ドラマ『大貧乏』みたい? 同窓会でショックを受けたエピソード3つ
ステータスが全てでその人本来の内面はどうでも良いのでしょうか?そんなことを考えさせられるエピソードでした。
●(2)やたらと親しげに連絡先を聞いてきた友人。後日かかってきた電話に驚愕!
『10年以上ぶりの同窓会に出席。中学のときはそこまで親しかった記憶がない女子の友達がフレンドリーによく話しかけてきてくれてうれしかった。
連絡先も交換して、後日電話がかかってきたら、「化粧品を買ってほしい」と……。あのフレンドリーな態度もビジネスだった?そう思ったら本当にショックだった』(30代/1児の母)
仕事とはいえ、同級生を相手にガツガツセールストークを仕掛けていく人……。嫌われてしまうかもしれませんね。これはどうしたものでしょうか。
『大貧乏』では、勤め先が倒産して失業したゆず子が同窓会で同級生に再就職の紹介を頼むシーンがありました。
そこでも、あまりの必死な様子のゆず子の態度に同級生は完全に引いてしまっていました。
再会の場に自分の仕事を持ち込むのはやはりルール違反 なのかな、と思うエピソードでした。
●(3)憧れのサッカー部の部長が、バツ2になってやけ酒を飲んでいた
『同窓会に行くことにしたのは、当時大好きだったサッカー部の部長をしていたかっこいい男子が来ると聞いたから。どんなステキな30代になっているだろうかと、勝手にイメージをふくらませてしまった。実際に会った彼は人生に疲れた30代になっていた。
2度の結婚と離婚で苦労したのか、周りの同級生より老けて見えた。しかも、「結婚なんてするものじゃないぞ。
人生の墓場だ」とか言いながらやけ酒を飲む姿に、ショックを隠しきれなかった』(30代/既婚女性)
学生時代のキラキラしたイメージが強ければ強い人ほど、現実の姿とのギャップが激しく見えてしまう ものですよね。
当時憧れていたみんなの期待を裏切り、ある種のショックを生むのでしょう。しかし、良いイメージばかりを勝手に想像して、勝手にがっかりしているなんて、考えてみればおかしいもの。
人生には予期せぬことが起こるものだから、「頑張れ!」と同級生が今こそ励まし、理解してあげられたらいいのでしょうね。
『大貧乏』の柿原は、失業して貯金もなく、2人の子を女手1つで育てるゆず子に対して、がっかりするのではなく、相手への理解と当時と変わらない憧れを持ち続けていられるところがあります。