じていてとても楽しいです。どこか人を信用できないけれど、人を信じたいと思う2人が、結果として人を助けていくことになるという展開がすごく面白いと思います。淡々とした2人の歩調が合っていくというところを楽しみに見て欲しいです。●松下洸平探偵・上水流涼子という役を天海さんがやるのだと思うと、もう天海さんにしか見えなくて、そのバディとしてご一緒させていただけるのは、とても光栄ですし、嬉しかったです。シリアスなシーンも多い中で、ふざけたシーンでは天海さんが真剣にふざけてくださるので、僕は正直、笑いをこらえるのにいつも必死です。(貴山は)かなりクセが強いというか、つかみどころのない性格ですが、どこか人として隠している部分がある、人間味のある貴山をストーリーが進むごとに見せていきたいと思います。●原作者・柚月裕子この作品は自分が書いた小説のなかで、一番、楽しさを意識して書いたものです。ドラマはその上を行くとびっきりのエンターテインメントで、小説の世界がさらに大きくなっています。登場人物たちの背景もより深く作られていて「このあとどうなるの?」とドキドキハラハラしました。早く、動く涼子や貴山が観たくてたまりません。愉快で痛快で豪快。そして、胸がジーンとするような感動もあり、とても贅沢なドラマだと思います。ご覧になった方も、胸がスカッとすることに間違いはありません!私も登場人物たちの活躍を、ひとりのファンとして楽しませていただきます。「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」は4月、毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2023年02月09日アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希、岩本蓮加、遠藤さくらが出演するゲームアプリ『乃木恋』のショートドラマ「3等分のバレンタイン」が、20日(20:00~)から配信される。今回のショートドラマは、森永製菓・チョコレート「ダース」とのコラボ作品。与田、岩本、遠藤演じる「バレンタインに向けて恋愛経験のない3人」が、本命チョコレートの準備を進める姿を描いている。監督は、乃木坂46の数々の映像作品を手掛ける伊藤衆人氏が務めた。また、同ショートドラマの後編はアプリ『乃木恋』内で配信される。コメントは以下の通り。■岩本蓮加「ダース」と「乃木恋」のコラボレーションの企画に参加させていただけてすごく嬉しかったです。コメディ要素強めで賑やかな雰囲気で撮影できました。乃木坂46加入当初からお世話になっている伊藤衆人監督に撮影していただき、監督にしか出せないキャラクターで演じることができて、与田とさくちゃんの可愛いシーンも見どころの1つかなと思います。今回の3人の組み合わせはあまりない組み合わせだと思いますが、バレンタインに奮闘する3人を「乃木恋」で楽しんでいただきたいです!■遠藤さくら(撮影を振り返り)バレンタインにチョコを作るのが久しぶりだったのと、女の子同士の雰囲気もあり楽しく撮影できました。印象に残っているシーンは与田さんが勢いよくしゃべるシーンです。普段の与田さんとは違う、演技に入り込む瞬間を間近で見られて、とても素敵だなと思いました。ずっと「乃木恋」をやり続けているファンの方も、新しくファンになってくれて初めてムービーをみるよっていう方でも、メンバーの新しい一面知ることができると思うので、皆さんに楽しんでもらえたら嬉しいです。■与田祐希(撮影を振り返り)私が演じたキャラクターがかなり特徴的で、普段しない演技ができてバレンタインの思い出になりました! 2人が演技しているところを、1人ソファーの下から見ているシーンが個人的に印象に残っています。家のテレビを見ているみたいな感覚で、かわいい2人の姿を見られて楽しかったです。バレンタインのワクワクとどきどきが詰まった作品で、普段はあまりしないような演技も頑張ったので、皆さんに届くと嬉しいです。
2023年01月18日天海祐希主演ドラマ「緊急取調室」が映画化。劇場版『緊急取調室 THE FINAL』が、全国公開される。公開時期は未定。天海祐希主演の人気ドラマ「緊急取調室」映画化ドラマ「緊急取調室」は、2014年1月から4シーズンにわたってテレビ朝日系列で放送されたドラマ作品。天海祐希演じる叩き上げの刑事・真壁有希子を主人公に、捜査一課の取調べ専門チーム「緊急事案対応取調班=通称・キントリ」のベテラン取調官達が可視化された特別取調室の中で一筋縄合ではいかない被疑者と対峙し、事件の裏に隠された「真実」を暴いていく様子が描かれる。「取調室」を舞台に繰り広げられる、「キントリ」と厄介な被疑者達の取調は、いわば銃も武器も持たない生身の人間同士の死闘。スリリングかつ爽快感あふれるストーリーが人気を集め、第4シーズンまで続くロングシリーズに。2回のドラマスペシャルを含め、シリーズの歴史は2023年で9年目を迎えている。劇場版『緊急取調室 THE FINAL』をもってシリーズ完結へそんな「キントリ」が満を持して映画化。集大成ともいえる、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』をもってついにシリーズ完結を迎える。警察官、弁護士、医師、キャスター、教師、棋士、サラリーマン、霊能力者、主婦、活動家、高校生、ロボット、実業家、プロボクサー、オウムと、これまでに取り調べた被疑者は100名にも上る「キントリ」。劇場版『緊急取調室 THE FINAL』では、なんと“内閣総理大臣”を相手に取調をすることに。たとえ相手がどんな立場でも、“真実のために突き進むキントリ”の信念を、劇場版ならではのスケール感で描き出す。巨大台風が迫る中、取調の相手は“内閣総理大臣”劇場版『緊急取調室 THE FINAL』では、巨大台風が迫り、日本列島が未曾有の危機に瀕する中で、難攻不落のラストミッションに「キントリ」が挑んでいく。巨大台風が国内に甚大な被害をもたらす最中、内閣総理大臣が暴漢に襲撃されるという衝撃的な事件が発生。警視庁緊急事案に認定され、真壁をはじめとするキントリメンバーが緊急招集された。襲撃犯の取調べを進める中、重要参考人として浮かび上がってきたのは、内閣総理大臣…!捜査線上にあがってきた総理の「空白の10分間」に何があったのか?そして、総理襲撃事件の真の目的とは?キャストには「キントリ」おなじみのメンバーが集結劇場版キャストにも、主演の天海祐希をはじめおなじみの「キントリ」メンバーが集結。豪華な実力派俳優たちが織りなす鉄壁の布陣でシリーズ史上最強の被疑者に挑んでいく。主人公・真壁有希子…天海祐希被疑者を「マル裸にする」を信条に取り調べに臨む取調官。梶山勝利…田中哲司「キントリ」チームを率いるキントリ班の管理官。菱本進…でんでん刑事人生の大半をマル暴で過ごし、海千山千の経験で被疑者に相対する。小石川春夫…小日向文世徹底した洞察力で相手を追い込んでいく、チームきっての頭脳派。渡辺鉄次…速水もこみち監物大二郎…鈴木浩介捜査一課の刑事であり“もつなべコンビ”と呼ばれている。玉垣松生…塚地武雅ドラマ第3シーズン以降、キントリに臨時で在籍。磐城和久…大倉孝二刑事部長から副総監へ出世を果たした。真壁奈央…杉咲花有希子の娘。2015年のドラマスペシャル以来の登場となる。ドラマでは高校生だった奈央が、劇場版『緊急取調室 THE FINAL』では、日本列島に未曾有の巨大台風が襲来する中、災害救助の最前線に立つ救急救命士に。生駒亜美…比嘉愛未酒井寅三…野間口徹2022年の新春ドラマスペシャルから新たにチームに加わったメンバー。山上善春…工藤阿須加元キントリの取調官・中田善次郎(大杉漣)の息子。速水・鈴木が演じる“もつなべコンビ”と行動を共にする刑事。鬼塚貞一…丸山智己警視庁特殊犯捜査係班長。かやの…中村静香しんじ…生島勇輝キントリチームが、時に憩いの場として、時に捜査会議の場として足繁く通う居酒屋「しんじ」の店主夫妻。真壁匡…眞島秀和有希子の亡き夫で奈央の父親。元警視庁警備部刑事。郷原政直…草刈正雄元・刑事部長。ドラマ第1シーズンの黒幕で、有希子の元上司であり“キントリ”の設立者でもある。長内洋次郎…市川猿之助戦後初の40代の内閣総理大臣としてカリスマ性やリーダーシップ、的確な判断力を発揮し高支持率を得るリーダー 。日本列島を襲い各地に甚大な被害をもたらす災害が発生する中、 未曽有の非常事態の対策を図る「緊急災害対策本部」が官邸に設置されるが、長内は10分遅れて到着する 。 関係閣僚から非難の声も上がり、マスコミでも取り沙汰される中、長内は指示系統を官邸に集中させる「広域支援即応措置法」を発令し、被害を最小限に抑えることに成功する。森下弘道…佐々木蔵之介総理を突如襲撃する暴漢。事件の鍵を握るも、取調では犯行動機を語らないどころか、取調室に総理大臣を連れて来い!と無謀な要求を繰り返し、“キントリ”チームを翻弄する謎多き被疑者。永松…平泉成警視総監。角田…勝村政信警視庁警備部長。光圓寺衛…徳重聡内閣総理大臣主席秘書官。熊井善太郎…山崎一内閣官房長官。岩倉伸也…小野武彦副総理 兼 外務大臣。ドラマに続き井上由美子が脚本また、キャストとともにスタッフもドラマから続投。「GOOD LUCK!!」「白い巨塔」「14才の母」「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」「BG〜身辺警護人〜」など、様々な話題作を手がけてきた“稀代のストーリーテラー”井上由美子が担当。監督は、常廣丈太が務める。主題歌は緑黄色社会「さもなくば誰がやる」劇場版 『緊急取調室 THE FINAL』の主題歌は、バンド・緑黄色社会(りょくおうしょくしゃかい)の楽曲「さもなくば誰がやる」。テレビドラマ「緊急取調室」(4th SEASON)の主題歌「LITMUS」も手掛けてきた緑黄色社会と“キントリ”の2度目のタッグとなる。作詞・作曲は、長屋晴子が担当。歌詞には、“キントリ”チームがこれまで積み重ねてきた情熱や想いを代弁するかのようなメッセージが込められている。【作品詳細】劇場版『緊急取調室 THE FINAL』公開時期:未定※当初2023年6月16日(金)公開予定だったが公開延期となった。脚本:井上由美子監督:常廣丈太音楽:林ゆうき出演:天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、比嘉愛未、野間口徹、工藤阿須加、中村静香、生島勇輝、丸山智己、佐々木蔵之介、市川猿之助、勝村政信、徳重聡、山崎一、平泉成、小野武彦、杉咲花、眞島秀和、草刈正雄、でんでん、小日向文世配給:東宝
2022年12月15日シリーズ完結編『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』が来年6月16日(金)に公開されることが決定した。天海祐希主演で2014年1月より4シーズン(スペシャル2回)に渡り放送されたドラマ「緊急取調室」。可視化された特別取調室を舞台に、厄介な被疑者と対峙する、刑事・真壁有希子(天海さん)とクセ者揃いのベテラン取調官ら取調べ専門チーム「緊急事案対応取調班」=通称・キントリの活躍を描く。長きに渡り多くのファンに愛されてきた本作が、シリーズ集大成として劇場公開。ついにシリーズ完結となる。本作には、真壁有希子役の天海さんのほか、キントリ班を率いる梶山勝利役の田中哲司、菱本進役のでんでん、小石川春夫役の小日向文世。捜査一課の“もつなべコンビ”こと、渡辺鉄次役の速水もこみち、監物大二郎役の鈴木浩介。第3シーズン以降、キントリに臨時で在籍していた玉垣松生役の塚地武雅。刑事部長から副総監へ出世を果たした磐城和久役の大倉孝二と、お馴染みのキントリチームらレギュラーメンバーも続投。劇場版で最後に立ち向かう被疑者は、内閣総理大臣。例え相手がどんな立場でも、“真実のために突き進むキントリ”の信念を、劇場版ならではのスケール感で描く。なお、脚本は井上由美子、監督は常廣丈太と、キャストと共にスタッフもドラマから引き続き映画も手掛ける。<キャストコメント>・天海祐希キントリが劇場版になる?!とても驚きました。こんな光栄な事がありましょうか!ご褒美ですか?!これも応援してくださった皆様のお陰です。ラストを映画で飾れるなんて!本当にありがとうございます。愛すべきキントリメンバー、ご出演くださった素晴らしいゲストの皆様、沢山の力を貸してくださったスタッフの皆様、素敵な皆様と共に8年と言う時を重ねられた事、感謝しかないです。キントリ、この映画が本当に最後です。長く一緒にいられた真壁有希子さんと離れるのもキントリメンバーと離れるのもとても寂しいですが、全てを宝物にして経験できた様々な事を自分の誇りにしたいと思います。キントリのラストにこれまた強力なゲストの方々がご出演くださいました。キントリ一丸となって戦います。皆様、どうぞキントリの最後をご覧くださいます様お願い致します。・田中哲司『緊急取調室』が、この映画で最後になります。正直淋しいです。天海さんを始め、もう家族の様な共演者の方々。根気よく真摯に撮影に取組んでくれたスタッフの方々。僕は台詞を覚えて喋っているだけで、その仲間達が、僕の演じる管理官の梶山勝利役を造ってくれたと思ってます。そしてこの映画。ドラマの最後に相応しい作品になっていると思います。どうぞご期待下さい!・速水もこみち毎回このドラマの撮影を終えたあと、次のシーズンもまたキントリが続いたらいいなとは思っていたのですが、改めて振り返ると8年も続いた作品に参加できたことは自分にとって大きな財産の1つのように感じます。さみしい気持ちもありますが、ファーストシーズンからの歴史が積み重なった劇場版は自分自身も楽しみですし、これから観にきてくださる皆さんと一緒にキントリを楽しみたいなと思います。キントリ!そしてモツナベ!ぜひ、ご期待ください。・鈴木浩介感無量です。ドラマが8年続いたこともありがたい事ですし、劇場版としてお客様に観て頂けることを幸せに思います。演じた監物大二郎は、名前のとおり堅物で、曲がった事が大嫌いなまっすぐな男です。演じていると、心地よくて、ここまで心根の優しい人物を演じる事はなかなかないので長年演じる事が出来て幸せでした。楽しい想い出しかないので、最強で最高の相棒である速水さんと「モツナベ」で共演出来なくなる事が唯一さみしいです。撮影は思い残すことがないよう精一杯取り組みました。どこかまだ続く様な気がしてならないのですが、皆様の沢山の応援のおかげでここまで来る事が出来ました。8年間、本当にありがとうございました。劇場で「キントリ」の最後を是非見届けてください。・大倉孝二キントリの撮影は、いつも緊張との闘いだったように思います。私が演じてさせていただいた磐城という役は、並み居る先輩方を前に上司として、高圧的な態度で弁舌をふるい捲し立て、時には叱り飛ばす。緊張しないではいられません、これは。リラックスして撮影出来たことは無かったように思います、それは最後の映画の撮影まで。別に泣き言ばかり言いたい訳ではなく、そういう場に、いつでも緊張感を持たせてもらえる場に、長きに渡って立たせてもらえたことは、とても幸運だったと思います。緊急事案対応取調班、最後の活躍を楽しんでいただけたら幸いです。・塚地武雅僕はシーズン3からの参加になりますが取調室で虚偽や黙秘を続ける容疑者を言葉だけの心理戦で自白させる展開。見応えのあるドラマだなと出演していながら毎回他人事のようにワクワクしていました。笑諸先輩方の重厚感溢れる演技と撮影を離れたところでの和気藹々とした雰囲気。どちらも凄く勉強になる時間でした。まぁ皆さん、それはそれは楽しい方々なのです。ただ本番は一転してシリアスに。このメリハリ!キントリの先輩方のようになるのが僕の目標です。物語としては何度も危機を乗り越えてきたキントリ。これがファイナル!敵は巨大!勝てるのか?そして玉ちゃんはお役に立てるのか?視聴者の皆さん、出番です!うぇ~い。・でんでん赤い毛氈(もうせん)の上を、緊張感いっぱいで歩きました、ようやくひな壇にたどり着いた時は、毛のない頭に冷や汗がにじんでいました、マスコミの何でもない質問にしどろもどろでした、何と答えたのかほとんど覚えてません、8年前の第1回キントリ制作発表の場でした。これが楽しい時間の幕開けでした。役者は役作りを大事にします。命です。なんとかしようと手探りで探していくのですが、最終的には共演者の皆さんの力が菱本に深く厚みを加えてくれたんです。お陰様でいい感じの菱本進像が出来上がったと思います。キントリのチームワークは最強ですね。8年間の結晶をどうぞ皆さん楽しみにしてください。・小日向文世大将の天海さんのもと、おじさん達が撮影現場でワイワイ楽しく世間話しながら、時々大将に睨まれて・・・8年間このドラマがシリーズとして続いた事、幸せでした。その集大成としての映画化。長い間皆で過ごしたあの取調室ともお別れです。これが見納めです・・・。是非ご覧になってください!緊取のファンの皆様、長い間応援本当にありがとうございました。『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』は2023年6月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 緊急取調室 THE FINAL 2023年6月16日より全国にて公開©2023 劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会
2022年12月12日アイドルグループ・乃木坂46の与田祐希が8日、千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2022 AUTUMN/WINTER」に出演した。与田は、ファッションブランド「dazzlin」のステージで、ブラウスに千鳥格子のミニスカート、ブーツをあわせたコーディネートを披露。美脚をのぞかせながらランウェイを歩き、先端では手に持っていた花束を顔に近づけてポーズ。そして、キュートな笑顔を見せて観客を魅了した。「GirlsAward」は、2010年から開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。今回のテーマは、DISCOのように心を躍らせて楽しい時間を“シェアハピ”しようという思いが込められた「Come on Happy Time! Share Happiness!」。人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを展開した。
2022年10月08日劇団☆新感線の大ヒット作『薔薇とサムライ』が12年ぶりに復活する。天海祐希扮する海賊アンヌと古田新太演じる石川五右衛門が大暴れする物語で、今回は前作から10数年後の設定。生バンドの爆音ロックに乗せ、歌・ダンス・アクションたっぷりに繰り広げられる。先だって記者会見が行われ、稽古中に来阪した古田に直撃インタビュー。役柄や作品の見どころ、天海の魅力、そして“今の若手俳優に望むこと”を聞いた。もう飽きたよ、五右衛門。4回目はイイ奴になっちゃった――『薔薇とサムライ』は2008年に初登場した『五右衛門ロック』シリーズのスピンオフ作品。石川五右衛門は古田さんの人気キャラのひとつですが、今回はいかがですか?もう飽きてるんですよね。4回もやってるんだもん、石川五右衛門の役。決まってるキャラクターでスーパーマンだから、絶対死なないし、負けないし。どう頑張っても勝つから、さてさて何を楽しもうかなぁという感じなんですけど。ま、12年ぶりにゆりちゃん(天海祐希)とコンビの役をやるので、そこは楽しいのと、(神尾)楓珠やニコちゃん(石田ニコル)、西垣(匠)とか新しい子がいるんで、その子たちとどうやってふざけようかなと思って、今、楽しんで稽古やってます。――天海さんは4年に1度新感線に出演されていて、前作では宝塚時代を思わせる姿までみせていただき、衣装替えも楽しみです。皆さんに“姐さん”と呼ばれ、演出のいのうえひでのりさんも「強くて頼りになる」と。相手役としてやりやすい方ですか?すっごくやりやすい。信頼してるし、説得力がありますよ。あんなにセンターにスクッと立つのが似合う女性もいないから。あ、もう動かないでください、みたいな感じで(笑)。もともと宝塚の男役でトップ張ってた人だからね。女優さんでセンターに立って微動だにせず、あそこまで場を持たせられる人は稀有。すごいなと思います。一緒にやってて楽だし、あまり破滅的な動きやお芝居をしないから、特に新感線みたいに余計なことばっかりする人たちのところでは、やっぱ素晴らしく光りますね。今回も衣装、すンごい着替えますよ。遠慮をするな、おとなしくなるな、ひどいことをしろ!――前作は、女海賊アンヌが五右衛門の助けを得てコルドニア王国の混乱を収め、女王になったところまで。今回はその10数年後ですが、その間、五右衛門はどうしていたんですか? 外国の女性と遊んでいた、とか?日本には帰らず、もうヨーロッパに腰を下ろしてます。基本的には船上生活。陸(おか)に上がって住居を構えたりはしていないですね。五右衛門は、おねぇちゃんはべらかしてっていうようなキャラクターのはずなんだけど、そういうのは書かれてなくて。(脚本家の)中島(かずき)さんが書く古田のイメージは、20歳ぐらいからほとんど変わってないんです。女好きでちょっとアウトローで、おバカなんだけど無敵という。それが五右衛門はアウトローの部分も少なくなってきて、女好きの設定も、特に『薔薇サム』は相手がゆりちゃんで、五右衛門とアンヌは盟友になってるから。今回の五右衛門は、生瀬(勝久)さんと高田(聖子)の野望を砕く側に回ってて、そんなイイヤツじゃなかったでしょ、みたいな(笑)。――野望を遂げようとするコルドニアの宰相に新感線2回目の生瀬さん。高田さんは、周辺諸国の制圧を狙う他国の女王役。今回は彼らにアンヌと五右衛門が立ち向かうお話?女王様になったアンヌは今回、新たに若い人たちに大きな役目を譲ろうとしていて、で、アンヌは新しい世界に行く。わかりやすい勧善懲悪で、世代交代を軸にしたお話。でも、どっちかっていうと、神尾やニコル、(早乙女)友貴たちが頑張って列強のヨーロッパ諸国の侵攻を食い止めようとする。その若造たちの背中を押して、五右衛門とアンヌが手助けするみたいな形になる。そこに仕掛けもあるんだけど。――石田ニコルさん、神尾楓珠さん、西垣匠さんは新感線初参加。今の若い俳優さんに望むことは?最近はかっちょいいとか行儀いい子が多い。おいらは、演劇というのは何をやってもいい世界だと思っているから、なるべくなら一緒にやる後輩たちに、遠慮をするな、おとなしくなるな、ひどいことをしろって教えていきたいとは常々思ってます。でも、その中で若い衆とやると「あ、そんなやり方あるんだ」って気づかされることもあるんで、それはそれで楽しみにしているんですけどね。新感線の稽古で何度も何度もやってると『ここまでやってもいいんだ』みたいなのがあるから、安心してとっ散らかれる。今、若い衆たちはみんないろいろ悩んでいて、多分、ニコルとかめちゃくちゃ恥ずかしいと思う。ブリブリの女の子させられてるから。「え? 私そんなことするんですか」みたいな。でも、それはそれでやるとおもしろいし、やっといた方が幅が広がる。観た人から「あ、そっちもやるんだ」って思われた方が、俳優として絶対に得だと思う。いろんな楽しみ方ができるから俳優という仕事があるわけで、それのとっかかりには新感線ってすごくいいと思うんですよ。心情を吐露するみたいな芝居はどこにでもころがってるから、そんなのはもう、よそでやってくんなって。だから現場で「え~、そんなことまでやっていいんですか」っていうのを若いうちに経験しといた方が絶対いい、今後何が来ても怖くないよ。取材・文:高橋晴代撮影:福家信哉2022年劇団☆新感線42周年興行・秋公演SHINKANSEN RX『薔薇とサムライ2~海賊女王の帰還~』チケット情報はこちら:
2022年08月26日