STOP無駄遣い! 主婦が賢く“まとめ買い”をするポイント
こんにちは。整理収納アドバイザーの澤田真美子です。
“セール”や“まとめ買い”という宣伝文句につられて、買う予定のなかったものまでつい買ってしまうということはありませんか?
お店が定期的に行っているセールやまとめ買いという方法は、上手に活用すればお得な場合もありますが、ただ単に「まとめて買った方がお得だから」「どうせ使うから」という理由だけで購入してしまうのは、もしかしたらお得ではないという可能性もあります。
●約90%の人がセールに行ったことがある
2012年11月に『株式会社デファクトスタンダード』が、百貨店のセールに関するアンケート調査を行いました。
その結果、「百貨店のセールに行ったことがありますか?」という質問に約90%の人が「はい」と回答しています。多くの人が、セールに行ったことがあるということが分かります。
●食品は賞味期限を考慮して
食品には賞味期限があります。いくら安いからとまとめ買いしても、期限内に食べきれなかったり、腐らせてしまったりしてはお得な買い物とは言えません。
ご家族の人数やライフスタイルにもよりますが、まとめ買いをするのであれば、3~4日分くらいを目安に 購入するようにすると無駄なく食べ切ることができます。
また、食費のコストを落としたい場合は、1か月の食費を割り出し、その費用30で割ると1日あたりにかけられる費用が計算できます。
その金額を目安に、“量”ではなく“金額”を目安に購入するようにするとコストを抑えることができます。お米や調味料なども考慮して計画を立てるようにしましょう。
また、定期的に冷蔵庫の中身を見直し、一目で在庫チェックができるよう冷蔵庫の中も整理するようにしましょう。
●日用消耗品は在庫管理で購入計画を
食品とは違い、日用消耗品は食べるわけではないので使用期限についてあまり考慮しない場合が多いと思います。
しかし、「いつか使うから」「腐るわけではないから」といって、セールのたびに買っていては持ちすぎの可能性があります。
収納スペースが十分にあり、在庫の管理もきちんとできているという場合は問題ありません。
しかし、収納スペースからはみ出していて床に置かれている状態だったり、何がどこにどれだけあるか把握できていない状態であれば、ちょっと持ちすぎです。日用消耗品は、本体へ開封時に開封した日の日付を記入しておきます。