窒息だけじゃない!? 寝相の悪い赤ちゃんに起こりうるリスク4つ
すぐに気づいて助け出せたため、ちょっとした擦り傷と青アザ程度ですみましたが、目を離しても大丈夫だと思っていたベビーベッドでの事故だけに、ショックは大きかったそうです。
確かに柵の幅は頭や体がすり抜けることができないものの、手足の細い部分なら十分出し入れできます。
また、柵につかまり立ちをして、足を滑らせれば大いに起こりうる事故でもありそうです。
ベビーベッドの柵の下部分に柔らかいマット状のカバーをつける ことで、この心配はかなり緩和されます。
●窒息
活発に寝がえりを繰り返す赤ちゃんを寝相が悪いと表現することもあります。そして、その寝相の悪さは窒息につながる危険性もあるのです。
寝がえりを覚えたての赤ちゃんは、常に寝がえりに成功できるわけではありません。
コロンとうまく転がった先にクッションがあって、口や鼻を覆われてしまったとき、再びコロンと自力ですぐに寝がえりをうてるとは限らないのです。
前述のAさんと一緒にプレーグループを運営しているFさん(40代)は、『普通のフラットな寝床であれば、どんな向きで寝ても鼻と口の両方が同時にふさがれてしまうことはまずないわね。でも、そこにフワフワのクッションやモコモコのぬいぐるみがあると話は別』と言います。
寝がえりをするようになった赤ちゃんの寝床には、顔が埋もれるような大きさや柔らかさのクッションやぬいぐるみは置かない 方が安心ですね。
●まとめとして
他にも、ベビーベッドで寝かせていれば、柵で頭を打ち、床に布団で寝かせていれば壁でゴンと打つと、赤ちゃんの寝相の悪さを嘆くママの声もありました。
でも、同席していた経験豊富な40代のママたちの「寝相の悪さで心配するのも2歳くらいまで。それ以降は、自分で注意するようになるものよ」との声に「そうなのね~」とみんな肩の力が抜けました。
長いようで短い2年ほどの間、寝ていても元気いっぱいの赤ちゃんを安全に見守っていきたいですね。
●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)
●モデル/坂井由有紀(央将くん)
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