2019年12月6日 13:32
「学校の成績が低いと、練習参加禁止」を実践。選手権やプロを目指すために必要な心構え
『親御さんが言っても直らないようであれば、僕らの名前をうまく使ってください』と。『鈴木コーチに言うからね』と、僕が悪者になっても構いませんので(笑)」
■成長には個人差がある。「今」できなくても他の子と比べないで!
成長には個人差がある、わが子が「今」ほかの子よりできない部分があっても比較しないこと(C)鈴木智之
様々な角度から、選手を成長させるアプローチをする鈴木監督。「選手の成長は、個々にタイミングが異なる」と言います。
「成長には遅い、早いがあるので、慌てずにその子の成長スピードを見ながら、かける言葉を変えています。他の子ができることができなかったとしても、今は仕方がないと割り切ることも大切です。時間をかけて育っている途中なので、保護者も他の子と比べるのではなく、懇親会などで話をして、『慌てないでください。僕らが慌てていないので、お父さんお母さんが慌ててはだめです』と言いますし、選手本人ともしっかり話をします」
子どもの成長について、様々な観点から考えを聞かせてくれた鈴木監督。
最後に、保護者がどのようなサポートをすればいいかを聞きました。
「親ができることは、子どもを後ろから支えてあげること。子どもを信じて、後方支援をしてもらいたいというのが一番ですね。あとは、小学校高学年、中学生年代は成長期なので、食事の面は最大限サポートしてあげてほしいなと思います。親御さんだけでサポートをするのが難しいことに関しては、僕ら指導者や学校の先生と三位一体となって、子どもを成長させていくことが大事だと思っています」
今回お話を伺った鈴木浩二さんが監督を務める
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