ジャガイモには要注意? 常温で保存すべき食材と長持ちさせるコツ
こんにちは、ママライターのパピルスです。
寒い毎日が続いていますね、自分だけでなく家族の体調管理にひやひやしているママも多いのではないでしょうか?
寒い日にはわが家の食卓に熱々の湯豆腐がよく登場します。薬味をたっぷり使って、 体がじんわりと温まりお腹にも優しいうれしいメニューです。
ところで先日、この“豆腐”が常温でも販売できることになるのではないか というニュースがありました。
今までは通常、冷蔵状態で販売されていた豆腐ですが、早ければ2017年には常温販売が可能になるかもしれないとのことです。
とはいえ、すべての豆腐が常温販売可能になるわけではなく、“無菌充填豆腐”という種類のみ常温販売が可能になる見通しです。
常温での販売・保存が可能になれば、災害時の食料としての活用も期待できます。
現在はスーパーの豆腐販売コーナー(冷蔵)で、普通の豆腐と一緒に“無菌充填豆腐”も置かれているのを目にしますが、これは常温でも販売できる商品でありながらも、冷蔵で販売しているということです。
しかし、“無菌充填豆腐”以外の豆腐は今まで通り、冷蔵販売・冷蔵保存が必要です。
同じ“豆腐”でも保存方法に違いが出てくるので、消費者は正しい知識を持つことが大切ですね。
●常温保存の方が良い物もある!
鮮度を保つため、また腐敗を防ぐために、「とにかく食材は冷蔵が安心」という方も多いのではないでしょうか?
筆者の周りで聞いてみると……
『野菜や果物は買ってきたら即野菜室(冷蔵)へ直行!』(40代女性)
『ジャガイモや玉ねぎなど箱買いすると、傷むのが不安でつい野菜室へ入れてしまう』(40代女性)
『常温に置いてよい食材がわからないから、とりあえず冷蔵が安心』(30代女性)
と、冷蔵庫に頼りがちな声がありました。
しかし、食材によってはむしろ“常温保存の方が適している”という物もありますね。
たとえば“ジャガイモ”。
農林水産省は、フライドポテトなどを家で作るときは冷凍保存をしていないジャガイモを使うように呼びかけています。
理由は、
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ジャガイモを冷蔵保存すると、でん粉の一部が糖に変わります。このジャガイモを高温で加熱すると、糖分をより多く含むので焦げやすく、見た目も味もよくありません。
また、ジャガイモに含まれる糖とアミノ酸が反応して、発がん性を持つと考えられているアクリルアミドという化学物質ができます。